訃報の巻。

某K藤からの電話。



>何かが起きたって、すぐに分かったよ。





本日、17時過ぎ。
帰宅途中に某K藤より入電。
遊びに誘われるノリではなく、様子がいつも通りではない。
『チーフから連絡ありましたか???』っと聞かれたので、
『いや、何も…。』って答えると…、
『実は、某T岡君の…。』って出だしを云われた瞬間、
某T岡君の身内に何かがあったんだなって分かった。

某T岡君の兄貴がお亡くなりになられた様だ。

ちと予定があったが、
全てキャンセルして慌てて通夜に出席した。

水難事故の様である。
T岡君の兄貴には会った事がないが、
年齢は某K藤より2〜3歳年下だから、20代前半か。
T岡君が22歳で、妹が今年から高校生だったな。

自分は今まで友人を含めて大切な人を失ってきたが、
血を分けた、年の近い人を失った事はない。
だから、その気持ちを分かる事は残念ながら出来ない。
相手が振れた事のない感覚を、伝える事が出来ない様に…。

『死』とは、誰もが持っている平等な事柄。
それが、早いか遅いかだけの差である。

そう思いながらも、
自分より年下の者の不幸となると、早いと思わざるを得ない。

しかし、
『死』は語るものではなく、受け入れるもの。
それだけが、不変に自分の心にある結論。