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マンガです。

昭和初期あたりの東北（青森？）を舞台にした、閉鎖的な村での土地神信仰や禁忌を犯した罰などを描いたマンガの3巻で最終巻です。
3月7日発売でした。

赤ん坊のときに寺に捨てられ、寺のコとして育てられた 雪之丞。
オトナになり、東北のりんご農家の娘 朝日 と見合い結婚をする。
ある日、高熱を出した 朝日 のために雪之丞は、村はずれのりんごの木に成っていたりんごを持ち帰り 朝日 に食べさせる。
そのりんごは、おぼすな様とゆう土地神さまの木で、なんぴともあのりんごをとってはならぬ、と伝えられていて～って感じのハナシです。

りんごの実を食べた 朝日 は、おぼすな様の嫁に選ばれ、りんごを食べた翌日からカラダに変化がおき始め、妻を助けたい 雪之丞 は、さらに村の慣わしを破るような行動を起こしたりするモノの、禁忌を破った罪からは逃れられず～っで盛り上がっての最終巻なんですけど、スゴかったです。
コレ、映画にできるんじゃないかな？ってくらい、スゴイハナシでした。

神のチカラには逆らえないとゆうコトですか。
ソレでも運命に抗おうとする 雪之丞 の鬼気迫る感じが、マンガとは言え、完全に引き込まれちゃいました。
絶望的な中に、ソレでもいくらかの救いの要素を残してあったり、番外編で、思わず泣かされたりと、ミドコロいっぱいです。

全3巻とお手ごろだし、コレはホントにスゴイマンガだと思うので、広くオススメしたいです。
第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作とゆうコトですが、そんな賞を受賞するだけのコトはあるマンガだと思います。