
昨日「ルパン三世」を観たあとに続けて観たのがコレです。
周防正行監督のファンタジー舞妓映画です。
京都の歴史ある小さな花街・下八軒。
舞妓がたった一人しかいないとゆう問題を抱えているこの地に、「舞妓になりたい」とゆう少女がやってきた。
しかし、彼女は、津軽弁と鹿児島弁のバイリンガルとゆう、おかしな方言を話す、コトバの壁からして前途多難なコで~っみたいなハナシです。
コレは面白かったですね。
奥の深い京都の花街をリアルに描くのは不可能とのコトで、ミュージカル要素を入れたファンタジー調にしているのが、なかなか新鮮で良かったです。
ファンタジーってコトで、各所でかなり割り切った描きかたがされていて、ふつうの映画ならこんなの手抜きだろ~っとか、安っぽ過ぎ~っとか思われそうなのに、コレはアリだな~って思わせてくれるのがウマイです。
ちょっと「パコと魔法の絵本」を思い出したりしました。
主演の上白石萌音ちゃんが、とにかく良かったです。
とんでもないコトバを話す垢抜けない田舎っコが、だんだん舞妓さんになっていく様子が、素晴らしかったです。
このコの魅力を見るために観てもイイ映画だと思いました。
ナニゲに、冨司純子さんも、すごく良かったです。
半人前の若者をやさしく見守る~っ的な役が、とてもイイです。
あまり若いヒトは進んで観ないジャンルの映画だと思いますけど、若いヒトでも楽しめると思います。
まあ、じぶんが観たときは、かなりお客の年齢層は高かったですが...
でも、鑑賞中の盛り上がりのストレートさは、「アナ雪」のときよりも確実に高かったです。
花街をサラッと分かりやすく描いてくれて、笑えてチョット感動できて、なかなか楽しめる、イイ娯楽映画だと思いました。
Posted at 2014/09/19 16:55:49 | |
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