ぽにゃのブログ一覧

マンガです。

「BE LOVE」掲載の45歳バツイチ女性があるロックバンドのボーカルに恋したり同じバンドのファンの中学生男子と友達になったりヒトリ娘が拒食症になったりするオハナシの6巻です。
11月13日発売でした。

今巻では 一花 の拒食症が少しだけ良くなってきたような兆しが見えてきたりバンドの聖地（？）的な公園に中学生男子と行ったしりします。
さらに、巻末に、作者さんとそのバンドのモデルになったバンドのボーカルのヒトとの対談があります。

コレ、コを持つ親として、感じる部分がとても多いです。
コドモが病気になったら当然イチバンに心配だし、だけどじぶんの生活もあるし、生きていくってイロイロあってホントに簡単ではない～って感じで。
もちろん、コドモがいないヒトでもままならないコトがイッパイ～ってのは同じだと思いますし。
好きなコトだけやって生きていければイイけれど、そんなのは当然叶わない～っと。
ホント、ジミだけど深いマンガです。

で、巻末の対談も楽しめました。
このバンドはじぶんは知らなかったんですが、とても読み応えのある興味深い内容でした。
マンガとロック（音楽）とゆう、全く違うようでじつは近いかもしれないモノの表現者同士の対談、相互に対する愛が感じられてとても良かったです。

絵柄の好みとかはありますけど、オトナが楽しめるマンガとして、かなりオススメしたいな～っと、じぶん的には思えるマンガです。

マンガです。

明治の年の差ラブで始まったオハナシの続編の5巻です。
11月13日発売でした。

ひなに連れ去られた津軽を捜し、愛染の別荘にたどり着いた鈴。
そこで見たのは地下室で繋がれた津軽の姿だった。～っと、裏表紙にあらすじがあります。
もはや明治年の差ラブ～っとか言ってられないような緊迫した状況です。

今巻ではまさかの 遠峰 の再登場やら 鈴ちゃん の鼻血やら 春時 の告白やらと、かなりハナシが転がってます。
で、津軽 は決断を下す、と。

すっごく続きが気になる終わりかたです。
まあ、そゆふうに作ってるんでしょうけど。
華やかな絵柄で、けっこうシリアスな展開で、年の差ラブ、っと。

もう、目が離せない感じになって、ます。

まあ、「明治緋色綺譚」から数えると18巻にもなるので、気軽にオススメとは言えないんですけど、できたら最初から読んで欲しいな～って思う、そんなマンガですね。

今日もシゴト休みだったのでヒトリで映画観てきました。

1890年に和歌山県沖で台風のために座礁、沈没したオスマン帝国（トルコ）の軍艦「エルトゥールル号」の乗組員に対する救助活動と、1985年、イラン・イラク戦争時、テヘランに残され脱出不能になっていた邦人救出のために救援機を飛ばしたトルコの実話を描いたオハナシです。

コレはハナシ自体はテレビ等でも紹介されていたコトがあって知っていたんですが、1本の映画としてとても面白かったです。
感動もかなりありました。
明治の貧しい漁村で命がけの救助活動をして、貧しい中で献身的な看病をして、亡くなった人にも丁重な扱いをして～っとゆう当時の日本人の行いと、戦時下にあって、じぶんたちよりも他国である日本人を優先して自国の救援機に搭乗させた現代のトルコ人と、時代も場所も違うハナシですが、トルコの親日やその背景を含めて、うまくつながれていて、とても良かったです。

ＨＰでは出演者のヒトもこの映画のハナシが来て初めてこの史実を知った～っとあるくらいなので、こゆコトがあったのを知らないヒトもけっこう多いのかもしれません。
日本とトルコとゆう遠く離れた地でありながら、長く友好を結んでいる二国にこゆ歴史があったってコトを知るためにも、多くのヒトに観て欲しい映画だと思いました。

で、歴史だけでなく、そゆ精神とゆうかココロを受け継いでいかないといけないんだな～って。

ムツカシイコトを考えなくても、映画としてもとても良くできていて楽しめると思うし、広くオススメできる作品だと思いました。

今日はシゴト休みだったので、ヒトリで映画観てきました。

第二次世界大戦中、日本政府に背いてユダヤ難民に2000枚を超える日本通過ヴィザを発給して6000人以上を救ったとゆう実在の人物のオハナシです。

外交官で有能な諜報活動をしていた 杉原千畝（唐沢寿明）はヨーロッパ情勢を調べるために1939年、リトアニア・カナウスに開設された領事館に赴任する。
第二次世界大戦が勃発してナチスに迫害されたユダヤ難民がカナウスの日本領事館へヴィザを求めてやって来た。
助けを乞う難民たちは日に日に増え、日本政府からの了承が取れないまま、千畝 は独断で難民たちに日本通過ヴィザの発給を決めるが～っみたいなハナシです。

コレはとても面白かったです。
チョット寝不足だったので、退屈だったら居眠りしちゃうかも？っとか思いながら見たんですが、2時間を超える時間、まったく睡魔も感じず集中して見るコトができました。
戦前戦中の外交官って、スパイみたいなコトもしてたんだ～ってゆうのも意外とゆうか、まあ、情報収集して本国に送るってそゆコトなんでしょうけど、そんな部分も面白かったです。

映画ソノモノはけっこう淡々と進んでいくんですが、やはり実話に基づいたハナシの重みがありました。
そんなに感動～って感じではないんですが、トコロドコロでジ～ンとする部分もあって良かったです。

番宣での唐沢寿明さん、いつもオチャラケてて面白いですが、そのギャップもイイですね。

こんな日本人がいたんだ～ってゆうのを知る意味でもオススメですし、1本の映画としても楽しめる満足度の高い作品だと思いました。

マンガです。

第二次世界大戦中、あまり知られていない名古屋大空襲を描いたオハナシの5巻で最終巻です。
11月13日発売でした。

名古屋大空襲で”生活”を焼かれた木村家は一家で岐阜山中の村へ疎開することに。
しかし生活は厳しく、ときはいじめにあい、父と長女みねは家を離れて出稼ぎに...。
～あとかたの街で、あいはどう生きてゆくのかー...。～っと裏表紙にあらすじがあります。

↑のあらすじも、チョット省略してるんですけど、その中に重大な出来事があります。
まあ、史実なので言ってしまえば原爆やら敗戦やらですが。

そんな戦争をヒトリも欠けるコトなく生き抜いてきた木村家が、戦後に見たコト、思ったコトまで含めての、戦争って～ってオハナシだと思ました。

ま～、コレはホントに重いんですけど、この絵柄もあって、けっこう気軽に読めるってトコロに意味があると思います。
戦争のハナシって、ソレだけで敬遠しちゃうヒトも多いと思うんですけど、こゆマンガならば気軽に読まれるかもしれないし、若いヒトにも抵抗が少ないかもしれないし、っと。

ナニしろ、時の流れで確実に風化されちゃうコトなんですけど、そうさせてはいけないコトでもあって、そゆモノをこゆカタチで残すってのはすごく意味があるな～って思います。
毎度言ってて、またかよ～って感じですけど、小中学校くらいで、必須読書にしてもイイんじゃないかな？っと思えるマンガです。

巻末の「夕凪の街 桜の国」の こうの史代氏とこの作者さんの対談も、すごく興味深くて面白かったです。

とりあえず、日本人ならオススメ～って思える作品だと思います。