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2021年04月03日 イイね!

群馬県渋川市のD'z Garage 5周年記念イベント

群馬県渋川市のD'z Garage 5周年記念イベント
群馬県渋川市にある、レーシングカフェ D'z Garageという飲食店をご存知でしょうか。

私は伺った事はありませんが、人気漫画 頭文字D を扱ったカフェで、デモカーとして藤原拓海のAE86や、高橋兄弟のRX-7を再現した車両を展示しています。
We Love 群馬様より画像を引用
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今回、こちらのカフェが5周年という事で、渋川市にある渋川スカイランドパークの駐車場の一部を貸切ってイベントを行うという話を聞き、来場者をNSXホイール変更の参考したいと思い、行ってみる事にしました。
頭文字Dにもちょっと出ていたし、NSXで行きます。

4月2日(金)と、当日の3日(土)がたまたま休みだったので、前日から乗り込んでみます。
群馬のイオン高崎店で、午後2時頃からのシンヱヴァンゲリヲンを見るというのを時間的な目標として動きます。
平日で高速道路は割引もないので、ひたすら山を越えて西へ向かいます。
茨城から栃木の足尾銅山前を通過し、道の駅富広美術館で休憩します。
この辺りは、インパクトブルーの第33回ツーリングで利用した施設が多くあります。
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この裏には、何故か毎日相当のPVがある、武尊神社が存在します。
行ってもいいんだけど……
だいぶ遠いイオン高崎店に到着する時間が結構イイ感じに思えたので…省略!
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駐車場にせっかく桜があったので…。平日だと、全く車が来ないのでありがたい。
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ドライブを楽しんでいたので、道中の写真が殆どありません。
最近、なんか写真撮らなくなってきています💦
イオン高崎店の写真もなく…
シンヱヴァンゲリヲンは、上映間に合いました。
アヤナミレイと田舎で暮らそうという感じの内容でした。
その後、おもちゃと人形自動車博物館前を通って、伊香保温泉街に向かいます。
途中、水沢寺の広い駐車場がありました。
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さくらまつり的なイベントをやっているようでした。
黄色いワーゲンバスは、Bu-Bu Cafe という車両(ブランド?)で営業しているカフェのようです。ブログ書いていて知りました。
ラーメンショップみたいなものでしょうか。
平日の夕方ですから、殆ど人は居ません。
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伊香保温泉街に到着です。
結構な坂道ですが、事前に、安い・広い駐車場がある事を調べていたので、ホテル金太夫に宿泊します。
ここはかつて、名家木暮一族が経営していた老舗ホテルでしたが、現在は伊東園ホテルズとなっています。
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伊東園ホテルズは、80年~90年代に建築された経営状態の良くないホテルを買い取って、8,000円代で泊まれるようにするのが特徴です。
その為、老朽化はしていても、外観や設備は価格以上に豪華です。
言うならば、ボロいNSXのガワにコンパクトカーのエンジンを載せた感じでしょうか。
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夕朝バイキング、夕はアルコール飲み放題(私は飲まないけど)。
これで8,000円代ですから、コスパは抜群です。
どこかの書き込みで見たけど「バイキングは、カラオケボックスレベルの料理」と書いてあって、言い得て妙。
確かにそんな感じです。私はいいけど。
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駐車場に、翌日のD'z Garageのイベントで会いそうな、神奈川ナンバーのインプレッサが居ました。
でも、会場に居ませんでしたので違ったみたいです。
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チェックインしたので、外を回ってみます。
タイトルから外れて、ブログ前半は伊香保温泉街観光になってしまいますが、お付き合いください。
構成上、翌朝の写真も混ざっています。
伊香保温泉の石段街というのが有名なようです。
やたら射的屋が多い。このご時世の平日の夕方ですし、楽しんでいる方は1組くらいしか見かけませんでした。
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閉まってしまうより、金太夫のように復活出来れば街の活性化にもなるのでしょうね。
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金太夫に行く途中、人だかりのあるスポットがあったので行ってみました。
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渋川~伊香保 間を走っていたのでしょうか。
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伊香保軌道線の跡だそうです。
1910年(明治43年)に開業、バスの普及などで一時閉業するも、戦時中は疎開や買い出しの為に復活。
以後、1956年(昭和31年)に惜しまれながら引退したという事です。
平均勾配41.8‰(パーミル)、つまり1,000mで40m登る事になります。
全国登山鉄道‰会という鉄道会社の親睦会では、富士急行社が「最急勾配40‰」としているので、伊香保軌道線は完全に登山鉄道ですね。
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案内図。
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渋い温泉街の中に、いきなり頭文字Dが出てくるのはちょっと違和感(笑)
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なんだこりゃ?
うわ、えちえちですね、これは。
みんカラのブログに載せてもセーフでしょうか?
近くに、シルエイティの真子&沙雪のマンホールもあったみたいです。
あ、そっちは服着た絵柄だそうです。残念でした。
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金太夫裏が通行止めだった理由。
2020年9月、2012年に閉業した油屋旅館ホテル紅葉より出火、全焼しました。
温泉街は一時騒然となりましたが、幸いにもけが人は出ませんでした。
電気、ガスは停止されており、ほぼ不審火と思われます。

