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イイね!
2013年12月24日

中国に行って現実を見る

 気がつけば、モーターショー以来の投稿になりました。12月に入り、師走らしくあわただしい日々を送っています。

 さて、何シテルでも書きましたが、今月12日~15日にかけて中国の上海と南京へ行く機会がありました。

 訪れた理由は後ほど触れますが、この時点でピンときた方は情勢に詳しい方でしょうかね?


 まずは、自身13年ぶりの中国訪問を振り返ります。


▲行きの飛行機はB787

 この787、ドリームライナーという名称で親しまれているそうで、いわゆるトップナンバー機なんです・・・と、同行した飛行機ファンの後輩が力説してくれました(笑)


▲私はエンジンのこんなマークに萌え(爆)


フライトは天候が良かったこともあり、至極快適そのもの。

上海空港からはバスで上海駅へ向います。


▲まさか、ここでもお出迎えとは(爆)・・・ゴーストですかね?


▲中心部に入ると渋滞が凄い






▲上海駅です。

上海からは高速鉄道を利用して南京へ移動します。 


▲そのチケット。ちなみに日本で言うグリーン車!


▲グリーン車の乗客にはミネラルウォーターのサービスも


▲ホームは大陸的な雰囲気が新鮮です!


▲乗るのは左側。中国オリジナルの車両ですね。


▲シートピッチは広々。車内にモニターもあって装備も良かったです・・・けど、床がちょっと汚かったのが残念。


▲緊急脱出の際は、窓ガラスを割る工具もあったりします。これは日本にはないですね。

さて、実際に乗ってみての感想ですが・・・

・乗り心地は凄く快適
・加速中のインバーター音が大きい
・ドアが閉まる際のチャイム(ブザー音)がドキッとする音量
・停車時間がけっこう長い
・改札は3分前に閉まる
・そして、始発駅では発車時間よりちょっと早めに発車する(笑)
・防音壁が高くないので車窓の景色が楽しめる
・到着駅では、さっさとホームから出ないといけない(締め出されます)

無事に南京(南)駅へ到着・・・


▲南京(南)駅の内部です。高速鉄道専用の駅ということで、市内南部に新たに作られた駅なので、とても豪華なのですが閑散としています(汗)


ということで、南京市内で2日間ステイ


▲ホテルからの朝日を眺める。PM2.5は上海より酷いですね。


▲期待通りのラッシュ光景


▲地下鉄にも乗れました。まだ出来たばかりなのか、非常に綺麗でした。



▲地下鉄の駅からホテルまでの道中に、こんなディーラーが!!!(驚)



南京から上海への戻りも、高速鉄道を利用しました!




▲南京駅(中心街にある、昔からある駅です)内部



▲帰りの車両はE2系でした(爆)

あまりに快適すぎて爆睡!あっという間に上海。


▲ちょっとだけ市内を散策したり、地下鉄に乗ったりしてきました。


さてさて、中国では見慣れた車も見慣れない車もたくさんありましたので、その一部をご紹介。
















▲最後の2台は電動チャリンコです。非常に普及していますね。



そして最後に、今回中国を訪れた理由ですが・・・



▲南京大虐殺から76年、追悼式典への参列でした。

特に近年、この話については「存在そのものがなかった」というニュアンスの発言が各方面から聞かれていますが、式典に参列してきて、そんな日本国内の風潮に対して一層の危機感を抱いています。

先の大戦から76年、証言者の方々がどんどん減っている現実は、日本も中国も同じです。

そして、日本には原爆や沖縄戦のような「被害の歴史」もあり、中国や韓国での「加害の歴史」があることに対して、真正面から向き合わなければならないと思います。

これまで、当時を証言していただいた皆さんは口をそろえます。

「二度と戦争をしてはいけない」と。

私の気持ちもそうです。今の憲法には、そんな想いがギュッと込められているんだと思います。



長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。











 
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Posted at 2013/12/24 11:45:28

