
マンガです。
木の神さまが見える宮大工の兄弟のハナシの3巻で最終巻です。
昨日ブログに書いた「明治緋色綺譚」とおなじく「BE LOVE」の掲載で1月10日発売でした。
木の神が見える宮大工の 上之みつき・光重朗兄弟。
木を見る目のある兄 みつき が競りで木の神の声を聞き、良い木をイイ値で買い、技術のある弟 光重朗 が、棟梁となって実務を行えば、先は明るいと 光重朗 は考えていた。
ある日、競りで木の神に言われるままに買った木が、樹洞(ごうら 木の中にできる空洞)だらけで、まったく使えないモノばかりだったコトから会社に大損害を与えてしまい、ソレまで木の神のコトを信じていた みつき は、神を信じるコトができなくなる。
光重朗 は、ある社(やしろ)の設計で、御神木の神に文句を言われたコトを引きずって、神の声をわずらわしく思うようになっていく。
追い詰められた兄弟それぞれの思いが限界にきて、ふたりはソレまで見えていた木の神を見るコトができなくなり~みたいなハナシです。
コレはナンとゆうか、2巻の段階で、ドコに向かっているんだろう???ってちょっと思っちゃうようなトコがあったんですけど、無事、結末を迎えたな~って感じです。
「宮大工あるある」みたいな、ネタ的なハナシやら、木の神さまとゆう、ファンタジーっぽいハナシやら、兄弟のイザコザやらいろいろあったんですけど、最終的には兄弟の成長物語り~みたいなハナシで落ち着いたのかな?っと、じぶん的には思いました。
いろいろ面白いハナシではあるんですけど、トータルでどうなの?っとなると、ムツカシイかな?っとゆうか、ダレにでもオススメ~っとはじぶんは自信を持っては言えないような気がしちゃいます。
まあ、この作者さんの「最果てアーケード」とか読んで、面白いと思ったヒトならば、読んでも楽しめると思いますが、ナンも知らないヒトがコレから読み始めたら、ちょっとキビシイかもしれません。
とは言え、面白いマンガではあるし、全3巻と、お気軽に読める冊数なので、表紙の絵とかが好みで買ってみても、後悔はしないとは思います。
Posted at 2014/01/20 23:20:01 | |
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