
マンガです。
知的障害を持つヒトの子育てを描いた「だいすき!! ゆずの子育て日記」の続編で ゆず のコドモだった ひまわり を描いたオハナシの11巻で最終巻です。
ひまわり の掲示板を見て ひまわり に近づいてきた知的障害を持つ親のために不幸に育った 菊花 とついにホンネのぶつかり合いです。
さらに幼馴染で ひまわり のそばにいつもいてイチバンの理解者だった 陽人 との関係も~っみたいなハナシです。
まあ、こゆオハナシでバッドエンドはあり得ないので、ハッピーに終わりますよね。
知的障害者とその家族の苦労や受ける差別、偏見について描かれてきた作品ですが、やっぱり最後まで考えさせられました。
知的障害のコって、ふつうに健常者から生まれるし、知的障害のヒトから健常者のコも生まれるし、もっと研究が進めばナンかしらの要因が解明されるかもしれないですけど、イマのトコロはコトバは悪いけど運命みたいなトコがあって、ソレによる差別とかはまったくナンセンスなんだけどいまだにそゆのがあって、本人も家族も苦労しているんですね。
少なくとも謂れのない差別を受けるようなコトのない世界になればな~って思います。
作品中のセリフで”「あたしの親 知的障害なんだ~」ってフツーに話せる世の中になればいいのにね 言われたほうもさ 「へ~そうなんだ」ってフツーに聞いちゃうような そんな世の中”ってのがあって、コレに集約されてるな~って感じでした。
「だいすき‼~」全17巻と今作全11巻、計28巻ですが、コレは毎度同じコト言ってますが、ホントに多くのヒトに読んで欲しいマンガです。
小中学校の図書館に置いてもイイだろ~って思えるくらいです。
ふつうにマンガとしても面白いし、ナニしろオススメしたい作品です。
Posted at 2016/08/16 20:59:18 | |
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