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この記事へのコメント

2013年12月24日 12:09
南京のカウントダウン信号、懐かしかったです。

中国の都市の中では南京市が一番たくさん行っていますが(はっきり覚えていませんが、人生全部で30泊近く南京に滞在したはずです)、大虐殺紀念館はリニューアル前しか行っていません。
以前書いた話ですが、4312さんとお知り合いになってからは書いていないと思うので、昔と同じことをもう一回書いておきます。

同行者は大虐殺紀念館のスタッフと顔見知りの中国人でした。なので事務所にあいさつに…
紀念館のスタッフは私が日本人であると知って、非常ににこやかに「歓迎!歓迎!」という雰囲気満載でした。
「日本鬼子が来た!」「小日本は憎い敵だ!」という対応を少しだけ恐れていたんですが、そんなことは全くなく…

これはどういうことかというと、
「日本人がここに来て“正しい歴史”を学習することは非常に意義深いことです。どうぞゆっくり見学して、しっかりと“正しい歴史”を学んでいってください」
ということだったんですね。

私は南京大虐殺についてどのような立場かというと、
『中国政府が言っている犠牲者数には疑義があるが、“何らかの虐殺行為”は歴史的事実としてあった可能性が高い。』
というものです。
“正しい歴史”とカッコ付きにしたのはそういう意味です。
実は私は大学で『史学科』を卒業したのですが(だから就職先なんか選べなかった…という話はまた別の機会に・笑)、歴史を科学としてとらえたときに、『そんなものは存在しなかった』というのは無理があると思わざるを得ません。

数年前に南京を訪ねたときに80代も後半のあるおばあさんから『日本兵は怖かった。戦後も今までずっと日本人は怖いと思っていた。あなたは日本人なのにどうしてこんなに優しいのか…』と言われ凍りついたことがあります。
やはり平和を守るのは、政府レベルで軍拡競争をすることではなく、国民一人一人のレベルでの交流が不可欠だと強く感じています。
コメントへの返答
2013年12月24日 13:32
こんにちは♪

南京市は初めて訪れましたが、上海よりも(自分がイメージしていた)中国らしさが溢れた、とても印象的な街でした。何度か首都にもなったこともあるせいか、歴史を感じる街ですね。

式典に参列したさい、さぞかし周囲からは厳しい視線を注がれるのであろうと、私もビクビクしましたが、話を聞くと歓迎していただいていた点は全く一緒でしたね。

紀念館では、当日ということもあって大変混雑していましが、限られた時間で何とかほぼ全部を見ることができました。説明文も日本語表記もあり、きちんと事実を伝えようという姿勢が感じられました。一部、?な部分もあることはあったのですが。

ともかく、歴史の事実を都合良く歪曲しようという方々は、自らが戦地へ行くことのない方々です。一方で、戦地に行くのは私のような一般市民。そう考えると、教育ってのも大きな要素を占めるなぁと感じます。

つくづく、今の安倍政権の恐ろしさを痛感してます。
2013年12月25日 13:00
はじめまして

式典に参加されたとは凄い経験でしたね。

私事ですが 私の父は昭和2年生まれで
北京の鉄道学校へ進学 数ヶ月 北支鉄道に務め
18年に志願して陸軍へ山西省で戦っております。
終戦後 部隊ごと国民党軍に編入して
防共のため? 共産党軍との内戦を3~4年経験し
負け続けて命からがら帰国

引退してからのライフワークは戦友会が中心となった
ボランティア活動で中国人留学生の世話と 若い頃暮らした 中国の辺境の地へ訪問
20年以上前からですから 中国の農村は当時はまだまだ貧しく
エンピツやノートを小学校に寄付しに行ってました。

そんな現地の子供が大きくなり
年老いて足が悪くなった父が現地で歩くとき 皆 寄り添ってくれ
父の気遣わない 息子(私)は ほんと薄情モノです・・・

2度 訪中へ随伴したことがありますが
15年ほど前 こんな事がありました。

父と父の戦友と私の 3人で食堂で食事中 中華包丁を持った食堂の主人が
怒りをあらわにして 私たちのテーブルの横に立ったことがありました。

理由は その方が子供の頃
日本軍が村に攻めてきて 村民は逃げたのですが
自分を背負って逃げる 母を捕まえ 
その方の目の前で殺害したそうです。

父は10年近く中国滞在経験があり 
また戦友は 国民党軍時代に戦闘中 共産党軍の 捕虜になり
10年くらい刑務所で中国共産党から
しっかり教育を受けていますから 
中国語はネイティブ並で上手く
彼と長い話をして 一緒に酒を飲み
その主人も納得したようで最後は泣きながら
『今日の食事代はいらない また 来てくれ』と・・・

