紅の流れ星のブログ一覧

代車での旅、終焉。



>全工程の走行距離。





中島みゆきのヘッドライト・テールライトは間違っても流れていない。

今回の旅の目的を全て終えて、帰路。

疲れきった体を奮い起こして、一路、名古屋を目指す。

しかし、腹が減ってきた事と、

汗はさほどかいてはいないとは云え昨日は体を拭いたのみだったので風呂に入りたくなった。

助手席の某408にiPhoneで色々と調べさせて、お風呂を検索。



そんなこんなで、『きらくゆ 和歌山店』と云う銭湯に立寄りました。

お風呂の感想は…。

さっぱりと覚えていない。

露天風呂にゆっくりとつかっておりましたが、疲れと眠気で考える気力なし。

非常に心地よく、お風呂は最高であると痛感。

入浴中と入浴後は食事をどうするかの打合せをしていた。

安く旅の終焉を締めくくるべく、100円すしにでも行こうかと云う案が出たが、

結局は、お風呂に向かう道中に在ったちょっち贅沢そうな回転寿司にしました。



立寄った回転寿司屋は『江戸前回転鮨 弥一 紀ノ川店』と云うお店。

ネタの鮮度は良く、また大き目。

値段はぼちぼちと高め。

1人、2,500円くらいは食べたかなぁ。

一番高い皿は693円。

端数は3円と微妙な値段設定で、一瞬、高いか安いかの判別力が鈍ってしまった。

いつもの通り、サバや鯵の青魚を中心に頂きました。

ミートボールとかハンバーグとかのネタは無く、大人向けのお店だったかな。

その手のネタは嫌いじゃないんだけどね。



阪和自動車道で松原JCTで西名阪。

東名阪で名古屋に到着である。



左が出発前、右が帰宅時のオドメーター。

旅の走行距離は803㎞である。

代車で長距離の旅は無事に完了である。

本当に代車のスターレットにはいつもお世話になっていると痛感である。

友ヶ島を散策。



>1日でコンプは無理でした。





無人島キャンプ、起床。

頭と朝が弱い私、当然の如く起きれる訳も無く起こされた。

起きたら家政婦…、

起きたら某408が朝食を作っていた。

いや、起きたらではなくて起こされたらであるが…。

南垂水にテントをそのままで、島の東側を散策する。

東と云っても虎島までは無理である。

なぜなら、潮が引いている時しか渡れないからである。



っと云う訳で、途中の神蛇ヶ池に向かい到着である。



『ここ』と書かれた先には池があるはずですが、

草が鬱蒼と生い茂っておりました。



本日は快晴、絶好のハイキング日和である。

気温も寒くも暑くもなく、丁度良かった。

ただし、日頃の運動不足が確実に影響して辛かったですけどね。



無人島キャンプの目的の一部である廃墟散策。

この友ヶ島は戦時中の軍事施設(砲台)が残っており、

一部の廃墟マニアには人気のスポットの様である。

取り敢えず第四砲台跡の入り口、門柱と看守衛舎である。

看守衛舎はかなり朽ち果てております。



看守衛舎の裏側。



煉瓦造りの廃墟に生い茂る木々。



こちらは砲台下にあった弾薬庫。



第四砲台跡の砲座。

落ち葉と長い年月の流れで積もった土で自然にと返っている。

手前の丸いコンクリートの建造物は井戸。



第四砲台跡を堪能したら南垂水に戻りテント撤収。

荷物を持って野奈浦桟橋に向かう。

重くてデカいキャンプ用品を持って島を散策するのは不合理なので、

桟橋に貴重品以外の荷物を放置して島の散策をする作戦。

桟橋には陸軍省の文字が…。



そして、大学生と思われる方々が青春を謳歌しておりました。

円陣になってゲームをしていた様子です。

或る意味で懐かしい風景である。



荷物を桟橋に放置して第三砲台跡に到着。

入口からの風景。

奥に見える建物は看守衛舎である。

この看守衛舎もかなり朽ち果てており、中に入る事ができませんでした。



看守衛舎を外から撮影できる範囲で撮影。

炊事場かな???