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伊香保温泉街に複数ある伊東園ホテルズの一つ、とどろき。
こちらも候補でしたが、NSXから見て駐車場の環境がとても悪いのでやめました。
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伊香保温泉、石段街。
殆ど人は居ません。
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与謝野晶子の詩(詠んでない)。
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翌4月3日。
雨降らないという予報でしたが、めっちゃ降ってました。
止んだ頃を見計らって、軽く拭いて出発。
伊香保温泉から10分、15分くらいです。
カスタムされたBNR34と一緒に入場しました。
すごい迫力ですね。
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主にCAR TUNEで活動されているというツッチーさん(白いNSX)のグループです。
SNSを複数行えるほどマメではないので…みんカラで精いっぱいです😢
本来NSXに乗る層という具合にレベルが高く(主に経済力)、私ではついていけません😅
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単独で参加されていたジェクト@NSX乗りさん。
Twitterでは3,700フォロワー、降りたらoptionのチューニング取材を受ける等、著名な方です。
やはりレベルが高すぎてついていけません😅
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BNR34の逆サイドは、見慣れた光景。
インパクトブルーではありません(笑)
お友達で来られているようでした。
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アペックスブルーパールのS2000 typeS。
NSXのフェニックスブルーと似ていますが、こちらはパール色です。
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黄色いFD3。
ハイパーブルーかー。
かっこいい…、でも鍛造めっちゃ高そう。
迷う。
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NSXの前には、デロリアン。
デロリアンは社名で、正確にはDMC-12。同社が1981~82年に製造した、最初で最後の車です。
DMC-12だけ作って倒産してしまいました。
バックトゥザフューチャーという映画に出て、著名になっています。
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おっと、頭文字Dメインなイベントでした。
AE86軍団。
ナンバーは、劇中の架空ナンバーカバーです。
これなら藤原拓海は、何台エンジンブローしても大丈夫だな。
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こちらは、Initial Dodge 「あなたはまだ、本当のDを知らない(全米No.1大ヒット)」が公開中でした。
そう、Dの意味はドリームでもドリフトでもなく、ダッジでした。(デーモンかも知れない…)
AE86の列の前にいるので、ガタイの差がかなりシュール。
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TamaOnlineさんの青とは違う、デニムのような少し暗い青。
インディゴブルーという名前のようです。
ただし「チャレンジャー ブルー」とか「チャレンジャー 青」と検索すると、ほぼTamaOnlineさんしか出てきません😲 
レジェンドです。
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チャージャーもいました。
ボディと同色ホイールで目立っています。
車より、オーナーさんの長身が日本人離れしてすごかった…。
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この流れで青い車を。
爽やかな水色のエリーゼ(でいいのかな)。
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一度、86BRZオフでお会いした、うにさん。
86じゃなくてすみませんでした。
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やっぱりイノセントブルーマイカだね。
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WRX STI VABが結構いましたが、S4は少なかったような。
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GC8。
頭文字Dでは、AE86に並ぶ重要な車ですね。
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飲食店をはじめとして色々な店舗がありましたが、全く写真を撮っていませんでした。
ここは頭文字Dの切手を取扱っています。
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コレクションアイテムですね。
自分で使う事は無さそう…。
富士山に登ったら、山頂郵便局から自分宛てに送ってみる…くらい?
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当日、イベントで各関係者の挨拶がありました。
渋川市の議員さんもきていたような?
令和華伝という女性和楽ユニットグループが出たりしていたようです。
何も買わないのもナンなので…本革シートは維持が大変だと聞くので、本革手入れする軟膏?みたいなのを買いました。
あとは、ボディ用洗車ウエスを無料で配っていたので、1枚頂きました。
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メイン駐車場は9時過ぎに埋まってしまい、それ以降は奥の駐車場に駐車するようになっていました。
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12時になったし、帰ります。
丁度、BNR34の方も帰るようでしたので一緒に出ました。
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黄色いNSXの方もいました。
帰り道、短い時間ですが楽しかったです。
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帰り道、県道336号線から333号線へ。
きっと入り組んでるんだろうなと思ったら、やはりそうでした。
1.5車線で、BCNR33とすれ違います。
こんなところで…、って向こうもそう思っているでしょうけど…。
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後ろはエヴォーラ。
こんなところで…(省略)
お疲れ様でした。
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Posted at 2021/04/17 11:09:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2021年03月17日 イイね!

