
今日はシゴト休みだったので、ヒトリで映画観に行きました。
テレビアニメ、劇場版、実写ドラマにまでなった、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のスタッフがふたたび結集して、「あの花」と同じく秩父を舞台にした完全オリジナルストーリーと話題の映画です。
幼い頃、何気なく発したコトバによって、家族がバラバラになってしまった少女 成瀬順。
突然現れた”玉子の妖精”にお喋りを封印され、喋るとお腹が痛くなる呪いをかけられてしまい、以来ココロを閉ざしてしまう。
ナニゴトも、無難に過ごし、ホンネをクチにしない少年 坂上拓実。
甲子園を期待されながら、ひじの故障で挫折、部活に日々顔を出すモノの後輩に陰で煙たがれている元エース 田崎大樹。
チアリーダー部の優等生ながら、ヒト知れず恋に悩む 仁藤菜月。
そんな4人が、担任の音楽教師に高校の行事「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され~って感じのハナシです。
コレは面白かったですね~
まあ、「あの花」効果も当然あるんですけど、期待以上でした。
ハナシ的にはココロにキズを抱えた少年少女たちの再生を描いた群像劇なんですけど、出来過ぎな設定ではあるんですが、ココまででなくても、似たようなコトはあるよな~って、十分に納得できるハナシでした。
こゆ苦しみって、多かれ少なかれみんな持ってるよな~って。
リアル青春の悩みに、実際にある街並みを使ったリアルな舞台に、この絵柄、流れる曲もみんなイイ~っと、満足度の高い作品でした。
ハナシそのものも、簡単にハッピーエンドで終わらない感じが良かったです。
いろんな想いがあるんだからみんなが等しくハッピーなんて、出来っこないのが現実で、ソレでいて、コレからを思わせてくれるイイ感じなエンディングでした。
テレビシリーズと違って、2時間程度で完結とゆう枠の中で、まったくのオリジナルで、コレはかなりのモノだと思いました。
じぶん的には、すっごく良かったと思います。
「あの花」ファンはもちろん、「あの花」を知らないヒトでも老若男女問わず、オススメできる映画だと思いました。
Posted at 2015/09/24 17:49:36 | |
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