
今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。
香取慎吾さん主演のダメ人間映画です。
シゴトもせずに競輪三昧の 木野本郁男(香取慎吾)は恋人 亜弓(西田尚美)の末期がんの父 勝美(吉澤健)のいる故郷 石巻に一緒に戻る決心をする。
亜弓 の娘 美波(恒松祐里)は 郁男 になついていて 亜弓 との結婚を勧めるも、シゴトもしていないじぶんにはムリだと答える。
実家では近所の 小野寺(リリー・フランキー)が 勝美 の世話をしていて、郁男 のシゴトの世話もしてくれた。
印刷会社で働きだした 郁男 は同僚の誘いでやめていた競輪をノミ屋で再開してしまう。
そんなある日、美波 が 亜弓 と衝突、家を飛び出した 美波 は夜になっても帰ってこず、パニックになった 亜弓 は落ち着かせようとする 郁男 を激しく非難、思わず 郁男 は 亜弓 をクルマから降ろしてしまう。
その後ヒトリで 美波 を探した 郁男 は 美波 を見つけ 亜弓 に連絡するように言う。
美波 が掛けた 亜弓 の電話に出たのは警察で、亜弓 はナニ者かに殺害されていた~っみたいなオハナシです。
ダメ人間が再起しようとするも、より悪いコトになってさらに堕ちて行く~って感じですね。
自暴自棄になってドコまでも堕ちていく 香取慎吾さん が迫真に迫ってました。
ハナシ的にはダメ人間には救いがないのか?ってゆう、かなり絶望的な内容なんですけど、実はダレもが堕ちて行く可能性はあって、その弱さを知って乗り越えるヒトもいて、弱さを知っているヒトは弱いヒトに優しく出来るし弱さに気付いたヒトは強くなれるかもしれない~っと思わせてくれるような希望も感じさせてくれるオハナシだったりもします、。
派手な内容ではないし、かなり重苦しいハナシなんですが、見応えはかなりでした。
コレも以前の 稲垣吾郎さん の「新世界」同様、ほとんど宣伝もされておらず話題にもなってない感じです。
SMAPショック、なんでしょうか。
イイ映画が、内容とは関係ないヘンな要素によって埋もれてしまうって、ダメダメですよね。
邦画界も、いろんな芽を摘んじゃうようなコトになりかねないし。
もう、ヘンな忖度とかしないで、イイモノはイイ~ってコトでイイと思うんですけどね。
そんな感じで、ジミですけどかなりココロにグッとくる、イイ映画でした。
興味のあるヒトはぜひご覧になっていただきたいです。
Posted at 2019/07/12 21:03:38 | |
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