
マンガです。
先日ブログに書いた「ジゼル・アラン」の作者さんの個人誌として発表されていた作品のコミックス化のもう1冊です。
母の死から逃げて見知らぬ土地に来た少女とその少女を拾った美容師の青年のオハナシです。
母の死の原因がじぶんにあると思っている少女と過去に影のある美容師が出会い、成り行きで美容師の店で少女は働くようになり~って感じです。
都合のイイ展開とかそゆのはイイんですね。
この初々しい感じとソレでいて、チャンと楽しめるオハナシにまとまっているトコロがスバラシイってコトで。
先日の「マリア様のいない町」に出てた子ネコを拾ったヴァイオリン弾き少女がソレなりに重要な役で出てきてたりして、繋がりがあるのは良かったです。
「マリア様~」っと違って、ヒトツの続いてるハナシってのも良かったです。
ふつうに恋愛~っとかには行かないのがイイんですけど、けっこう変化球でもありました。
まあ、そゆのも含めて初々しいって感じなんですけど。
で、まったく問題なく楽しめました。
うまく行かないコトばかりでナンでじぶんは~って思っても、もっとうまく行かないヒトが世にはいるってコトで、でもそんなコトは今ツライじぶんには関係ないし~っとか、イロイロ考えさせられました。
まあ、じぶんがツライのは、けっこうココロの持ちようってコトもあるんだけど~っとも。
表現したいコトがあふれて結局よくわからない~ってのと紙一重な感じもしなくはないんですけど、この作者さんの作品をソレなりに読んでるのでチャンとわかるし楽しめました。
メインの「ジゼル・アラン」はドコ行った?って思いは変わらないんですけど、この企画?は良かったと思います。
「ジゼル・アラン」を知っているヒトにはもちろんですけど、知らないヒトにも楽しめるしオススメできるマンガだと思いました。
Posted at 2018/07/13 23:51:57 | |
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