
今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。
あの 角川春樹氏が10年ぶりに生涯最後の監督作として制作した時代劇だそうです。
江戸時代、大坂で姉妹のように過ごしていた 澪 と 野江。
が、大坂の町を襲った洪水で 澪 は両親を失い 野江 は行方知れずとなってしまう。
偶然の出会いで天満一兆庵の女将・芳(若村麻由美)に拾われた 澪。
10年後、江戸・神田にある蕎麦処「つる家」で女料理人として働く 澪(松本穂香)は江戸と大坂の味の好みの違いに悩むが苦労して乗り越え「つる家」を繁盛させる。
店の評判を聞いて吉原の遊郭・扇谷の料理版 又次(中村獅童)が訪ねてくる。
扇谷で働く幻の花魁・あさひ太夫 に故郷をしのばせるために~っと。
そんなやり取りをしているうちに幻の花魁・あさひ太夫 が洪水で生き別れた幼馴染み 野江 とわかり~っみたいなオハナシです。
まあ、もっといろんなエピソードがあるんですけど。
で、なかなか面白かったです。
何度かドラマ化もされている人気小説が原作だそうで。
じぶんはドラマを見てないし原作も未読なんですけど。
メインは幼馴染みのふたりの再会なんですけど、大坂と江戸の違いを乗り越えて成功する女料理人のハナシもあってさらにいろんな人間模様もあって人情モノの集大成みたいな感じです。
で、いろんなエピソードが積み込まれ過ぎていて、ソレゾレが薄くなってるのが惜しいんですけど、複雑にならず、スッと見ていられるのでシンプルに楽しめます。
まあ、もっと掘り下げて欲しかった~ってトコも当然出てくるんですけど。
人情や友情や愛情や、いろんな情が満載でした。
かなり王道的ではあるんですけど、そゆ安心感もありますね。
とってもくだらないトコでツッコミをいれたくなるようなコトがあったりしましたけど、総じてイイ映画だと思いました。
時代劇ですけどチャンバラとか一切なく、ホントに人情バナシです。
興味のあるヒトはご覧になっていただきたいです。
Posted at 2020/10/16 22:04:42 | |
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