
憧れの海外の田園風景。
>まさかのタイミングで実現できた。
本日はインドネシアは独立記念日で休日。
ホテルで仕事をしようかと思っていたが、遊びの出かける事になった。
昔から海外で田園風景(特に棚田)を見てみたいと思っていたのだが、
言葉の出来ない私は夢のまた夢と思っておりましたが、
と或るインドネシア人の方から、
『それなら私の実家に来ませんか???』
っとお誘いを受けました。
『私の実家で独立記念日のお祝いと、
親戚の子どものお祝いを一緒にやるから一緒にどうですか???』
っとの事で、お言葉に甘えて参加させて頂く事になりました。
しかし、私はインドネシアを自由に移動できないので、
インドネシアのと或る友人に連れて行って貰う事にしました。
本日、向かうインドネシアの田舎は、
ボゴールと云う都市とバンドンと云う都市の真ん中よりやや西の位置くらいかな。
しかし、その田舎に向かう途中には大問題が…。
プンチャックと云う場所の近くを通る道は土日と祝日が時間帯で一方通行になるとの事。
一度、通行止めに引っかかるととんでもない時間をロスするし、
そもそも、その一方通行になる時間帯が良く分からないと云う事なので、
一方通行が始まる前にその箇所を通り過ぎる作戦です。
そんな訳でホテルは6時前には出発しました。
本当に
インドネシアのと或る友人には感謝である。
上記画像の11番の番号近辺が時間帯一方通行になる箇所です。
景色はどんどんとカントリーな雰囲気を醸し出してきました。
ジャワティーの茶畑の様である。
広々とした道を走り抜けます。
ボゴールから東に向かった場所は標高がどんどん高くなり、
インドネシアとしては気温が低く快適でしたね。
交通規制に引っ掛かる事無く順調に田舎の村へ進みます。
う~ん、田舎の雰囲気が素敵。
大通りを曲がり部落の道に入ると更にカントリー感が増す。
コレがインドネシアの田舎の田園風景。
そして、と或るインドネシア人の方の実家に到着。
お父さんとお母さんが迎えてくれて、朝ご飯を食べさせてくれました。
良く分からないけど黄色い色のご飯。
黄色いご飯はこの植物で色付けをしているみたいです。
少しかじってみろと云われたので、少し噛んでみましたが…。
苦味と云うか渋みと云うか、
今までに味わった事の無い味で単品で食べる物ではないと思いました。
お米に味付けすると丁度良いのかな。
これは鶏肉を揚げて何かをまぶした料理。
不味い訳では無いのだが、
海外(アジア圏)の鶏肉は少しパサ付いている事が多いんだよね。
そして、焼きビーフン。
普通に日本手食べなれた感じの味わいで受け入れ易く美味しかったです。
辺りを見渡すと長閑な田園風景。
私の望んでいた景色である。
村はお祭りの準備が済んでいる。
旗も手作り感満載な門もお祭りの為である。
子どもたちがお祭りの始まりを待っている。
案山子の様な人形もお祭りの為の様だ。
そして、インドネシア人の方がバイクを貸してくれた。
インドネシア語は分からないが、
要するに『バイクを貸してやるからそこら辺を回ってきて良いよ。』って事の様だ。
う~ん、私はインドネシアの運転免許持っていないんだよねぇって悩んでいると、
目の前をどう見ても小学生くらいの子どもが二人乗りでバイクで走っている姿を見て、
コレは大丈夫なのだろうと妙に納得した次第である。
借りたバイクでカントリー感満載の田舎道を疾走。
良い風景。
南国の木々に田園風景。
第一村人発見!!!
