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マンガです。

フランス革命で、国王ルイ16世の処刑をしたパリの死刑執行人 サンソン家四代目当主 シャルル-アンリ・サンソン の物語りの4巻です。
3月19日発売でした。

国王暗殺未遂の罪で「八つ裂きの刑」が宣告された農夫ダミアン。
147年ぶりの大処刑に傷心しながらも全霊の慈悲を込めて執行を誓う シャルル。
だが、死刑執行人の頂点の座を奪う企みを持つ叔父によってすり替えられた駄馬のために、刑は行き詰まる。
民衆の不満が頂点に達し、サンソン家の存続の危機に思わぬ存在が～みたいなハナシです。

ほぼ裏表紙に書いてあるあらすじなんですが。

で、八つ裂きです。
凄まじいです。
コレが、イッパツでスパッと決まればまだマシなんですけど、駄馬なモンだから、切れずに何度も何度も引っ張ったり戻ったりするんです。
残虐なんてモンじゃないですね。
ほぼ意識を失ってるんですけど、時々意識が戻って咆哮するダミアンとか、いまだに直視して読めないくらいです。

まあ、こゆ経緯を経てギロチンができたらしいですけど。

そんな感じで、相変わらずの緻密な描写で、逃げもなく描かれているので大変です。
いまさらですけど凄いマンガです。
面白いとかつまらないとか、そゆレベルじゃなくて凄いマンガです。

残酷さもトンでもないので、ダレにでもオススメとは言えないですけど、歴史の（脚色がドレくらいあるかは不明ですが）真実の一部ではあると思うので、興味のある方は読んでみていただきたいと思う、そんなマンガです。