
今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。
2008年のリーマン・ショック後に景気の悪化したニューヨークでストリップクラブで働く4人のダンサーが中心になってウォール街の裕福なオトコたちから数年に渡って大金を巻き上げ、2013年に摘発された実際の事件に基づいたオハナシです。
母に捨てられ祖母に育てられたデスティニー(コンスタンス・ウー)は祖母を養うためにストリップクラブで働き始めるがうまくいかない。
ソコでトップダンサーとして活躍しているラモーナ(ジェニファー・ロペス)に相談、彼女に気に入られ二人で協力しあって大金を稼ぐようになり、姉妹のように親しくなり、生活も豊かに安定していく。
が、2008年のリーマン・ショックで景気が悪くなりダンサーたちにも不況の打撃が押し寄せる。
ラモーナは「真面目に働いても生活が苦しいのに、経済危機を引き起こした張本人であるウォール街の金融マンたちはなぜ相変わらず豊かな暮らしをしているのか」っとウォール街の裕福なオトコたちから金を騙し取る計画を立て~っみたいなハナシです。
実際の事件をモトにってコトですが、ドレくらい事実に沿っているのかはわかりません。
映画としては面白かったです。
最後は捕まっちゃうんですけど。
ダンサーたちのキビシイ現実とか身につまされるトコもあったし、ソレでもダンサーで稼げるヒトもいるんだ~ってのも興味深かったです。
犯罪モードに入ってからも、キケンな橋を渡ってる感がありつつも明るくハッピーな空気も出していて、不思議な楽しさがあります。
で、事件が明るみになってからも同じオトコが数度に渡って金を取られているのに被害を申し出ないとか、コレまた興味深いモノがありました。
ジェニファー・ロペスが「奇跡の50歳」っと書かれていて、失礼じゃないの?っと思ったんですけど、映画を見たら、コレはホントにキセキだ~って思えました。
スゴイです。
ダンサー役なので、露出もけっこうあるしキワドイダンスもあるんですが、まったくトシを感じさせません。
ポールダンスなんか、そんなコトまでできちゃうんだ~ってくらい。
で、役も兄貴みたいでカッコイイです。
ストリップダンサーのオハナシですけど、そんなにエロいコトはないし、映像的には安心して見られる作品だと思います。
女性が主役で黒人やらアジア系やらメインだしイマドキの映画界事情にもマッチしてるんだと思います。
面白いし、興味のあるヒトは見て後悔はしない映画だと思いました。
Posted at 2020/02/07 22:08:49 | |
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