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マンガです。

「明治緋色綺譚」の作者さんの新作の4巻です。
8月9日発売でした。

昭和初期、映画スタァを目指す少女 小夜子 のオハナシ。
天性の歌声を持つ 小夜子 はようやく大部屋女優としてスタヂオで端役をやるようになる。
コドモの頃に出会いライバルと思っていた 月子 はすでに少女スタァとなっていた。
ひょんなコトから出会った不良一味の頭の 天良（たから）も若手人気俳優となっていた。
そんな中、次に端役で出る映画の主役が急遽 月子 に変更となり、配役のイザコザから 月子 の提案で出演希望の役者たちが再度オーディションを行うコトになり～っみたいな感じです。

このオーディションで演技はまだしも歌のほうで 小夜子 は監督たちの目にとまるんですね。

イッキにスタァになるんではなく、アッチ行ったりコッチ行ったりしながらチョットづつ上に上って行く感じですか。
さらに 天良 とチョット恋バナめいたコトがあったり、イロイロ動いて楽しいです。

この作者さんの絵柄の良さもあって、主役の進みの遅さも待っていられる感じですね。

時代的に戦争とかも絡んでくるかもしれないし、そうなると映画だけではない社会的なオハナシも出てくるのかな？って気はします。
「明治緋色綺譚」は、かなりサスペンスチックな流れもあったんですけど、今作はあくまで当時の映画界のオハナシであって欲しいトコロですね。
映画界で少女の成長物語としてのオハナシを期待したいです。