
今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観てきました。
早逝した棋士を松山ケンイチさんの精神も肉体も籠めての熱演が話題の将棋映画です。
5歳で難病のネフローゼと診断され入院生活の中で将棋と出会った村山聖。
前人未踏のタイトル7冠を達成した同世代の羽生善治に強いライバル心を持ちつつ憧れの思いもあり一層将棋に没頭し、羽生を射程圏内に収めた時、聖の身体に癌が見つかり~って感じのハナシです。
コレはけっこうキマした。
静かに熱い映画でした。
ほとんど知らない棋士のヒトですが、こんなにイノチを懸けて生きていたヒトがこの時代にいたんだ~って感じでした。
じぶんのイノチの期限が差し迫っているコトがわかったときに、ナニに向かうか~ってトコで、勝負の世界に生きているヒトはこうゆう考えをするんだな~って。
例えば、松田優作さんがじぶんの死期を悟ってなお映画に取り組んでいた~っみたいな、生にすがるんじゃなくてじぶんが懸けてきたモノに向かう、っとゆう。
映画的には松山ケンイチさんが身体改造を含めて、スゴかったです。
東出昌大さんの羽生名人っぷりも迫真モノでした。
将棋なのでハデなシーンとかはないんですけど、目の離せない迫力がありました。
将棋界の特殊性?みたいなのも出てて面白かったです。
けっこう地味めですけどやはり実在したヒトのオハナシの重みはあるし、羽生三冠みたいにいまも活躍しているヒトも描かれている、なかなか珍しい映画です。
じぶんは将棋のルールくらいは知ってますけど、まったくわからないヒトでも十分に楽しめる内容です。
陳腐な表現ですけど、こんな侍みたいな生き方をしたヒトが、平成の世にいたんんだな~ってコトで、興味のあるヒトはぜひ~っとオススメしたい映画だと思いました。
Posted at 2016/12/09 21:20:36 | |
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