
こんなパーツで・・・・の続編です。
初めての方はこの前の
「こんなパーツで」と
「商売」を読んでください」
長いけど(笑)
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/28090809/
「エアロスタビライジングフィン」
まず紹介の動画がありましたのでご覧ください
http://www.youtube.com/watch?v=hJmPjPvPREs&feature=youtu.be&a
最初私は動画を見ていなかったので、ボルテックスジェネレータ(次からVGと表します)か?
またはカジキマグロとの話があったので、生物学を参考にした
低摩擦肌かどちらかだと思いました。
ボルテックスジェネレータの説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1%E6%B5%81%E7%BF%BC
VGなら突起によって小さい渦(乱流)を作り空気の剥離を抑える目的ですが、
付いてた突起が「カジキマグロの形状を参考にした」と書かれています。
カジキマグロは形状的に空気抵抗が少ないので、VGには向かないと私は考えました。
ボルテックスジェネレータは日本語で訳すと「乱流翼」ですので乱流しなければなりません。
気流を乱さないといけないパーツでみださないようにする形状って・・・・
動画を見ると、VGに間違いは無いのですが、VGによる空気抵抗を考えてカジキマグロの
形状にしたそうです。
確かに三菱ランエボの論文では、VGの空気抵抗も重要なので、形状、大きさを考慮した
と書いてます。そんで、もっとも効果のあった形状はデルタ翼(三角形)と書かれていました。
三菱の実験ではまぁ効果があったとしても、テストは50m/sなので時速に直すと
180km/hでの結果になります。確かに空力効果は数値ででています。
(ボルテックスジェネレータと検索すると三菱の論文がPDFで出てきますのでご覧あれ)
しかし、86の「エアロスタビライジングフィン」は大きさも形状も最適ではないと思います。
っとココまででよく考えたら・・・・・・
車の側面に突起物があったら危険だよなぁ~って我に戻ります(笑)
なんで、最適形状にしたかったけど危ないので出来ず、安全で空力上イメージのよさそうな
カジキマグロを例として関連つけたのではないかと思います。
これでも効果はあるだろうし、空気抵抗は大きくなりませんからね。
まぁ、ドライバーが感じるかといえばあの記事のようには感じないと思うけど・・・
(まぁそれは置いといて)
でももっと他に、良い方法がないのかなぁ~と探していたら有りました!!
それも日産のHPに!!
新型ノートです。写真を見てください。
テールランプ前側のふちにのスリットがあるのがわかるでしょうか?
コレはですね、リアタイヤのホイールハウスの穴がつながっているらしいです。
http://guide.jsae.or.jp/topics/34465/
要するに空気圧の高い(高圧部)リアホイールハウスから、テールランプの空気が
剥離する場所(低圧部)に空気を送ってるんですね~
効果は86の「エアロスタビライジングフィン」と同じような効果だと思います。
コレ見てビックリです!!
そうです。F1好きならわかる「Fダクト」と同じ効果ですよ!
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51645420.html
ひやぁ~トヨタ様より日産様のがF1してるぅ~~~
つ~か、走行会とかで、リアバンパーに穴開けたりしてる(パラシュート効果を無くす)のと
おなじかなぁ。
いやぁ~メーカって大変ですね、こういうの積み重ねでノートはCD値0.29を達成してますからね。
感動といえば日産のほうですかねぇ~
日産は名前が無くて、トヨタはカッコイイ名前ついてるけど(笑)
あとね、このトヨタのパーツで思うのですが・・・・・
「エアロスタビライジングフィン」は両面テープでくっついてるだけなんで、
引っ剥がされて、パクられそうな気がする(笑)
朝見たら、無かったなんて思うと・・・・・コワァ~
私なんかGTウイングも普段は外してますからねぇ~
1万5千円が両面テープでクルマに張ってあるだけだと心配でしょうがない(笑)
話は脱線したけど、それなりに面白かったので好評でもないのですが次回も考えてます(笑)
次ぎはお魚、鳥さんを参考にしたレーシングカーについてです。
最後に新86ワンメイク用ブレーキエアガイドの写真でつ
コレ効きそう!!
デハデハ♪
Posted at 2012/10/26 04:53:08 | |
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