
今日もシゴト休みだったので、ヒトリで映画観てきました。
山田洋次監督の監督82本目の作品です。
健史(妻夫木聡)の大叔母 タキ(倍賞千恵子)が亡くなった。
健史 は、タキ の生前から彼女の自叙伝の執筆を手伝っていた。
ソコには、健史 の想像もできないような昭和初期の日本が描かれていた。
若き日のタキ(黒木華) が、山形から東京に出てきて、赤い屋根の小さい家で女中として働き出したコト。
ソコで出会った美しく、気さくでモダンな奥さま 時子(松たか子)のコト。
家の主人 雅樹(片岡孝太郎)の部下として家に出入りするようになった、板倉(吉岡秀隆)のコト~みたいなハナシです。
コレは面白かったですね。
昭和初期から戦後すぐくらいまでの、とある家での恋愛事件とゆうのでしょうか。
当時は一般的なサラリーマン家庭でも女中さんがいるのは普通だったそうで、女中とゆうシゴトも、若いオンナのヒトの花嫁修業として一般的だったとか、まったく知らないコトで新鮮でした。
で、そんな女中さんの目で見た、とある家での物語りです。
映画の中で、妻夫木くんも言ってるんですが、当時の様子って、戦争の影でもっと暗いとか、困窮してるとか思ってたんですが、ホントに戦争末期になるまでは、一般家庭ではけっこうふつうの生活をしていたみたいってのも、オドロキでした。
まあ、そんな新発見的なコトばかりでなく、物語りとしてもとても楽しめる内容でした。
恋愛は、時代を問わずあるモノだし、ただ、その時代で、ままならないコトもある~ってゆう、当たり前と言えば当たり前なんですけど、その場に生きているモノからすれば、理不尽なコトだな~っとゆう、運命とゆうコトバで片付けるにはキビシイ、でもソレも人生~みたいなコトですね。
とは言え、どんな時代でも、倫理に反するのは、よろしくないとは思いますが。
けっこう地味な内容なんですけど、2時間以上、まったく飽きずに観れました。
松たか子さんがスバラシイのと、ソレに負けないくらい 黒木華さんがスバラシクて目が離せませんでした。
上映中も、笑い声があちこちで聞こえるくらい、笑いもあり、泣けるトコロもあり、ヒトの気持ちの機微みたいなのもあり、地味ながら見応え抜群でした。
若いヒトにはちょっと退屈しちゃうかも、ですけど、広くオススメできるんじゃないかな?っと思える映画でした。
Posted at 2014/01/30 16:41:17 | |
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