人を笑顔にする車

人を笑顔にする車人におすすめするという意味では☆1つ。

2005年12月までに国内で約7,500台が生産され、2017年に約6,000台が現存しているという驚異の現存率。
その大半が90~92年式の30年前の車。
他人に購入を相談すれば、デメリットが多すぎて十中八九反対される。
相談するのはメカニック面だけにするべきで、決断するのは自分。

初めて駐車場に置いた時、ド派手な青色と浮世離れしたフォルムに「本当にこんなスーパーカーを所有していけるのだろうか」と後悔すらあったが、慣れてくるとそうでもない。

見ると驚く人、笑顔になる人が多い。
置いておけば見られる、話しかけられる。
NSXについて話しかける為に、わざわざ戻ってきた車もいた。
そんな魅力を持っている。
いつまで所持するか分からないが、固執すると大変な目に合う事が想像できるので、程々にしたい。
Posted at 2021/03/17 20:07:41 | コメント(0) | クルマレビュー
2021年01月30日 イイね!

福島県南相馬市の原町林鉄の新田川支線跡を辿ろう

福島県南相馬市の原町林鉄の新田川支線跡を辿ろうかつて、福島県の原町市(現:南相馬市)の山中にあった原町林鉄の新田川支線跡を辿ります。
関東森林管理局より、概要を引用します。

名称:新田川林道(にいだがわりんどう)
運用者:原町営林署
延長:23,786m
幅員:2.0m
最小半径:15m
森林鉄道としての存続期間:昭和5年度~昭和25年度
所在市町村:石神村(現在の南相馬市)、大舘村(現在の飯舘村)
当時の5万分の1地形図には、「機関林用軌道」と記載されており、機関車が運用されていたと思われます。

