
じつは嫁さんの最初のクルマがプレオのスーチャーパージャー
で、私もマーチスーパーターボに乗っていたことも
ありスーチャーパージャーの経験は多い方だと思います。
最近スーチャーパージャーのトラブルを
ブログで見ることが多いので
スーチャーパージャーについて
構造の基本をおさらいしましょう♪
新型ノートに採用されたスーパーチャージャーですが
カットモデルを見ると捻れたローターが二つが見えます。
この手の機械式過給機ではマーチRやクラウンに採用された
ルーツブロアーか?
はたまたIHIが昔ユーノス800に採用された
リショムコンプレッサーなのか?
この二つって見た目が同じような物でわかんないんですよね(笑)
そこで特徴と見分けを整理してみましょう。
まずブロアーとコンプレッサーの違いは?
ブロアーは圧縮比が2未満
コンプレッサーは圧縮比が2以上で分けられます。
なんでルーツブロアタイプで2以上圧縮するならコンプレッサーと
呼んでも良いかも・・・
ルーツブロアは昔から自動車用としては一般的で
ニ葉式なら捻れてないから作りやすかった。
リショムコンプレッサーは工業用圧縮機で
工場とかに採用されててめちゃめちゃデカイのがあります。
私も某工場でメンテした事があるのですが、ローター間の密閉に
オイルを使用してて、コンプレッサー止めたらエアクリーナ側に
逆噴射して部屋がオイルだらけになった経験があります(笑)
工業用なんで最大20Kとか圧力あります。
つくるのには捻れがあり葉型も変形で難しいく高価
自動車用はもちろんオイルレスタイプです。
簡単に原理を説明すると
ルーツブロアーは名前のとおり送風機なんで扇風機みたいな物です。
リショムコンプレッサーは圧縮機なんで、内部で空気を圧縮します。
クルマ用だと圧縮比2以上なんてそれほど使わない
今までの構造だとノッキングするし、あまり回しても空気を
攪拌するだけでエネルギーはすべて熱に変り効率が落ちます
なんで出力向上であればルーツブロアでよかった
そんで話は元に戻って捻れたルーツブロアと、リショムコンプレッサ
のみ分け方です。
これは断面図見れば一発でわかります。
ルーツブロアは二つのローターが同じような形状してます。
リショムコンプレッサーはオス型とメス型があって形状が
違うんですね。
写真でユーノス800にしようされたIHI製の断面図見ると
オス型は3つ葉でメス型は5枚になってます
ルーツは3葉式だとどちらも3葉です
リショムももっと圧力を上げようと考えたら枚数を増やすんですが
自動車用であればコレで十分らしい。
それで新型ノートのスーパーチャージャーですが・・・
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000018804.html
コレのようです。
イートン製4葉式ルーツブロア
3葉は60度捻れですが、4葉は160度も捻れてるんですね。
コレで振動と音(同じ意味か)が良くなり、効率も上げられる
ようです。
ノートのカットモデル写真ではわかりにくいですね
ピカピカしなくて良いっつ~の(笑)
自動車の燃費良くしようとしたら、海外だとターボ
日本だと電動アシスト付自動車だと思います。
KERSって名前付けるとF1みたいでカッコイイし。
ボタンつけて、F1と同じメータつけたら欲しくなります(笑)
いろいろコンプレッサーを調べていると工業用に面白いの見つけました。
三井精機のZ-screwです。
http://www.mitsuiseiki.co.jp/compressor/Zscrew/tabid/111/Default.aspx
発熱しなければ、冷やす必要はないですね。
ただこの水冷やす必要は・・・
つ~ことでお勉強でした♪
デハデハ
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Posted at
2013/08/11 02:06:03