
マンガです。
「BE LOVE」掲載の「ひまわり!! それからのだいすき!!」の2巻、2月13日発売でした。
「だいすき!!」全17巻で、知的障害をもった ゆず が ひまわり を生んで、周囲のヒトたちに助けられながら子育てをしていくオハナシが描かれていましたが、「ひまわり!!」では ゆず から独立した ひまわり の生活が描かれてます。
知的障害者の生活から、知的障害者の家族(母親)を持つモノの生活へと、視線が変わったんですね。
ひまわり にも彼氏ができて、結婚を意識するようになったけれど、母親の障害のコトをなかなか話せずにいたり、やっと話すコトができて、彼氏が理解してくれても、彼氏の親が反対したり~っと、知的障害に対する差別や偏見とかが描かれています。
マンガとして読んでると、主役の ひまわり に感情移入しているから、彼氏の親を悪者のように見てしまいますけど、実際に同じ立場になった場合、どうするか~って思うと、なかなかムツカシイ問題だな~って思います。
いざ、じぶんのコドモが結婚したいとつれて来たヒトの親が知的障害者だとわかったときに、手放しで賛成できるのか~?ってコトで。
差別とか偏見とかはイカンっとアタマでわかっていても、わが身に係わってきたとき、どうするコトができるのか。
あくまで他人の立場なら、手を貸したり(一見)差別や偏見のない対応はできるでしょうけど、身内の問題になってくると~ってコトで、正直、じぶんも自信ないです。
こんな問題、このマンガ読むまでは考えたコトもなかったです。
そゆ意味で、いろいろ考える機会になっただけでも価値のあるマンガだと思います。
「だいすき!!」のときからそうでしたけど、このマンガの社会的な意味ってすっごく大きいと思います。
好き嫌いに関係なく、多くのヒトに読んで欲しいマンガだと思います。
Posted at 2013/02/17 19:51:16 | |
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