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マンガです。

実際にお寺の娘とゆう作者さんによる、お寺マンガの6巻で最終巻です。
6月12日発売でした。

失踪した父に代わって祖父が住職をするお寺で副住職となった 美鶴 が、父の失踪の原因になった愛人 理沙子 や 父と 理沙子 の息子である、腹違いの弟 律 、父の帰宅などによっててんやわんやしながらも仏道を生きていくオハナシ、今巻は、寺の安泰のために 美鶴 の婿探しのハナシになったり 理沙子 と 律 の親子の関係に大きな出来事があったり 美鶴 自身の今後の人生に対して大きな出来事があったりします。

まあ、大団円なんですけどね。
この手のハナシで気まずいエンディングはあり得ないですから。
数あるお仕事系マンガのヒトツとして、リアルさを描くコミックエッセイではなくて、あくまでストーリーマンガとしてのこの作品、ハナシとしても面白いし、お寺あるある的なコトはあまり描かれていないですが、仏教の教えによる導きみたいなのはうまく描かれていて、納得しちゃうな～って感じで最後まできました。
絵柄もサッパリした感じで見やすくてハナシも緩急織り交ぜて飽きない感じに出来ていて、なかなか楽しめました。

仏教とかお寺とか、チョットでも興味があるならば間違いなく楽しめると思うし、そうでなくてもふつうにお寺を舞台にしたヒトの物語りとしてじゅうぶんに楽しめるマンガだと思います。

全6巻なので、そんなに構えなくても手を出せると思うし、興味を持たれたならば安心してオススメできるマンガだと思います。