2020年8月と2021年1月に訪問しているので、写真によってだいぶ季節感が違います。
敢えて混ぜてしまっています。

まずは、赤い〇の場所へ車を停めます。
そして青いマーカーが今回の林鉄跡です。
※国土地理院地図の地図画像化し一部加工
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浄水場周辺の拓けた場所に駐車。
そうそう、書いていて思い出した。
ここに来る前、道中でボケーっとしていて縁石にホイールをぶつけ、パンクさせたんだった…。
(詳しくはここ)
お気に入りのホイールを傷モノにした辺りから、86一本からNSX熱が高くなった気がする。
そういう意味では、この探索はNSX購入の本気で考えたきっかけになったとも言えるかも?
なのでスペアタイヤですね。
今はホイールも完治しています。
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さ、行きましょう。
薄暗い中を進みます。
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草が元気。
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道が崩れてる。
ノーガード。
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ちなみに1月は簡単な警戒杭がありました。
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最初の橋。
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ここを渡ると、本格的に始まります。
(始点は原ノ町駅近隣からですが)
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すぐ近くにある、石神発電所の送水管。
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新田川まで流れているようだ。
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この見事な切通を通ると、道が変わってくる。
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いよいよ、林鉄が通っていたという雰囲気が濃くなってきました。
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東北電力。
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なんかすごくZ字の縦ライン。
水路のメンテ用の様子。
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岩を切って通した力業が随所に見られます。
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全体的にガレ。
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木製電柱の跡地。
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こう、スーッと切られて道が出来ている。
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これからは、似たような具合で
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切通がいくつも。
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ここからは短いけど笹籔。
背が高いのでウザい。
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橋。
真ん中を渡るワケには行かないけど、降りるには高い。
山側を歩く。
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ちょっと開けた場所へ。
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山側を見上げると、とてつもない谷。
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迫力あるなぁ。
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ここからちょっとだけ歩きにくくなります。
落葉が多い秋はちょっと怖い。
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似たようなガレ場と橋が多くて
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どこがどうだったか、イマイチ分からない。
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枕木が番線で固定されて残っている。
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ここはちょっと怖い…
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何故かというと、橋が抜けているのに全然足元が見えない。
ここはかなり高い。
全体がこの腐った橋だとしたらヤバイ…。
夏の時は、ここで引き返しました。
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冬だと、全体が見えました。
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腐った橋なのは一部で、気を付ければなんでもない。
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裏側から見ると、こんな感じ。
ビクつく事もなかったけれど……。夏の時は分からなかった。
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案内が。
蛇穴鍾乳洞 この先100M。
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このトラロープを使って降りていくと蛇穴鍾乳洞に行けるようです。
帰りに寄ろうかな?
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実は入り口に案内がありました。
後述しますが、今回は行けませんでした。
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これは何だろう。
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ここで休憩した。
晴れていて気持ち良い。
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崩れたのは大分昔のようで、樹が育っている。
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さて、行きますか。
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広くて好き。
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こう、上手い具合に倒れるものなのか。
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不穏な空気が。
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これは乗りたくないなぁ。
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結構高い。
ここら辺から身軽になる為、コンデジのSX720HSにチェンジ。
ミラーレス一眼が欲しくなる。
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すごい切通。
トンネルにした方が良かったんじゃ。
この程度ならって事なのか。
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徹底的に山の縁を通す様は美しい。
紅葉の時期なら、エモそう。
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コンクリート橋。
横からの写真がないけど、アーチ橋らしい。
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本当にここは切通が連発しているので
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飽きさせない。
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遠いとあまり何も思わない。
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近づくとちょっと足の置き場が狭いので、慎重に…。
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帰りは通った実績があるけど、行きは緊張する。
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そろそろか。
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ここを抜けると
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来た来た。
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隧道だー。
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足元は結構なヌカルミ。
でもこれは想定内。
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長靴を持ってきています。
ザック後ろに2足固定していたはずなのに、1足しかない。
どこかに落としたらしい。
仕方ないので1足で。
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中は多少崩れはあれど、基本的にキレイ。
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抜けたー。
最初は切通そうとしたんじゃなかろうか。
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今、13時。
ここまで撮影、休憩含めてスタートから2時間半。
ここでアクシデント。
雪が降ってきた。
マジ?晴れてるじゃん?
山奥には通じないのか。
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サマータイヤの車を入り口に放ってあるので、ちょっと焦る。
入り口の様子が分からないが、ここは結構降ってきた。
俺はともかく、これが積もるようではまずいぞ。
といいつつ、左カーブの先を進む。
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突如現れる柱。
昭和38年3月?正面は読めない。
残された漢字の偏から推察するに、土砂崩壊防備保安林と書いてあったのが無いかと思う。
保安林の一種で、木の根が岩等をつなぎ留めて山崩れを防止するものだそうです。
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ちょっと不穏な雰囲気。
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大きな崩落。
この先も進んでいる方もちらほら。
ちと雪の積もり具合が心配なので、大事を取って戻ります。
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×印の箇所で戻ります。
かつて発電所があったというオレンジ〇の箇所周辺まで行きたかったけど…。
※国土地理院地図より画像を一部加工
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戻ってきた。
通称、新田川線第一隧道。
これに会えただけでもヨシ。
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よくこういう所に鉄道を通したなぁ。
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帰路を急ぐ。
カメラにすら、雪が映るくらいになってきた。
結構大粒に見えるが…。
この為、蛇穴鍾乳洞は立ち寄れなかった。
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お、お前…。
不法投棄は回収だ。
結構スタート近くに落ちていた。
気付かなかった。
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撤退を決めてから1時間半、15時頃に帰還。
あれ、来た時と車が変わってる?なんて…。
この写真は朝撮ったものだけど、ここに雪は降っておらず、山の中だけ降っているようだった。
着替えている途中、マツダのセダンに乗った作業服を着た男性2人に怪訝な顔で見られた気がする。
こんなでも怪しくないよ、本当に。ダッシュボードに目的と連絡先(山では常に圏外だけど)書いて掲げてたし…。
お疲れ様でした。
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参考サイト:
街道WEB 様
Posted at 2021/11/18 21:57:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味
2020年12月12日 イイね!

