ロードスターには2003年の8月から乗っていますが、その前の愛車はシビックフェリオでした。
中古で探したのですが、その時の候補としてはインテRかS14後期が本命でした。どれも予算オーバーでため息の連続のとき、カーサンサーでこれを見つけました。
フェリオでSiの5速マニュアルしかも純正エアロ付きというのは滅多になく、ランエボやインプに通じるフォルム、現車を見て人目惚れして即決しました。
その後、テインのCリング式の車高調とグラムライツを入れ、ますます惚れ込んでいたのですが、破局はある日突然やってきました。
忘れもしない2003年の5月5日、筑波サーキットで毎年開催されている「オールド&ナウカーフェスティバル」に行ったのです。
そのときの目当てはスーパーカーだったのですが、一番心を動かされたのがロータスヨーロッパでした。ランボルやフェラーリがオリジナルのまま大事に乗っているのに対し、ロータスの面々は思い思いの改造を施し、まさにロードゴーイングレーサーと化していました。
みな一様にレーシングサウンドを発し、パドックからコースに移動するとき、ランボルやフェラーリ集団の脇を通るときに、
バゴン!と空ぶかしをかましていくのです。
「俺らはマジで走るゼ。アンタたちはぶつけないよう、せいぜい大事に乗ってろ。」というメッセージを感じました。
メチャメチャかっこよかったです。
自分もライトウェイト2シーターが欲しい!
その日やっていたパーティレースを見て、ロールケージ、フルバケ、4点ベルトで武装したロードスターに同じ血統を感じ、恋に落ちました。
そしてその帰り道。
渋滞にはまり、イライラして別な道に引き返そうと道路わきの駐車場に入った時に、縁石にサイドシルをぶつけてしまったのです。修理見積は10万オーバーでした。
そのときに、ロードスターへの乗り換えを決意したのです。
セカンドカーとしてワゴンRを所有していましたが、フェリオをロードスターに換えれば、ワゴンRが家族で乗るときの車になってしまいます。当然、カミさんからは猛烈な反対にあいました。
それをいかにして説得したか。それはまたの機会にお話したいと思います。
Posted at 2006/12/06 21:23:03 | |
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