村の人は田んぼの手入れ中。
バイクで走る。
青い空に緑の稲。
標高が少し高い場所なのでインドネシアとしては涼しいのですが、
それでも少し汗ばみます。
村人の帽子の形が素敵。
海外出張にデジタル一眼レフをどうやったら持って行けるか方法を真剣に悩む瞬間。
枝が横に伸びて葉が生える日本では見かけない不思議な木。
インドネシアの田舎道、当然であるが舗装されていない悪路。
村の家が密集している場所。
昔の日本でも見かけた風景かな。
三丁目の夕日な風景???
鶏は放し飼い。
村のそこらじゅうで歩き回っております。
村でガソリンは商店で売っております。
まさかの手回し方式。
何かのお店の看板かな。
子どもは元気に走り回る。
道は悪く、バイクでこけるんじゃないかと冷や冷や。
まさか海外でバイクに乗って自由に村を走り回れるなんて夢にも思っていなかったので、
楽しいひと時を過ごす事が出来ました。
バイクで転ぶ事も外国の田舎で迷子になる事も無く、
バイクの旅を終えてと或るインドネシア人の方の実家に無事に帰還すると、
親戚の子どものお誕生日会の為のケーキを買いに行くと云う事で同行。
ケーキ屋さんの看板ですが何が書いてあるのかはさっぱり。
まぁ、看板の写真でケーキ屋さんと一目瞭然。
予想通り、カラフルなケーキでした。
子どもに『スポンジ・ボブか???』って聞いてみたら、
言葉は分からないがどうやら違うみたいである。
そして、本日メインのケーキはスパイダーマン。
スパイダーマンに似ているかと云うと微妙なところもありますが、
兎に角、海外特有のカラフルなケーキであり、
私にしてみれば食欲は湧かないなぁっと云うのが本音。
ケーキを家の前に並べてお誕生日会の準備が整う。
田舎で大家族である事は分かるが、
それにしてもケーキが3個も必要なのかとずっと考えておりましたが、
答えはすぐにわかりました。
ローソクはスパイダーマンのケーキにセット。
どうやら11歳のお誕生日みたいだ。
お誕生日会の準備が整うと、
部落の子どもが次々と集まってくる。
ケーキが3個も必要だった理由はコレだったんですね。
お誕生日会は部落の一大イベントなんですね。
部落の子ども、総出で誕生日をお祝いをする。
歌を歌い終えて、ローソクの火を消す。
そして、ケーキカットをしてケーキが配られるとなると大騒ぎ。
普段はこの手の甘い物が食べれないのか、
子ども達が我先にとケーキに集まってきます。
私にもケーキが配られました。
カラフルな食べ物は…。
出来れば避けたかったんですけど(苦笑)、ありがたく頂きました。
予想通りクリームは無茶苦茶甘く、
スポンジは少しパサついており、
微妙な味わい。
こちらは誕生日プレゼントの自転車。
子どもは喜んで乗り回しておりました。
荷台に載せられた牛を見ると、
『ドナドナ』の歌しか思い浮かばない。
時刻はお昼時。
と或るインドネシア人の方のお父さんが、何か私に問いかけてきました。
察するに何か食べるかと聞いている様だったので、
『OK!!!』っと答えると、飼われている鳥が何か騒がしくなりました(笑)。
そして、暫くして台所に呼ばれたので行ってみると、
首に切込みが入り180℃曲がって、毛をむしられたアヒルが鎮座しておりました。
他の生命の命を頂いて、
我々は生かされていると感じる瞬間。
暫くするとこんがりと揚げられたアヒルの肉が出されました。
お味は少し固く、そして癖が強い味わいでした。
味付けは特になさそうだったので、今度からは味・塩こしょうを持参しようかしらね。
お昼ご飯も黄色く色づけされたご飯。
お祝いの時はこのご飯がお決まりとの事。
そして、独立記念日のお祭り。
青空の中に立てられた竹がメインイベント。
竹の先にはお菓子やジュース、日用品が吊るされております。
