ぽにゃのブログ一覧

マンガです。
コミックフラッパー連載の荒廃した未来のハナシの３巻です。
９月２１日発売でした。

万物の情報を掌握して創造主のように振舞う驕った人類が宇宙の終焉をまねき、かつての宇宙空間が情報の海と呼ばれる粒子になり、わずかに残された地殻に残された人類が暮らす時代。
人類は、旧世界の叡智を結集して生み出した「天使」と呼ばれる少女たちに世界の未来を託した～みたいなハナシの３巻です。

聖地奪還を目指すも、前哨基地で海洋類の執拗な攻撃を受けて退却したラキアたち第六天使団。
甚大な人的被害に対し、補充兵として配属されたのは、第三世代と呼ばれる天使だった。
ヒトリで小隊に匹敵する能力を有すると言われる新兵を加え、第六天使団は再び聖地へ向かうが～って感じのハナシです。

今巻はちょっとハナシの本質に迫るようなコトも描かれていて、なかなかに興味深いモノでした。
あいかわらず、天使と呼ばれる女子高の制服風のオンナのコたちが戦って、けっこう残酷に死んでいったりしますが、ビジュアル面ではなくて、ハナシのほうが面白くなってきました。
隠された真実がちょっとだけ出てきて、コレはどうなるんだ～っ？みたいな感じになってきました。

まだ、設定とかでハードルが高いような部分があるような気もするんですけど、読んでみればわからないコトはないし、けっこう深いハナシで面白いし、３巻まで来て、先が気になるような感じになってきたし、じつは面白いマンガだと思います。

とっつきにくい部分もあるので、ダレにでもオススメ～っとは言えないですけど、ちょっと読んでみる価値はあるんじゃないかな？っとは思えるマンガです。

マンガです。

フランス革命で、国王ルイ１６世の首を刎ねた死刑執行人 シャルルアンリ・サンソン の物語り、２巻です。
９月１９日発売でした。
１巻のラストで、父に代り初の死刑執行　死刑囚は陰謀によって死刑囚となった、初めてココロを通わせた友人　に向かったシャルルの続きです。

震える手では一発で首を刎ねるコトができずに何度も剣を振り下ろし、死刑囚に余計な苦しみを与え、さらに残酷すぎる死刑執行に民衆の反発を買い、大変なコトになる。
そんな シャルル が、ある出来事をきっかけに、見た目の上ではミスをしたりするコトのない、一人前の死刑執行人に成長していき～みたいなハナシです。

１巻に続き、面白い～ってゆう内容ではないんですけど圧倒的な絵力でイッキに読ませられちゃいました。
表紙の絵が、リアルとゆうか緻密だな～って感じなんですけど、中身もそのまんま、とゆうか、もっと緻密ですので。
コレを週刊誌でやってるってのはとんでもないコトだな～って思います。
ハナシ的には、史実に基づいているんでしょうけど、フランス革命前後のコトなので、「ベルバラ」でちょっと知ってる程度の知識でナンとかついていってます。
残酷な場面も当然多いんですけど、人間の内面の物語りとしてはやっぱり面白いです。

コレ読んでると、ヒトの手でヒトの首を刎ねる死刑って、死刑囚にも、死刑執行人にもキツイよな～って思っちゃいます。
ギロチンって、そゆ意味でも画期的な発明だったんだな～って。

ナンにしても、現代の日本に生まれて良かったな～って、１巻読んだときも思いましたけど、２巻読んで改めて思いました。

マンガではありません。
いわゆるファンブックです。
「ゆゆ式」の、アニメ版のガイドブックです。

当初、８月２７日発売となっていたんですが、延期になって、９月２７日の発売になりました。
で、注文してたのが届いてちょっとビックリでした。
デカイです。
となりに並べたのが、BDのケースです。
本のデカサがわかると思います。