NSXの話(3.メンテ維持編)

NSXの話(3.メンテ維持編)
これまで、NSXのボディカラーや購入先の話をしました。

前回の通り、NSXの購入を諦めました。

他の候補にも目を向けてみます。
リトラクタブルヘッドライトと言えばMR2、180SX、NAロードスター等等ありますが、個人的に好みの形をしているのがRX-7FD3S。
うわ、懐かしい写真。
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ただ、特殊なエンジンを載せた走りを極めたハードでストイックな車というイメージが強く、私の用途とはちょっと違うかな……。単純に色々な面で難しそう。

ならばポルシェは?
ケイマンとかボクスターとかの中古。爽やかなブルーが超かっこいい。
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さすが、過去の写真を見れば何でも出てくる。
でも、いつの時代のもかっこいいから今じゃなくていい気がする。
そりゃ6気筒から4気筒になったとか、色々あるだろうけど。
NSXは年式的に今買わないと二度と買う事は無いと思うから。

という事で、とりあえずカーセンサー等の新着情報をチェックする等、アンテナは張っていました。
NSXの相場は上がる一方で、私が調べ始めた頃よりも100万円前後高くなっています。
当然、状態が良い個体はさらに値上がっていますし、青いNSXも出てきません。
これはもう諦めか?まぁ、お金を使わないからいいかと思いながら過ごしていました。

秋口、ふとカーセンサーに青いNSXが上がっているのを見つけました。
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これは僥倖か…?なんかやたら明るい青だな…候補になかったが…。
本体価格は…?ん~…、すっごくお金が必要だけど…なんとかなりそうか。
どんなNSXだ…?とにかく見にいこう!
数日迷いましたが、ノリさんのアドバイスも頂いて販売業者へ電話で往訪予約をしました。

そして実際に行ってみた…。事前に電話をしていた事もあって、既に外に出してありました。
スーパーカー的なオーラ、ハンパない。異様なスタイリング。異様に青い。
圧倒されます。
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うわー、青い。ひたすら明るい青。そして形が非日常的すぎる。
これ、本当に買ってもいいのかな……?色々な意味で…。
ノリさんから頂いたアドバイスを担当者に認しますが、特に問題はないようです。
平静を装っていましたが、舞い上がっていたのでマトモな写真がありません。
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この日、諸経費と気になる場所の補修を含めた見積書をもらいました。
総額費用は、私が思っていた金額と同じでした。
即決するにはさすがに金額がデカいので数日の猶予を頂きました…。


さて、ここまで触れてきませんでしたが、NSXを維持する為には考えるべきポイントがあります。
購入する前にNSXに懸念される事項を上げてみましょう。

1.故障しやすいのか
NSXは故障しやすいと言われています。
とはいえ、30年経過していればどんな車も同じ懸念があります。
部品は高いものの、OHやリビルド品を入手できる事や、故障しやすい箇所は対策が立てられます。
エアコン、パワステ、ALB、O2センサー、リレー、オルタネーター、ラジエーター他…。
まともに交換すると数十万円の請求が発生します。
ここでは個別に触れませんが、NSXを購入して長い諸先輩方が詳しく記載してくれています。
運良く直近で交換、又はOHしている個体が手に入ればラッキーですね。
実車を見る時にチェックしておきましょう。

2.部品は高いのか
これは1.にもかかってくる事です。
タイミングベルト交換はエンジン降ろしながら行った方が楽だと言われている等、整備に手間暇がかかる事もあります。クラッチの交換も大変のようです。
また、MRゆえに前方から後方まで太いクーラントホースが通っています。劣化すると一気に噴き出し、オーバーヒートする恐れがあります(結構経験者が多い)。
エキスパンションタンクも紫外線に晒されていると簡単に割れてしまいますので、定期的な交換が必要です。
消耗品自体もちょくちょく値段が上がっています。
前述と同じく、消耗品を直近で交換されているかどうかを見ておくと、維持が楽になるでしょう。

