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マンガです。

19世紀後半の中央アジアを舞台に、いろんなお嫁さんを描いてきたオハナシの8巻です。
12月14日発売でした。

前巻に引き続き、アニス と姉妹妻になり、夫の死後、アニス の夫の第二婦人になった シーリーン のオハナシの続きと、あとは アミル の友人の パリヤ とお婿さん候補 ウマル とのオハナシです。

アニス と シーリーン の百合的なオハナシはまあ、キレイにまとまった感があります。
で、注目の パリヤ ですが、イイんですね～
作中のコトバで言えば「率直過ぎる性格が災いし～」なかなか縁談がまとまらないとのコトで、まあ、現在ならともかく、この作品の時代と舞台では、あまりお嫁さんに向かないオンナのコなんですね。
まあ、マンガを読んでる人間には、俯瞰的に見るコトができる分、チョット気が強いし不器用だけどカワイイトコもあるし、イイ子でしょ～って思えるんですけど、作品の中ではそうはいかないんですね。
で、そのコトを自覚もしている パリヤ 自身も焦りつつ、意中の ウマル のコトもあってガンバってるのがいじらしくてとてもよろしいんですね。

今巻では解決せずに、次巻以降に続くんですが、コレはとても楽しみだし パリヤ には絶対に幸せな乙嫁になって欲しいな～っと思います。

ステキに素晴らしい絵柄で、ハナシも面白くてイロイロ興味深いモノもあって、オススメ度はかなり高いマンガだと思います。
前作「エマ」もですが、オススメしたい作者さんだと個人的には思います。