
マンガです。
「VIVO!」、「お嫁さんは神様です。」の作者さんの新作の2巻で最終巻です。
6月20日発売でした。
幼い頃に祖母の経営するアパートで住人に遊んでもらった思い出から、オトナになったらこのアパートに住んで住人と仲良くなるコトに憧れ、念願の一人暮らしを始めたモノの思っていたのとは違う現実にぶつかる 小野町楓(このまちかえで)のオハナシの2巻です。
1巻で個性的な住人たちに踏み込み過ぎて失敗したりしてチョットは学んだ 楓 です。
が、やはり空回り気味な中、アルバイトを始めるモノの、職場もなかなかに個性的でナニやら苦労したりします。
さらにアパートの住人たちとも多少近づけたりするモノの、イマイチ距離感がつかめず暴走気味で~って感じです。
ヒトにはイロイロある~ってオハナシに、さらに職場にもイロイロあったりして生きるって、ゆうか、ヒトのいる社会で生きるって、単純ではないんだな~ってコトですね。
長期連載はないとは思っていたんですけど、まさか2巻で完結とは思っていなかったので、突然な感じはしなくもないです。
でも、この作者さんらしい締め方だな~っとも思えました。
楓 とゆうヒロインがいるので肩入れして見ちゃいがちですけど、実はヒトの数だけ人生があって考え方もヒトソレゾレで絶対なんてモノはなくてそんなヒトの集まりである社会は当然もっとイロイロある~ってゆう、当たり前だけど気付きにくいコトがサラ~っと描かれています。
じぶんの価値観なんてじぶんだけのモノなんですね。
社会で通用するモノではない、っと。
優しい絵柄ですが、けっこうシビアな内容ででも読んでいてイヤなキモチになるコトはまったくなくて、じぶんはけっこう好きな作者さんです。
想像してなかった完結で、物足りなさはあるんですけど、全2巻と思えば気軽に手を出せるとも言えるし、興味のあるヒトはご覧になっていただきたいマンガだな~って思います。
今作以外のこの作者さんの作品も、ってコトで。
Posted at 2019/06/29 21:51:25 | |
トラックバック(0) |
本 | 趣味