3.アルミボディは鈑金出来ないのか
バンパーとリトラクタブルカバー以外はアルミボディである為、修理費が高くつくと言われています。
鈑金出来ない事は無いですが、出来るショップは限定されます。
もらい事故で自分の過失が1だったとしても、負担が大きくなってしまいます。
車両保険無しで乗っていると、かなりのプレッシャーと言えるでしょう。
出来れば盗難、いたずら対策としても有効な一般タイプの車両保険加入を推奨します。

4.車両保険に入りにくいのか
3.にかかってきますが、ネット上でも「車両保険に入れない、或いは少額しか認めてもらえない」「ガレージやセキュリティの有無など保管状況を実際にチェックされる」等の話を聞いた事があります
これらは保険会社の代理店によって対応が大きく変わります。ダイレクト系は苦手な分野のようです。
私の利用している代理店に事前見積したところ、購入額と同じ車両保険を付ける事が出来、保管状況等の確認も一切ありませんでした。
車両保険に入れなかったり、保管場所をチェックされる場合も実際にあるのだと思うのですが、ネット上の書き込みだけでは分からない事があると感じました。
そして月々の保険支払いが高いのか?これは半分正解で、半分は外れです。
保険料率ランク(2020年1月より17段階)で見ると
対人:2
対物:1
搭乗者:4
車両:9
となっています(NA1、2021年1月~適用)。
この車格で驚くべき料率です。上記3点はフィットよりも低い。
ノリ&トコさん曰く「皆、お金持ちなので保険を使わずに直せてしまうせい」。マジかよ。
ちなみに86は
対人:8
対物:7
搭乗者:5
車両:10
と、全ての点でNSXを上回っている為、同じ条件であれば86の保険料の方が高額です。
なお、これがNA2になると
対人:12
対物:1
搭乗者:9
車両:11
となります。
NA2=中後期型のMTを意味する為、ATの多いNA1よりも速度を出す方が多いのかも知れません。審査も厳しい恐れがあります。
保険料が高いという噂は半分は当たっていると言えます。
NA2を購入予定の方は注意しましょう。

6.盗難されないのか
NSXは、比較的盗難されにくい車と言われています。
理由としては、海外への輸出目的で盗んでいく不届き者は車両を解体して持ち出すようですが、アルミボディの為に、元に戻す事が困難だから…という理由だそうです。
そして北米でもアキュラNSXとして販売され、生産台数は日本で作られた数を上回ります。
国内専用車では無かった事も、狙われにくい理由の一つかも知れません。

7.駐車する場所が限定されるのか
理想はガレージ付き一戸建て、カーポート付き一戸建て、マンション下の雨の当たらない1F、地下駐車場…。
人目に付かない、天気に左右されない保管状況が最高でしょう。
私は最悪な「集合住宅の青空駐車」な訳で、この点に関してはNSXを持つ資格がないと言えます。
事情もあるので、カバー等の工夫でどうにかするしかありません。
最終手段として実家に投げるという方法もあるので、あまり深く考えないようにします。

こんなところでしょうか。

気になるところはこのような所になります。
意外と行けそうですね。

重要なのは、NSXの話を聞ける方がいる事かと思います。
直接聞けるのは心強い。

次回に続く…?


Posted at 2021/12/27 21:31:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | NSX | 日記
2020年12月10日 イイね!

NSXの話(1.青いボディカラー編)

NSXの話(1.青いボディカラー編)
少し、初代NSXの話をしたいと思います。

私はあまり車に興味がなく、NSXという車を長らく知りませんでした。
知ったのは、2014年~2015年くらいに高速道路のPAに止まっているのを見た時だと思います。
よく分からんがカッコイイと思って写真を撮ってありました(笑)
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といっても、86を買ったばかりだったので乗り換え等は当然考えてなく、存在を知っただけです。
しかし、2018年にインパクトブルーに参加されたノリ&トコさんの青いNSXを見たら、これはカッコよすぎ!なんだこの車は!個人的に国宝として認定しました。
深緑色のシャーロットグリーンパールをDIYでラッピングという、Youtuberも真っ青な神テクで青くなっています。
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とりあえず、2018年頃からNSXを中古車検索サイトを見始めてみました。
インパクトブルーで青いNSXを見たので、私も青い個体を選びたいです。
しかし、以下の理由により、純正で青い個体は希少で入手が難しい事が分かってきました。

