
マンガです。
生活保護に関わるケースワーカーとして働く新卒公務員 義経えみる と同僚たちがいろんな受給者との関わりからソレゾレの問題を描き出しているオハナシの8巻です。
6月28日発売でした。
前巻に続いて、コドモの貧困の問題です。
夫に問題があって母子家庭になった世帯がモデルで、子育てがあるために母親はなかなか正規のシゴトに就けず貧困状態になりがちで、コドモが成長してもお金がないとか母親のためにとかで進学を断念して就職しても、学力社会の日本では、生涯賃金が絶対的に低い状態で、コドモも貧困状態になるとゆう、負のスパイラルから抜け出せない問題ですね。
作中ではいくつかのケースが描かれていて、マンガだしハッピーエンドとまではいかなくとも、希望の持てるシメになってます。
良かったな~っと思うんですけど、やはりマンガだし、現実はこんなにウマくはいかないコトのほうが絶対に多いんだろうな~っと思っちゃうんですよね。
チョット前まで、日本で食うに困るような貧困なんてあり得ないだろう~って思ってたんですけど、平成以後、確実にそゆのがある社会になったと感じますね。
大部分は政治の責任だと思うんですけど。
終身雇用とか年功序列とか、自由経済にはそぐわない~ってドンドン欧米化とゆうか、米化に向かった結果が、貧富の差の拡大になって社会不安の増大になってるようにしか思えないんですね。
日本独自の総中流社会、みんなソコソコシアワセで安定していたように思うんですけど。
あまり熱くなってマンガから離れちゃっても仕方ないんですけど。
そんな感じで、マンガとしては読みごたえもあるし面白いしイロイロ思うトコロのある作品です。
興味のあるヒトは~ってゆうか、コレは多くのヒトに読んでいただきたいな~って思う作品ですね。
Posted at 2019/07/08 21:23:23 | |
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