
礼文島、去らば!!!
>また、訪れたいと思える島であった。
スコトン岬の駐車場で起床。
場所的に風が強いかと思っていたがそれほど風は吹かず、
また、昨夜は余り冷え込まなかったので快適な一夜となりました。
寝ていたスコトン岬の駐車場。
本日はそこそこ天気が良さそう。
トイレで洗面をしながら景色を見ていると、
何やら旗の前で立っている人が居ました。
その旗は白と赤の二色です。
なんだろうと観察していると…。
8時になるとサイレンが鳴り旗を降ろしていました。
そうして海からは一斉に小さな漁船が移動を始めました。
どうやら、漁の時間を知らせているみたいでした。
身支度を済ませて
スコトン岬と別れを告げます。
昨日、澄海岬の売店の方に野生のアザラシを見た話をしたら、
もっと沢山見える場所があると聞いたので朝から探しておりました。
『地元の人じゃないので場所を説明しても分かり難い。』って云っていたので、
探すのに苦労する場所なのかなぁって車を走らせてましたが、
車から発見できる場所で野生のアザラシが休憩しているところ見る事が出来ました。
野生のアザラシが休憩するポイントとしては風が弱く波が穏やかな日らしい。
この日は天気が良く、しかも風が弱いので波が穏やかで絶好の観察日和でした。
20~30頭のアザラシを確認する事が出来ました。
トリミングして拡大。
こちらは尻尾を見せるアザラシ。
トリミングして拡大。
海岸を歩いて近づきましたが、
私の気配に気が付いて海の中に入って様子を見ているアザラシ。
『なんだ???』って感じで私の方を見ている。
しかし、私の事など気にせずに休憩を続けるアザラシ。
こんな人工物の近くで沢山のアザラシを見る事ができるなんて思ってもいませんでした。
海面から顔だけ出すアザラシ。
のんびり、長閑である。
暫くすると私の気配に気が付き海に潜ってしまったアザラシも浅瀬で休憩を再開。
本当にのんびりとして動かない。
朝からアザラシを見て心癒される流れ星さんでした。
私が沢山の野生のアザラシを目撃したのはここら辺です。
こういう時に小回りの利くサンバーで良かったと思う瞬間。
アザラシを発見した車道から見た風景。
そこまで注意深く観察しなくても『アザラシの群れじゃないのか???』って分かりました。
人里離れたトレッキングの最中ではなく、本当に生活道の近くで見る事が出来ます。
皆さんも礼文島を訪れた際にはアザラシを探してみて下さいね。
謎のタコの遊具が鎮座する
礼文町総合公園に立寄ってみる。
このタコの遊具は滑り台です。
愛嬌があり可愛くも見えるが、
タコの吸盤とかが結構リアルで怖く見える部分もある。
足漕ぎカート場???
大人が使えるサイズではありませんでした。
まぁ、当然と云うより必然か…。
遠くに利尻島を眺めながら香深港に向かいます。
道にバフンウニの殻がこんな感じで良く落ちてます。
なんだろうと辺りを見渡すと…。
カラスがバフンウニを咥えて飛んでました。
恐らくですが浅瀬のバフンウニを捕まえて食べているのではと思います。
人間でも滅多に食べれないバフンウニを贅沢に食べる礼文島のカラス…。
ブルジョアだ。
昨日、フェリーでお会いした方と一緒にお昼ご飯を食べる約束になっていたので、
お昼前に香深港に戻ってきました。
港の駐車場に錆の味わいが良い感じのサンバーを発見したので記念撮影。
リアゲートのキャッチが壊れているのか、
荷造りひもが張り巡らされてました。
10時10分の気温は22℃、快適だ。
約束の時間は11時なので、まだまだ余裕。
そんな訳で近くの
桃岩展望台に再び行ってみました。
こんな青空の景色を堪能していると、
あっという間に約束の11時前になってしまったで香深港に戻ります。
本日のお昼ご飯はこちらの『
海鮮処 かふか』で頂きます。
稚内に戻るフェリーの時間もあるので開店と同時に入店しました。
