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　いま、近所で「シャルロット・ペリアンと新庄」展なるものが開催されています。小さい展示会なのですが、個人的にはけっこう楽しめました・・・フランスの女性建築家と日本を代表する工業デザイナー・・・この展示会で知った意外な接点でした。

　

　ペリアンが初来日したのは1940年、日本各地をまわって農民の日用品や暮らしから大きく影響を受けたそうです・・・そのなかで、ここ新庄市にも訪れたのだとか。そして、このときに一緒にまわったのが「柳宗理」だったそうです。

　柳宗理は、ずぅーっと昔の「トランヴェール」という雑誌（東北新幹線の座席裏のポケットに入っているやつです）で、燕三条の金物事情を特集した記事で「黒柄カトラリー」に一目惚れして以来、気になる存在になりました。

　展示会では、ペリアンさんの作品とともに、柳さんがペリアンさんの人柄についてコメントがあるのですが、個人的に一番面白く感じました。

　

　▲ペリアンさんデザインの椅子


　ペリアンさんも柳さんも、すでに故人になってしまいましたが、残された作品は永遠に語り継がれていきます。　


　展示会の会場は、山形県新庄市にある「雪の里情報館」という所です。

　・期間は12月2日まで（毎週月曜日休館）
　・時間は9:00～17:00
　・無料
　・場所は→http://www.city.shinjo.yamagata.jp/2596.html