看守衛舎の斜め前に在る電灯所(発電所)。

真っ直ぐ(長方形)の煉瓦でアーチの様な湾曲した構造物を作るのは芸術だと思う。

ついついではあるが、萌えてしまう。



そして弾薬庫方面に向かう。



弾薬庫から外を撮影。

ネットで調べると棲息掩蔽部と云う様である。



その棲息掩蔽部の前に『飲料水路』っと書かれた石があった。

この目の前に水路の様な側溝があったが、当時はここに水が流れていて飲料水だったのか???



交通路から棲息掩蔽部を撮影。



そして、第三砲台跡の砲座。



煉瓦造りの廃墟に生い茂る草木。

この様な風景がこの島がラピュタの島と呼ばれている所以なのであろう。



何かのコスプレをしたコスプレイヤーが撮影にやって来ると云う話を聞いた。

確かに、この様な雰囲気はなかなか見かけないかと思う。

差し詰め、ここしかない風景であろう。



廃墟的な雰囲気は曇り空の方があっているのかなぁ???

本日は快晴。



第1砲座には水が溜まっていて良い雰囲気を醸しだしている。



ラピュタの雰囲気を堪能した後は展望台に向かう。



展望台から海を見る。

この風景であるが、そのまた昔に観光地百選切手として切手が発行されていた様である。

展望台に居合わせたおじさんが教えてくれました。



幸助松の広場で撮影した木。

向かって左側が海である。

この場所がいかに風が強いかを物語っている。



坂を登り、友ヶ島灯台に到着である。

落ち着いたこの様な写真を撮りたかったのだが…。



何故か写真の中央にコンタミが写り込んでしまった。

どうせ某408はコンタミって言葉を知らないだろうから自分でネットで調べ給え。

今年の年賀状はこの写真で作成しようかなぁって嫌がらせ的に真剣に検討したい。



灯台からの風景。

この灯台であるが日本で八番目に作られた灯台で、

明治以降から現在まで現役で役目を果たしているとの事。



第一砲台跡は残念ながら立ち入り禁止となっておりました。



アーチ状に組まれた煉瓦が美しい。

他の砲台跡と違い、中から何やら煙突が出ていました。



そして第二砲台跡に到着。

この砲台跡も立ち入り禁止で有刺鉄線が張り巡らされておりました。



第二砲台は戦後に爆破されたとの事である。

この崩れ具合は潮風の風化ではなく爆破の跡か???



木製の電柱は風情があり好きな人工物である。



第二砲台の砲座。

備砲を取付けていたボルトがコンクリートから飛び出している。



第二砲台跡から少し歩いた先にある宿泊施設の前。

確か…、

冨士屋別館と云った気がする。

料金は…、

やっぱり観光地料金であった。



そして、島の西側から桟橋に向かう道。

写真は少しぼかして某408の顔が分かり難くしてあるが、

某408の姿はぼけて写っているはずなのに、

振り返って笑顔な姿が容易に想像できるのでムカつく一枚となってしまった。



島の散策を無事に終えて船で加太港に帰ってきました。

最終便でも良かったのだが、最終便の一つ手前で帰ってきました。

理由はあまり遅く名古屋に帰ると明日の仕事に差し支えが発生すると云う理由もありますが、

昨日、島に最終便で向かった訳ですが、

その時、帰る人たちが桟橋に長蛇の列でした。

多分、100人程はは並んでいたかと思う。

万が一、乗れなかった事のリスクや超満員の船も嫌だったので早めの船で帰りました。

そのお蔭で、第五砲台跡や海軍聴音所、照明所には行けませんでした。

まぁ、それはそれでまた次回の楽しみにすると云う考え方もあるが…。

とにかく、もう一度、訪れたい島でした。

上の画像は、加太港で目撃した凧である。

空を泳いでいた凧は、あの八本足の蛸に龍。

ユニークで思わず注目しちゃいまいた。



そんなこんなの友ヶ島でのキャンプと廃墟探索。

凄く楽しかったです。

今度は廃墟の雰囲気をもっと堪能する為に、

草木の葉が枯れた冬に訪れたいですね。