うに丼にしようか悩みましたがうに丼のお値段は4,300円。
ちょっち予算オーバーだなぁって事でうにといくらが堪能できる二色丼をオーダー。
それでもお値段は3,200円と高級品。
この丼のうにはバフンウニとの事でしたが、
私の味覚ではムラサキウニとの違いは分かりません(泣)。
しかし、美味しかった事に違いは無いので良しでしょう。
お昼ご飯を食べて乗船手続きをします。
暫くすると稚内に戻るフェリーが着岸。
このサイプリア宗谷号で稚内に戻ります。
12:25に香深港を出港して14:20に稚内港に到着する1時間55分の船旅。
去らば、礼文島。
フェリーはお昼ご飯を一緒に頂いた方と一緒だったので、
旅の話を色々としていたらあっという間に過ぎ去りました。
天気が良く暖かかったので、稚内牛乳アイスを買ってみました。
これは多分、
ノシャップ岬かと思われる。
無事に到着。
フェリーでの車の乗船台数はそこそこ。
トラック等の物資を運ぶ車が多かったかな。
旅も9日目に突入して着替えが底を尽きたので
稚内のコインランドリーに立寄ります。
日本国内でコインランドリーに立寄るなんて20年振り位なんだけど、
洗濯機と乾燥機が一体型になっているし、洗剤は自動投入だし…。
機械の進歩に驚きを隠せません。
洗濯物をドラムに投入してコースを選択してお金を入れるだけの簡単操作。
無事に選択が終了。
旅の場合、洗濯物は畳みません。
一日分の着替えを小さめのスタッフバックに詰め込みます。
これが鞄の中で一番場所を取らないし、
着替えを取り出す時はこれ一つで終わるので楽なんですよね。
今回の旅には昔着ていたTシャツをタンスから引っ張り出してきたが、
何気なくジャイアント創業当時のロゴのTシャツを持ってきていたみたいだ。
これは恐らく20年以上前に購入したTシャツだと思います。
流石にボロさが隠せない。
そして、最北の地で某Yオクの出荷(笑)。
落札される予感がしていたので商品を持って来てました。
稚内南郵便局より兵庫県に向けて発送です。
洗濯や某Yオクの発送、買い物を終えて稚内を出発します。
今後は宗谷岬からオホーツク海側の海岸線を走ろうと考えてますが、
その前に少し寄り道でこの道を右折します。
その先には日本最北端のロックフィルダムである北辰ダムが在ります。
無事に
北辰ダムのCPを回収。
観光地でもないのでダム近くは関係者以外は立入禁止。
でも、ダムの手前まで近づくとCPは回収する事が可能です。
ダムには何やら野生の生物の足跡が…???
これは鹿ではないなぁ。
猪かな…。
熊ではないので良しであるが、
襲われたら嫌なので早めに退散いたします。
宗谷岬に向かう途中に何やら違和感を感じる看板を発見して引き返す。
やっぱり、変である。
距離を表す数字が
34㎞手前や
3,400メートル手前ではなく、
3,400㎞手前となっている。
これは誤記かって良く見ると、OKINAWAって書かれておりました。
沖縄のゲストハウスの看板を最北の地である宗谷岬手前に設置するセンスは好きだな。
そして、最北の地である
宗谷岬に到着。
サンバーで再びこの地を訪れる事があるとは思ってもいませんでした。
宗谷岬で日が暮れる。
国道238号(オホーツクライン)を網走方面に向けて走りましたが辺りは真っ暗。
飲食店は見つからず、本日の夕ご飯はセイコーマートで購入。
豚丼(540円)にフライドチキン(260円)、ソフトカツゲン(105円)である。
今日の夕ご飯は彩など一切なくて茶色一色だなぁ(苦笑)。
そして、道の駅『さるふつ』に辿り着き、ここで夜を明かす事にしました。
ラッキーな事にこちらの道の駅は入浴施設もあり、
本日も無事に入浴する事が出来ました。
やっぱり、日本人なら1日1回、寝る前にはお風呂に入りたいですよね。
さるふつ憩いの湯は300円でとてもリーズナブル。
そんなこんなの旅9日目のハイドラ的走行距離は201.05㎞でした。