昨日届いたばかりなので、まだパラパラとしか読んでいないんですが、コレまた大変価値のあるモノでした
各声優さんのインタビューとかを読んだんですけど、オーディション風景とか、キャラへの入り込みとか、作者さんからの要望とか、アニメ製作の裏側が垣間見えるようでとても興味深かったです。
まだまだ読むトコい～っぱいあるので、時間をかけてじっくり読んでいきたいと思います。

ファンブックとしては、2500円と、ちとお高いですけど、「ゆゆ式」愛で、問題ナシ、です。
「ゆゆ式」ファンなら買って後悔はしないと思います。
とゆうか、買わないで後悔するよりは買ったほうが正解モノだと思いました。

今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。
クリント・イーストウッド監督、主演でアカデミー作品賞などを受賞した作品の日本版リメイクです。

1880年、江戸幕府崩壊後の開拓が進む北海道。
人里離れた地で幼いコドモたちとひっそり暮らす釜田十兵衛（渡辺謙）は、幕府軍の残党狩りから逃れた、かつては人斬り十兵衛と恐れられた人物だった。
妻との約束で刀を捨てた十兵衛だが、妻も亡くなり生活は困窮していた。
ある日、かつての仲間（柄本明）が賞金稼ぎのハナシを持ってくる。
客にズタズタに斬りつけられた女郎が、町を暴力的に牛耳る支配者（佐藤浩市）に逆らってじぶんたちで貯めた金を賞金にして仇を取って欲しいと懇願していると～って感じのハナシです。

コレはスゴイ映画でした。
面白いとか、そゆハナシじゃあないですが、壮絶でした。
ハナシ的には、よくあるモノなんですけど、バイオレンス感が凄かったです。
戦闘シーンも、いわゆる殺陣だけでなく、銃も絡んだ、この時代ならではのモノになってます。
西部劇を、舞台を明治初期の北海道に移して、原住民（インディアン）問題をアイヌに置き換えて、どうなのかな～？って思ってたんですが、まったく違和感なく観れました。

暴力的なシーンがかなり壮絶なので、そゆのがダメなヒトにはオススメできないですけど、映画としてはかなり高質なモノだと思うので、暴力シーンに耐えられるヒトならばオススメできる映画だと思いました。

昨日、「怪盗グルーのミニオン危機一発」を観たあとに続けて観たのがコレです。
低予算ながら、ぶっ飛び映像で、スゴイ映画だった「第９地区」の監督が、たっぷりの予算と主演に マット・デイモン を迎えて作った、SF映画です。

2154年、人類はスペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層と荒廃した地球で富裕層による搾取に苦しみながら生きている貧困層に二分していた。
過去にさまざまな犯罪を犯しながらも、いまはマジメに工場で働いている マックス（マット・デイモン）は、工場での事故で余命５日の身となってしまう。
「エリジウム」にある医療ポッドでの治療でしか助かる道のない彼は、ムカシの犯罪者仲間のモトへ行き、ある任務の遂行を条件に、「エリジウム」への不法侵入のチケットを得るが～みたいなハナシです。

コレは面白かったですね。
ハナシはシンプルでわかりやすいし、映像は「第９地区」同様、見せ方もウマイし、迫力もありました。
アクションも見応えあって、コレは娯楽映画としてかなり楽しめるモノだと思いました。
まあ、ハナシの運び方とかに、都合のイイ部分とか、ツッコミドコロはもちろんいくつもあるんですけど、ソレでもかなり楽しめる映画だと思いました。
敵（？）の武器に刀やら手裏剣やらがあるってのが、なかなかに日本ラブ感があって、よかったです。

けっこう残酷なシーンとか、グロイ映像とかもあるので、そゆのが苦手なヒトにはオススメできないですけど、そゆのが大丈夫ならば、楽しむとゆう意味で、かなりオススメできる娯楽映画の王道を行ってる映画だと思いました。
まあ、王道は多少外れてたりもするんですけど。