ぽにゃのブログ一覧

今日はシゴト休みだったので、久しぶりにヒトリで映画観てきました。
2013年の1月から3月まで、テレビで放送していたアニメ「たまこまーけっと」の劇場版です。

高校3年に進級した 北白川たまこ は、あいかわらず実家のある商店街や家業のお餅屋のコトでアタマがイッパイだった。
ある日、学校の帰り道に たまこ は仲良し4人組で進路のコトを話していた。
たまこ は、実家を継ぐ～っとなんとなくソレまで考えていた通りのコトを話すが、みんなはそれぞれ将来のコトをちゃんと考えているコトを知った。
同じころ、たまこ の向かいの家の、幼馴染みの同級生 大路もち蔵 も、ある決心をしていた。
周りのいろんなコトが変わっていくなか、たまこ のココロも揺れ始めて～みたいなハナシです。

コレはとっても良かったです。
テレビアニメの劇場版ってコトで、テレビ放送分のダイジェストに、新作映像がプラスされてるんだろうな～って思っていたんですが、見事にやられました。
完全に新作でした。
で、スバラシイ内容でした。
青春のココロの成長物語りとして、スバラシイ出来だと思いました。
ラブストーリーとタイトルにありますけど、そんな簡単なハナシじゃなくて、揺れ動くキモチとか、変わらないと思っていたコトが決して不変じゃあないとわかったコトへの不安とか、なかなかに深いモノがありました。

京アニの安定の絵柄で、このハナシなら、悪いワケがないな～って感じでした。
テレビ版を見てたヒトならもちろんですけど、見てなくてイキナリ観ても、わかるし楽しめると思います。

家のコトでバタバタしてて、休みの日にもなかなか映画観に行けない中、久しぶりに観るのがコレで、どうかな～？って、観る前はちょっと思ったりもしたんですけど、コレは最優先で観て大正解でした。

アニメとかそゆワクを抜きにしても、面白い、スバラシイ青春映画だと思いました。

マンガです。

昨日ブログに書いた「ちちこぐさ」と同じく、WEBコミック、ブレイドオンライン掲載の「異類婚姻幻想譚」だそうです。
4月10日発売でした。

羽鳥チセ15歳。
身寄りも、生きる希望も、術も、何一つ持たぬ彼女を金で買ったのは、悠久の時と寄添うヒト為らざる魔法使いだったー。
彼に「弟子」として、そして「花嫁」として招き入れられた時、少女の中で停まっていた針がゆっくりと動き始めてゆく......。

っと、裏表紙にあらすじがあります。
まあ、あらすじの通り、身寄りのない少女（日本人）をお金で買って、じぶんの弟子であり嫁としていろんなコトを教えたりいろんなトコに連れてったり、いろんな体験をさせるハナシです。

コレはなかなか面白いダークファンタジーです。
魔法使いはいるし、妖精やら竜やらしゃべる猫やら出てきます。
かなり独特の世界観なのに、舞台はイギリスとハッキリしてたり、買われる少女は日本人で、時代もほぼ現代だったりと、ちょっとクラクラしそうな設定だったりします。
でも、読んでいるうちに、こまかい設定ウンヌンはどうでもよくなって、物語りの世界にドップリ浸かっちゃう感じになってきます。

ま～あ、不思議なマンガです。
表紙だけでも独特の世界観が伝わるかと思います。
↑にも書いたとおり、コレもWEBコミックなので、気になったヒトは、ぜひ、ネットで読めるハナシを読んでみたいただきたいです。

じぶん的には、10月発売予定の2巻を楽しみにしているトコロです。

マンガです。

コミックブレイドのオンライン版、いわゆる無料で読めるWEBコミックの父子物語りの2巻です。
4月10日発売でした。

妻を亡くし、一人息子の シロウ と旅を続ける旅の薬売り トラ吉。
不器用な父と子の二人旅のオハナシ、今巻は、絆が深まりぎこちなさが取れてきたふたりが、絆が深まったゆえに、シロウ が赤ちゃん返りしたり、他人の死に触れたコトで シロウ が異常に トラ吉 の死を恐れたり、ふたりが時間差で風邪（インフル？）に罹ったりします。

