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なんと１６年ぶりの日本公演である。
年齢的にも最後となるかもしれない。
サイモン＆ガーファンクルは１９６４～１９７０のグループである。
ハーモニーの美しさは言うまでもないのだが、実は美声はガーファンクルの方で、サイモンは才能の人である。
ギター１本と２人のハーモニーだけでここまで人を魅力させるデュオはいないだろう。
私はリアルタイムでは(幼少だったので)聞いていなかったが、１９８１年の復活セントラルパークコンサートに感銘を受け、それからポール・サイモンに深く深く傾倒していくことになる。
サイモンのギターテクニックは一見簡単そうで難しく、よく練習したものだった。
コンサートは「オールドフレンズ」からスタートした。
２人とも６７歳まさに旧友である。
デビュー曲「ヘイ・スクールガール」にはマニアも大喜び。
私は「アメリカ」のハーモニーにうっとりとして、「スカボロウ・フェア」に気が遠くなり、「明日に架ける橋」のサイモンのソロパートと「サウンド・オブ・サイレンス」のイントロギターに感激した。
そして「セシリア」のアンコールで終了した素晴らしい夜であった。
追加公演は武道館にて行われる。

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今日は巨人戦ではなさそうですよ？