
昨日「 スター・トレック BEYOND 」を観たあとに続けて観たのがコレです。
小説家で脚本家で映画監督の西川美和さんの最新作です。
人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。
その時不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。
そんなある日、妻の親友の遺族ートラック運転手の夫・陽一とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。
保育園に通う灯(あかり)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平。
子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを始めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが...~っと、HPのあらすじそのまんまです。
ダメ男モックンが、妻(深津絵里)の死をきっかけにした出会いで人間性を取り戻すとゆうか得る~ってコトでしょうか。
コレ、なかなかに評判イイんですね。
まあ、面白かったですし。
でも、じぶん的にはすっごくモヤモヤしたのも正直なトコでした。
浮気中におくさんが死んでナンの悲しみもないオトコが同じ事故の遺族のコドモの世話をしてるうちにイイ人になっていく~っとか、ソレ以外にもネタバレになるから書けないですけど、ヒトの想いってのはサラッとしたモンだな~って思うようなハナシで。
つまりナニが言いたいの?って感じで。
この監督って、じぶんの勝手な考えですけど、ヒトのエゴの部分をユーモア交えて描く~ってのが得意分野だと思ってるので、そゆ意味ではとても面白かったです。
モックンだけでなく、他のヒトたちも含めて。
ただ、巷で言われてるような感動とかはまったく感じませんでした。
ヒトってコワいな~(強いな~?)ってのはスゴく思いましたけど。
まあ、完全にじぶんの個人的な感想ですので、まったく共感できないヒトが大多数だとは思います。
とりあえず、興味のある方はご覧になっていただきたいと思える映画です。
Posted at 2016/10/26 21:25:14 | |
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