コレはなかなか泣けます。
父子モノで、コレだけ面白く読ませて、ジーンとくるマンガはけっこう貴重だと思います。
絵も良くて、シロウ のカワイさは、（オトコのコですが）スバラシイです。

たぶん江戸時代の、素朴なヒトたちの温かさとかが伝わってくる、面白くてあったかい、良いマンガだと思います。

ヒトツ気になるのは、この作者さんの名前、まあ、ペンネームでしょうけど、「田川　ミ」って...
「ミ」...？
ナンかミョウに気になるんですよね...

マンガです。

「たいようのいえ」の作者さんの業界マンガ、2巻です。
4月10日発売でした。

アシスタントをしながらマンガ家を目指している 浪川睦。
原稿を出版社に持ち込んだり、個性的なマンガ家の先生からアドバイス（？）を受けたり、同じ夢を持つアシスタント仲間と切磋琢磨したりしながらの日々が描かれています。

今巻も面白かったです。
絵はジャストミートな感じでイイし、ハナシもけっこうギャグ色があって笑えます。
そうかと思うと、マンガ家さん事情のリアルな部分まで描かれていたりして、興味深いです。
恋愛要素もちょっとだけあったりして、夢を追いつつも、ふつうにオンナのコとして恋をしたい～っ的なトコも、またリアルな感じです。
とは言え、アシスタントさんとゆうか、この業界ゆえとゆうか、オンナの部分は捨てている～ってのもあって、何日もお風呂に入れないとか、すっぴんに服にも無頓着で当たり前～みたいな、悲しいリアルな部分もしっかり描かれています。

そゆ業界を目指すヒトにはけっこうためになるだろうし、まったく関係ない、じぶんのような人間には、単に面白い業界マンガとして楽しめます。

「たいようのいえ」とはまったく毛色が違いますけど、ファンならば間違いなく楽しめると思いますし、ナンも知らないヒトがいきなり読んでもスッと入っていけて、楽しめるマンガだと思います。

じつは、今巻でイチバンビックリしたのは、オビだったりするんですが。
ナンと、萩尾望都大先生の推薦文つきでした。
や～、ビックリしました。

マンガです。

「銀の匙 Silver Spoon」の作者さんによる「銀河英雄伝説」の作者さんの大ヒット小説のコミカライズです。
4月9日発売でした。

世界はどれだけ広いのか？
大陸公路の強国「パルス」の王子・アルスラーン はいまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。
「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われた アルスラーン が14歳になった時、遠国の異教徒たちがパルスへ侵攻。王子・アルスラーンは初陣の時を迎える。
パルス軍の強さは古今無双。パルスと敵では大人と子供、象と蟻。
この戦もパルスの圧勝に終わると誰もが信じていた......。

っと、裏表紙にあらすじがあります。
ペルシア帝国あたりをモデルにした架空の国の英雄譚です。

コレ、面白いです。
まだ1巻ですけど、イッキに読んじゃいました。

原作を知らないし、「銀河英雄伝説」も、存在は知っていたけど読んだコトも、過去のマンガ化やアニメ化作品を見たコトもなかったので、作者さんに関してもまったくの予備知識なしで、作画が荒川弘さんだ～ってコトだけで買ったんですが、良かったですね～
絵はイイし、ハナシもこの手のスケールの大きなモノにしてはわかりやすくてとっつきやすいです。
1巻だけ読んで、ちょっと「三国志」っぽいかな？っとか思いました。

巻末に 荒川弘さんと原作者の 田中芳樹さんの対談が載ってるんですけど、ソレもとっても面白かったです。
まあ、荒川弘さんのファンならば買いだと思います。
2巻が早くも5月に出るそうなので、予約しないと～って感じです。