この竹を子ども達がよじ登り、先端の景品を目指します。
昨今の日本でこんな事をしたら、
『危険だ!!!』っとか様々なクレームが出るんでしょうね。
連係プレイが必要。
踏み台になる子どもによじ登る子ども。
よじ登っている子どもにウエスが投げられます。
コレは竹に油の様な物が塗られており、
登り難く滑る様にしてあるので、それを拭き取りながらよじ登る訳である。
何度も登り、落ちるを繰り返しているうちに油が取れて、
徐々に登りやすくなってきたみたいです。
景品まではあと少し。
やっと、景品に手が届く。
景品は引っ張って下に落とす。
ここまで2~3時間は掛ってたかな。
女性の方や大人はずっと下で見守っている。
こちらは立てる前の竹。
登り難くする為に油を塗っている最中の画像。
こちらはお祭りのもう一つのイベント。
スイカにお金を差して、良く分からないシロップがかけられております。
そして、手を使わずに口だけでお金をスイカから取出すイベント。
このイベントは女性が参加されていたので、
竹をよじ登るイベントは男の子、
口でお金をスイカから取出すイベントは女の子が参加すると思われます。
こちらではおじさんが踊り始める。
お祭りと云えば良く分からないが雰囲気での踊りは重要である。
踊りは盛り上がり、若者も加わって盛り上がる。
田舎の長閑な田園風景をバイクで堪能できたし、
独立記念日のお祭りも見学できたし、
お誕生日会にも参加する事ができたので、
非常に貴重な一日となりました。
インドネシアの田舎は三丁目の夕日の風情が残る良い所でした。
そして、少し早目に帰宅。
通って来た道とは反対方向の東に回って帰る作戦。
先にも記載しましたが、
通ってきた道は時間帯通行規制で大渋滞が予想されるのでと云う考え。
しかし、少し走るとこちらでも渋滞が始まる。
インドネシア特有の渋滞かなぁって思っておりましたが…。
ここら辺まで進むと、車は殆ど動かなくなる。
どんどん、バイクと車と人が増えて車は全く動かなくなる。
全く車が動かなくなる。
2時間、車は立ち往生。
どうやら、この先でお祭りをやっていて、
全く交通規制しておらずお祭りが終わって、
会場付近で道路が交通量がパンクしてしまった様だ。
全く動かない車の中で、
インドネシアのと或る友人からまさかの一言。
『日が暮れる。不味いなぁ。』
何が不味いか聞いてみると、
要するに日が暮れるとこの先で山賊が出る様だ。
※上記矢印の箇所。
この21世紀に突入した世の中で山賊ですか。
アジアの国々は私の想像を遥かに超える世界です。
車が動き始めて、お祭り会場付近まで辿り着く。
道の脇には屋台が並んでおります。
渋滞を抜けて、山賊出没の危険地帯も日が暮れる前に何とか抜ける事が出来ました。
山賊が出ると云った先程の場所は酷い道だったなぁ。
舗装されているけど凸凹の道で30㎞/h出すのがやっと。
そんなこんなでCibubur(チブブール)と云う街まで辿り着く。
そこでインドネシアのファミリーマート1号店の隣に在る吉野家で夕ご飯。
今回は焼肉丼をチョイス。
コレがまた、日本の吉野家の焼肉丼とは違って、
牛丼に使われる様な薄いバラ肉が使われており、
たっぷりと甘辛いタレとの相性が良くて美味しかったですね。
良く分からなかったけど、
適当に指を差してエビフライと鶏肉団子とエッグロールのセットメニューにしてみた。
牛丼や焼肉丼は美味しいんですけど、揚げ物は可でもなく不可でもなくと云った感じかな。
本日の走行距離は207.21㎞でした。
実の所、車を出して頂いた揚句に、
朝立寄ったスタバや夕ご飯の吉野家は、
インドネシアのと或る友人にご馳走になってしまいました。
全く持って、感謝感激雨嵐である。
次回、インドネシアに渡航する時はお土産を何にしようか真剣に悩んでしまいます。
乞うご期待!!!