昨日都合がついた関係で、久々に東京モーターショーに行ってきました。
何で最初が総括なんだよ!というのはさておいて・・・。
会場には午前10時少し前に到着したというのに見学者の列が短い!
オープンと同時にダーっと動いたと思ったら、直ぐに入場券を購入するところに・・・。
既に入場券を持っている方々がかなり入ったので、どうなのかな?と思って入ってみたら、なんかガランとした感じでした。
身近なところで例えれば、トヨタF-1が展示してありましたが、人だかりがない!!
それもそのはず、報道にもありましたように出展社数が非常に少ないということでした。
会場も狭くなっているし、以前のあの華やかさはどうしたんだろう?という感じでした。
オレも以前はここであるメーカーのお客様対応をしていました。
90年代の初めは50代・60代という、いわゆるの寛容の世代の方々で、でなおかつ”堅いお客様”がメインでしたので、ブース内も非常に空いていました。
ところが、最近では”ファミリー”のお客様が多くなり、ブースにも賑わいが溢れ活気が出てきました。
しかし、今年は出展していません。
いろいろあって、オレもですがね(笑)
まあ、そんな話はよしとして・・・・・。
以前のモーターショーといえば、コンセプトカーと共にモータースポーツ関連の車種がかなり前面に出ていたように思います。
しかし、今年のショーを見る限りそういった車輌は非常に少なく、これにはびっくりしました。
オレはエボに乗っていた関係で、真っ先に向かったのがミツビシのブースでした。
かっこいいエボは? エボは?? エボは???
どこにもありませんでした!
エコカーメインの展示で、少々がっかりしてしまいました!!
それではほかのメーカーはどうなんだ?っていうと・・・・・
どこもおしなべたようにエコカー エコカー一色でした。
特にホンダは、あの”米村でんじろう先生”をお招きし、ステージ前には親子連れを含む子ども達を集め、電気の重要性や必要性を紹介し、それに関する科学の実験を実演していました。このような取り組みは非常に素晴らしいと思いますし、子どもに夢や希望を抱かせるには効果的だと思います。
ただし、一方で子どもに夢を与える・・・という意味からいうと、やはりかっこいいレーシングカーなどもあっていいと思います。機能性を追及したものはその完成度からいっても非常に美しいとオレは思いますし、恐らく子ども達だってそれは感じ取れるものだと思います。
それぞれ両方、いや一般車輌を含めた3カテゴリーかな?
それらを子ども達に見せることによって、子どもは自分の目で見て好きなものを選択していくと思います。
子ども達全員がレーシングカーに興味を持つとは思いませんし、全員がエコカーでもないと思います。
自分が好きなものに興味を示し、その方向に向かって進む気持ちが芽生え、そして自分の夢を叶えようという強い思いにたって生きていく・・・何て素晴らしいことなんでしょう!
子どもには色々はチャンスを与えて欲しいなあと思います。
三つ子の魂何とか・・・って云いますよね?
話は脱線しますが、オレはなぜ外国のF-1ドライバーが速いか?ということを以前考えました。
そうしたら、ある事に気がつきました!!
昔仕事でイタリアに3ヶ月いたときのことです。
会社の車を借りてイタリアからフランスのモンテカルロまで車を走らせ、モナコグランプリを見に行ったときのことです。
子どもを乗せた車が何台もオレを追い越して行きます。
日本の高速道路の最高速は、それこそ最高でも100km/hですが、当時のイタリアは違っていました。
イタリアではもっと高い制限速度に設定されていましたし、それ以上で走る車もたくさんいました。
何キロとは書きにくいですが・・・・・。
そのビュンビュン追い越していく車の中に小さな子ども達がいるんです!乗ってるんですね!!
恐らく、知らず知らずのうちに子どもの頭の中には1〇〇km/h(2〇〇?)で飛んでいく景色がインプットされ、プログラムされ、そしてその速度域の”感性回路”が出来上がるのではないか。
ドイツのアウトバーンで生活している家族の子どももそうだと思いますが、そのような子どもがF-1ドライバーを目指した場合、アウトプットとして出てくる能力とは別に、子どもながらに育まれた感性は、僅かコンマ何秒かもしれませんが、日本のドライバーよりアドバンテージがあるのではないかと???
日本の最高速は100km/hだから、日本の子どもの記憶回路は100km/hで流れていく景色しかインプットされていない・・・?
この差は非常に大きいと思いますが、こんなこと考えるのはオレだけかな?
話がとんでもない方向に行ってしまいましたが、現在はエコカー・省資源ブームですから、そういった状況を否定するつもりはありませんが、少なくともショーということですから、コンセプトカーと共にレーシングカーだってあってよいのではないかと思いました。大人も子どもも楽しめると思います。
少なくともオレはウレシイ!!
まあ、いろいろ書きましたが、オレにとってはとても楽しい一日を過ごすことが出来ました。
順次気のついたことをアップしたいと思います。
Posted at 2009/10/29 12:15:43 | |
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