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マンガです。

「王国の子」、「極彩の家」の作者さんの新作の2巻です。
6月16日発売でした。

自国を守るため、政略結婚でそうとは知らず吸血鬼が統治するロートフェルゼに嫁いだ エイラ。
が、王子 アロルド は異性の血を吸えない体質で長くオトコの血を吸ってきたモノのヒトの血を吸うコト自体に嫌気がさし、最近は血を吸わずにカラダを弱くしていた。
そんな アロルド と共に生きたいと思った エイラ は アロルド から血を分けてもらい吸血鬼の一族に加わろうとするが、儀式を終え目覚めた エイラ はオトコのカラダになっていた～っからの続きです。

ナニかと欠陥のある アロルド の血で仲間入りをしたために エイラ の変身にも影響が出たのかな？っと。

で、欠陥のある アロルド を排して第二王子 ダグラス を新王にしようという母に対抗してオトコのカラダになったコトを隠してオトコの血なら吸える アロルド に自身の血を吸わせてふたりで生きていこうと エイラ は決意するが～っみたいな感じです。

長いですね。

モトモトBLを描く作者さんなので、オトコ同士のオハナシになるのかな？っと思ったら、そうでもなかったです。
さらに新しい仕掛けがあって、なかなかに深いです。

吸血鬼、簡単にはなれないようで、不完全体とかもあって、そゆのがハナシをふくらませている～って感じですね。

で、王位争いとか他国との関係とか、広がりもあって、まだまだ楽しめそうだな～っと。

絵柄はイイし、チョット不穏な雰囲気もありますけど、そゆのがNGでなければ読んでみてもイイんじゃないかな？ってくらいにはオススメしたい作品です。