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2013年03月06日 イイね!

【雪山探検隊ジャーナル】コブシークエンス②

前回のコブシークエンス①とは異なり、今回はいわゆるズルズルドンタイプ。

コブの基本中の基本。

しかし、決して侮ってはいけない。

ベーシックテクニックながら、溝の深い部分に行く滑りなので衝撃も大きく、実はある意味ものすごく難しい滑りなのである。

このテクニックはベースとして絶対に押さえておきたい。

しかし、この滑りが完璧にできても、あくまでズルズルドンタイプなので、ターンの質としては高くない。

コブの中でターンを描くには更に発展した技術が必要である。


今回も練習しやすいように浅いコブでのトレーニング。

よくズルズルドンタイプの練習をする時、腰の向きはフォールラインを向いたままキープする場合が多いが、今回は最終的に正対するターンの中でのコブ滑りに発展させたいので、ズルズルずらす時には腰は横に向いたままとする。

A



コブに当たった瞬間。

前回同様、軸が起きていることに注目。

B




BとCの違いをよーく見比べよう。

右手を前に出し、上体もかなり捻られている。

かなり苦しいところまで捻る。

上体は被っていない。

感覚としてはかかと加重。

C



このシークエンスが一番難しいところ。

捻りに耐え兼ねて、板が下に落ちて行くところ。

決して、自分で板を動かしているわけではない。

ミスケースとしては、自ら外足を開きだしてしまうパターン。

整地で練習するとわかるが、板を閉じたままスムーズに板を落として行くのは大変難しい。

外スキー(左足)はテールを支点として外旋する感覚だという。
D





以上のことを踏まえた上で、シークエンス②スタート!













































Posted at 2013/03/06 22:46:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | コブ研究 | 日記
2013年02月24日 イイね!

【雪山探検隊ジャーナル】コブシークエンス①

雪山探検隊各位。

コブの神降臨である。

姿勢を正して見るように!


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よくわからなくてもイメージだけでも掴んでください。

このシークエンスは正対するターンをベースとしたコブの滑りです。

普通コブの中で正対するとそのうちコントロール不能となり発射(コブから飛びる)してしまうことになるが、強烈な捻りによって次のターンへと入って行くことができる。

ターンを抜け出す前、ショートポールあたりから上体をフォールライン方向へ捻って先行させる。

捻る時、外手でリードし外腰もフォールライン方向へ。

ずらすタイプではなく、ターンスタイルの滑り方なので板は外方向へ。

この板がすぐ下へ向くのではなく、外方向へ出て行くことがとても大事。

内手はストックをつくことになるが、ここも捻りを引き出す重要なポイント。

しかし、手の平を返し過ぎて受けるようについてしまうと衝撃がモロに来る。

上体に影響が出て暴れて乱れてしまうので、まっすぐ垂直につくイメージ。

強くつかない。

下へポンと下ろすイメージ。

よくモーグルでコブの衝撃を受けないストックワークが見られるが、考え方は同じ。

モーグルは縦に落ちて行くのでストックの構えは狭い。

ターンスペースの広いフリースキーでは構えは広く保つ。

ポジションや軸見て欲しい。

基本は高いポジションだ。

脚の伸縮を最大限に使うことができる。

軸は起きている。

上体は被っていない。

上体が被ると板が詰まって、次のターンへ抜け出していけなくなる。

イメージはカカト加重だ。

閉脚・密脚であるのは言うまでもない。

このシークエンスは練習用の浅い溝コブなので板の操作がよく見える。

練習する時はこのような浅いところで手を抜かず完璧な操作ができるようになることが大切だ。



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1 板は次のターン方向へ向いているが、外手はフォールライン(下)へリードし捻りを作り出す。このシークエンスで一番大事な部分。


2


3


4 板の方向は外、上体は下へとその違いがはっきりわかる。この場面で板の進行方向に上体が向いているのはNG。


5


6


7 内手のストックを垂直につくところに注目。返して受けてつかない。


8 ストックのついた後の処理が見事。上体に全く悪影響が出ていない。


9 ターンの外側では軸を使って伸ばして捕らえる滑り方。


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13 コブの中でターンすると一体どこでコントロールするのだろうと昔大変悩んだことがある。加速して発射してしまうのではないかと。この13、14でその謎を解くことができる。13では溝の縁(外側)を滑ってはいない。溝の中で外側にずらしながら滑っている。(このコマではわかりにくい。)ずらす時にはダラッとずらす。強くエッジングしてしまうと板が噛んでずらせない。板に乗るのは強く踏むことだと思いがちだが、コブの中でではダラッとズラすことが板に乗るコツ。スキーって難しい。


14 テールの位置が変わった。13と14では板の向きが違う。テールを大きく振り出してコブに当てている。これがコントロールした瞬間だ。往年T元デモもコブの中では最後に素早く板を回しズラすと言っていた。


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16 上体は被らず、軸が起きている。これにより板が詰まらず抜けて行く。


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22 ターン後半で板と腰の向きが同じ、正対したターンであることがよくわかる。板をよく見て驚いた。閉脚がコブの中で必須なのは当然だが、なんと板が半分重なってしまっている。





復習です。


こちらは悪い例。よく見比べてください。




<コブ研究に役立ててください。>
Posted at 2013/02/24 00:35:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | コブ研究 | 日記
2013年01月09日 イイね!

コブ研究。

「雪山」の他に、新たに「コブ研究」のカテゴリを新設することにしました。

コブを滑れるようになれば次の展望が見えてくるのではないかとの私は希望も持っています。

それでは研究スタート!

画像は昨年の月山。

コブの練習にため、日本全国からスキーヤーが集結します。

モデルは上がお手本のナショナルデモンストレーターWさん、下は一般上級者Yさんです。

どちらもコブを乗り越えようと抱え込んだところですが、Yさんは上体を被せにいっています。
(又は潰れてしまっている)

板は詰まり抜けず、足の吸収可動域も狭まります。

下は上体を被せる典型的な悪いポジションです。

上体は起こし、安定させなくてはいけません。

見比べると違いがよくわかりますね。



Posted at 2013/01/09 23:59:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | コブ研究 | 日記

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