そのことがあってから
私は中国人の大陸的な おおらかさに感心するのと
中国という国に興味が湧きました。

うちの父やその戦友のように
当時 無知無学で乱暴な若者が日本から鉄砲を持って押し寄せましたが
何故か?彼等は 中国人の悪口を言いません。
(もちろん 悪い部分は多々あるのでしょうが)
どちらかと言うと 懐かしさもあるのでしょうけど
文化であり その民族性を評価しているように感じます。

昨今の日本のマスコミ報道を見ると
どちらかと言うと 中国に対する報道に悪意を感じさせるように
思うことがあります。

諸般の事情から
日本は中国と距離を置く方向なのでしょうけど

我々は冷静な判断でその辺り考えたいものです。

コメントへの返答
2013年12月25日 23:39
こちらこそ、はじめまして。

そして、貴重なお話もいただきありがとうございます。

自身にとって2度目の中国でしたが、1度目に訪れたのは13年前の北京と瀋陽でした。その時は「平頂山」というところに行きました。

その後も、カンパで中国の地方の小学校を建設したり、その小学校の生徒との交流事業やりながら、一般市民のレベルでの交流をしてきました。

そこでわかったのは、一般市民としてはやっぱり「平和」を望んでいるということです。

そのためには、政治レベルでも過去の出来事に対して真正面から向き合うことは重要ですし、その事実をきちんと伝え続けなければなりません。その点について、最近聞かれる一部の政治家達の言動には憤りを感じます。そして、一部政治家の言動に同調したネット上での論調に対しても、憤りを感じてしまいます。

国民主権の日本ですから、政治(政治家)の質を決めるのは国民です。自分自身もそのことを心に据えて、自分だけでなく子供の世代にも責任を持って「平和」な世の中というバトンを渡して生いきたいと思います。












2013年12月25日 22:18
こんばんはです。

追悼式お疲れさまでした。
なかなか体験できることではないと思いました
貴重な経験だと思います。

私も歴史の授業だけは知りえない事を生き証人から少し聞くことがあり
やっぱり一方的な歴史認識だけではいけないと思うことが多々ありました。

特に、日本人はのど元を過ぎると熱さを忘れるタイプが多いので
過去の記録をきちんと残してうやむやにしない
また同じ間違いを残さないようにしていかないと
国と国との信頼関係は築けないと思います。

個人的には今の政治を見ていると、
昔の日本は神の国、選ばれた人種であると
履き違えた政治家がたくさんいるように見えて
とっても将来が不安になっております。
(自信を持つことは悪くないですが進む方向が違うと怖いです)

子供たちのためにも道を間違えないように
選挙で示したいと思っております。
コメントへの返答
2013年12月25日 23:58
おばんです。

現地へ行ったり、証言者からのお話を聞くと、やはり色々と考えることがあります。自分もそういった経験を通じて、ちょっと今の日本(・・・の政治家)の現状に対して不信感があります。

選挙でも、その時の雰囲気で選んだら終わりではなくて、その選んだ政治家に対して厳しい目で育てていく使命もあるんだと思います。

とにかく、証言者が語ってくれた「平和」を実現するために、私たちがやらなければいけないことはたくさんあるんだと感じました。



プロフィール

「@Fuji@picaさん、電力設備の変圧器を輸送する専用の貨車ですね。」
何シテル?   06/09 07:36
子持ち+多趣味=貧乏暇なし・・・【広く浅く楽しく】がモットーです。 今回の異動で、仕事場がチャリ通圏内に…(笑) ピカソは週末の子供達の部活遠征用に...
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