
今日は日曜日でシゴトは休みなんですけど、人混みイヤなのであまり出掛けたくないんですが、今日行かないと観る機会をなくしそうだったので朝イチでヒトリで映画観に行きました。
ジミに話題になってるらしい、レバノン映画です。
レバノンの首都ベイルート。
その一角で住宅の補修作業を行っていたパレスチナ人の現場監督ヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人男性トニーが、アパートのバルコニーからの水漏れをめぐって諍いを起こす。
このときヤーセルがふと漏らした悪態はトニーの猛烈な怒りを買い、ヤーセルもまたトニーのタブーに触れる “ある一言”に尊厳を深く傷つけられ、ふたりの対立は法廷へ持ち込まれる。~っとHPにあらすじがあります。
この、ふたりのオジサンの小競り合いから始まった争いが国を二分するような問題に発展して~っとゆう。
異民族で宗教も違ってさらに難民問題(主にパレスチナ)を抱えてる国ならではのオハナシですね。
コレは面白かったです。
法廷モノと言えなくもないんですけど、ソレだけではない、いろんな問題を孕んだ深いオハナシになってます。
↑に書いた問題以外にも、国によって消し去られた歴史の暗部とかを描きだしてたり、とても興味深いです。
で、結局はオジサンふたりのパーソナルなオハナシで、ソレもめでたしめでたしではない、余韻を持たせたラストがまた良かったです。
民族とか宗教とかの問題はあてはまらないですけど、こゆハナシを日韓とかソレに米とベトナムを交えて作ったらけっこうスゴイ映画になるんじゃないかな?っとか過激なコトを考えたりしちゃいました。
そんなふざけたハナシは置いといて、ナニしろヘヴィ級なんですけどけっこう軽い感じでアッサリ見るコトができて、しかもまったく飽きるコトなく集中して見れる、イイ映画でした。
老若男女問わず、オススメできる映画だと思いました。
原題と邦題の乖離はいつものコトですけどね...
Posted at 2018/09/23 19:07:35 | |
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