2015年04月08日
土曜日の仕事帰りの国道信号停止時、クラッチの焼けた匂い(ATなのでクラッチはないが!)が室内に!おかしいと思いながら自宅に帰り、車庫に入れて確認したところフロント左のタイヤハウスが異様に熱気を出している。 しまった、もしやして! 朝一番タイヤを外しブレーキキャリパーを外したところ2ピストン(ミレーニアのフロントキャリパーは片側2ピストンでござります)の上側がプライヤーで縮めようとしてもひとつも動かない! 仕方がないので長男のデミスポ(DE5FS デミオのスポルト)を借りて会社まで! 会社のPCでミレのキャリパーインナーキットの在庫を確認すると名古屋のパーツセンターにあった!!(何分古い(自分は古いと思ってないが!)車両で、ほとんどの機能部品は広島にしかなく、取り寄せに2~3日かかる) すぐ注文のうえ月曜日そろそろと会社まで。 夕方定時および自分の仕事を終わらせた後リフトにいれキャリパーオーバーホール開始。
部品は当然ながら左右のセットで出るのでまずは正常な右側から!ブレーキホースにクリッププライヤではさみ、フルードが垂れ流しにならないようにしてキャリパーを取り外し、ユニオンボルト取り付け穴よりエアガンを使用、ピストン側に当て木をいれエア注入! ポンと心地の良い音とともに上下ピストンが出てくれました! 通常ならブレーキクリーナを使用してキャリパー内部を洗浄するのですが、自分はすごい大雑把な性格ですので温水(かなり熱いお湯が出る)機にて温水使用し、キャリパーに付着しているパット粉をワイヤブラシにてこすり落としました、(ただしピストンの入る穴はこすってませんよ)その後内部のゴム等を外し汚れをパーツクリーナにて洗浄、ピストンの汚れおよび錆び落としを行って組付けました。 次は問題の左!右同様の作業をしたところポンという音と同時に下側のピストンのみが飛び出てしまう始末。 仕方がないので飛び出た下側ピストンをもう一度戻し、下側ピストンにはピストン戻しの工具を装着の上再度エア注入。 最初は全く動こうとしなかったのでルーセン(CRC556みたいなもの)を表側及びユニオンボルト穴より塗布の上再度エアを入れた所少しずつ出始めたので、心の中で(行け、行け)と叫びながら継続したところ突然パーンとはじけるように飛び出して抜けました。 抜けたのはいいですがキャリパーに残っていたルーセンやフルードも飛散、まわりが汚れてしまいました1¥!幸い自分の車の左側にお客様の預かり修理車両等はなかったおかげで床面のみの汚れだけですみました。 さて外れたピストンを確認すると防水用のゴムカバーのかぶっていた部分が錆びておりこの部分がキャリパーボデーと接触、結果戻りが悪くなり引きずりをおこしたものでした。幸いピストンの錆びは耐水ペーパー(1000番くらい)で磨いてとれるものでしたので、心なでおろし上記同様の修理及びフルードのエア抜きを行い終了となりました。 修理後試運転してみるとあきらかに車の動きが軽く クリープ走行での車速の上がりが速い、またアクセルの開度が少ない状態でのスピードの上がりも早くなっています。(アクセルの開度はブースト計の指針位置、修理前だと正圧まで踏まないと車速の上がりが遅かったものが修理後は100mmhg位の負圧域で加速可能となりました) おかげでアクセルの踏む量も少なくなったので
燃費も少しはのびてくれればと思う現在です!
Posted at 2015/04/08 14:07:11 | |
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