
SUBARU大好きな貴方なら簡単ですね♪^^
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画像のA・B・C・Dのエンジンはどれでしょう?
正解者には・・・拍手です!(笑)
●レガシィBE/BH(ポテンシャルは高いがエアフロに弱点を持つ )
同じ形式のエンジンでも、車種によってそれぞれ特徴やポテンシャルが異なってくるEJ20エンジン。ここでその特徴を紹介しよう。
EJ20の3代目の進化にあたるフェイズ2エンジンを搭載したBH系レガシィ。シーケンシャルツインターボを備え、BG型からの欠点であった、プライマリータービンからセカンダリータービンに切り替わる際の、トルクの谷が前よりも改善され、スムーズなフィーリングになった。
ブーストアップに関しては、エアフロに欠点を持ち、1.1㎏/cm2.のブースト圧で、エアフロの限界を超えてしまうという。エアフロを使っての無理なブーストアップはエンジンブローの可能性が高くなってしまうので注意が必要である。
それ以上ブーストを上げようとするなら、エアフロの交換や、フルコンなどを使用したエアフロレスにするのがオススメである。バランス良くチューニングすれば、EJ20の素性の良さが発揮できるエンジンである。
エンジン諸元
水平対向4気筒2ステージツインターボ
総排気量 1994cc
最高出力 280ps/6500rpm
最大トルク 35.0㎏・m/5000rpm
圧縮比 9.0
ボア×ストローク 92.0×75.0mm
シーケンシャルツインターボを備えた先代レガシィ。先代マスター4エンジンをさらに熟成させたフェイズ2になり、BE系のレガシィで大きくEJ20を進化させた。
マスター4からインマニや、燃焼室の形状が変更された。
エンジン性能曲線を見ると、トルクの谷はかなり改善されている
●レガシィBL/BP ( 熟成され、完成の域に達したレガシィ用EJ20 )
同じ形式のエンジンでも、車種によってそれぞれ特徴やポテンシャルが異なってくるEJ20エンジン。ここでその特徴を紹介しよう。
BL/BPレガシィで第4世代を迎えたEJ20エンジン、電子制御スロットルや、等長エキマニの採用、シングルターボ化、ツインスクロールタービンの採用など、熟成され尽くした高い完成度を誇るエンジンである。
しかし、完成度が高い反面、チューニングには向かない面が多い。現行のEJ20はターボエンジンとしては圧縮比が高く、それほどブーストを上げられない面がある。また、コンピューターの制御も敏感で、基準の数値からズレが生じると、補正して標準値に戻そうとする設定になっているのである。
ブーストアップをするなら、サブコンなどで燃調をしっかり補正して余裕を持たせてトータルでチューニングするのが良いだろう。アクセスポートなど、BL系レガシィ独特のコンピューターチューニングもオススメだ。
エンジン諸元
水平対向4気筒デュアルAVCS ツインスクロールターボ
総排気量 1994cc
最高出力 280ps/6400rpm
最大トルク 35.0㎏・m/2400rpm
圧縮比 9.4
ボア×ストローク 92.0×75.0mm
現行レガシィもD型まで進化し、EJ20も完熟の域に達したが、SIドライブの搭載により、ブーストアップなどのチューニングがしづらくなってしまった。
SIドライブがブーストコントローラーのようなものであるが、それをさらに進化させたようなチューニングを、各カスタマイズメーカーに望みたい。
トルクの特性がよくなっていることは、性能曲線図から見てもわかる。
●インプレッサGDA/GDB (EJ20シリーズ最高の性能を誇るインプレッサSTI )
同じ形式のエンジンでも、車種によってそれぞれ特徴やポテンシャルが異なってくるEJ20エンジン。ここでその特徴を紹介しよう。
EJ20に限らず、国産2.ターボエンジンで最高のスペックを誇るのがインプレッサSTIのEJ 20エンジンだ。43.0kg-mを誇るトルクは、ライバルを突き放す性能だ。また、GDAのエンジンは低回転からトルクが豊かに出ているので、低中速域でも乗りやすい味付けに仕上がっている。
GDAのチューニングとしては、GDBのパーツの流用が一般的だが、GDBより圧縮比が高められているので、ブーストアップする時は注意が必要である。
GDBはチューナーも豊富に存在し、チューニングにはそれほど困らないが、ノーマルのブースト圧がすでに1.2kg/cm2.~1.4kg/cm2と高くなっており、ノーマルのコンピューターでの燃調はすでに限界に近いので、ブーストアップの際には、サブコンやフルコンでの燃調を、現車でセッティングすることをオススメしたい。
WRCを戦うコンペティションモデルとしての面もあるインプレッサ。今まで参戦し続けてきたWRCの技術が、EJ20エンジンを進化させているのである。
E J 2 0 の中でもスペシャルと言っていいインプレッサSTIのエンジンは、常に第一線の性能に進化し続けてきた。
水平対向4気筒AVCSツインスクロールターボ、
最高出力280ps/6400rpm、
最大トルク43.0kg-m/4400rpm、
圧縮比 8.0
●フォレスターSG5/SG9 ( 大きなポテンシャルを秘めたフォレスターSTI )
フォレスターはインプレッサ用をベースとしたEJ20エンジンを使っているが、車両のキャラクターからピークパワーを下げたトルク重視のセッティングとなっている。
しかし、2.5リッターターボを誇るSTIのパワーは魅力的だ。ピークパワーは265 psとインプレッサより15psほどダウンさせているものの、500cc多い排気量から生まれるトルクは強大な物だ。
チューニングとしては、GDA同様、GDBのパーツが流用できるものが多いようだ。ブーストアップに関してはSG5の圧縮比が9とやや高めになっているのであまり上げられないようだ。SG9の圧縮比は8.2とGDBに近い圧縮比なので、ブーストアップなどのチューニングベースとしては、大きな可能性を持っている。
大柄なボディだが、エンジンもシャシーもインプレッサベースなので、その実力は侮れない。
インプレッサをベースとしたスバル初のクロスオーバーSUVであるフォレスター。インプレッサやレガシィに比べ、パワーは抑えられているが、STIに搭載されたEJ25はパワフルだ。
水平対向4気筒AVCSターボ、
最高出力220ps/5000rpm、
最大トルク31.5kg-m/3500rpm、
圧縮比9.0
水平対向4気筒2.5AVCSターボ
、最高出力265ps/5600rpm、
最大トルク 38.5kg-m/3600rpm、
圧縮比 8.2
Posted at 2006/10/30 23:55:59 | |
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