①一番売れた時期に青が選べなかった。
NSXは、私の以前書いたブログにもあるように青色が豊富な車種です。
しかし、それは15年間という長い販売期間の中での話です。
NSXの販売台数を見ると、日本で販売された7,300台余りのうち、4,500台程が1990年~1991年式となっています。中古車検索すると、最安値はいつもこの年式です。
1年新しくなると50万円程価格が上がっていき、1997年の中期以降となると1000万円に届く価格になります。
生産された6割以上のNSXが90-91年式ですが、この期間には青色の設定がありません。
ちなみにシルバーは15年間、常に2種類(セブリングシルバーメタリック、カイザーシルバーメタリック後にシルバーストーンメタリックと入れ替え)ありましたが、これはNSXがアルミ製である事を強調する為だという話を聞いた事があります。
人気があり長命だった赤、銀、黒が全体の8割ほどを占めているようです。
※1991年NSXのカタログより
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②中期以降でしか青は殆ど見かけない
肝心の青はいつから出てくるのか?
歴史を振り返ってみましょう。

初の青色としてモンテカルロブルーパール(B66P)が1992年より登場します。深めの落ち着いた青です。
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同年に、ステッチの色から100万円の本木目パネルまで選べるにて、特別色として選べました。
中期型となった1997年に標準色となりますが、前述のように中期以降はプレミア価格となっています。以降、2003年まで選択出来ました。
※標準色でもNSXのパールカラーは+150,000円(1997年カタログ参考)。
カスタムオーダープラン時代も含めれば10年以上選択可能だった為、生産台数で考えれば、最も見かける可能性のある青色となっています。
インサイトやS2000のボディカラーにも採用されており、この色を見る事はさほど難しくありません。
同じ工場で作られた関係からか、NSXとS2000と初代インサイトは共有している色が多いです。
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1996年にカスタムオーダープラン特別色として、グランプリレッド(ルマンレッド(R501)と共にフェニックスブルー(B82)が登場します。OP価格350,000円。
1998年2月まで選択出来る事を確認、当年中に終了。
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ポールリカードブルー(資料によってポールリカールブルーとも)という名称が正式のようです。ホンダのカタログには一貫してフェニックスブルーの記載ですが、パーツリストではポールリカードブルー。何故?
名前が3つも分かれている理由は判りません(^-^;
S2000typeS専用色のアペックスブルーパールや、FK8後期に設定されたブーストブルーS660のプレミアムビーチブルーパール等が専用色として用意された事を考えると、ホンダは明るい青色が好きなようです。
NSXが選択できる青色の中で、唯一のソリッドカラーです。


ネットで見てもベースグレードでは殆ど見かけず、タイプSの色というイメージが強いです。
タイプSの価格も訳の分からない事になっています。
カスタムオーダープラン専用色としての設定しかない為、希少価値が高いです。他車種にも採用はありません。
※マスダオート フルハウス様より引用
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1999年9月に、標準色として青紫色のサーキットブルーパール(B501P)が設定されました。
NSX専用色です(インサイトにもあった?確認出来ず)。
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採用は2001年11月までと期間が短く、この3年間は全グレード併せても200台に満たない生産数。
NSXを求める多くの方が赤、銀、黒を選ぶ中、白や黄色と張り合って、尚且つモンテカルロブルーパールと悩んで敢えてサーキットブルーパールを発注する方は、もはや相当のマニアしかおらず、かなり希少カラーです。
中古車検索や専門店の販売履歴に載っているのも殆ど見た事がなく、ある意味お金を積んでも買えない純正色となっています。
ちなみにエンブレムは2021年1月現在も取り扱っていますので、色の実物を見る事は可能です。
※マスダオート フルハウス様より引用
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2001年12月に、鮮やかなロングビーチブルーパール(B510P)が登場します。
後期型カスタムオーダープラン専用色で、別途50万円を要します。
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ホンダWEBサイト上では、熱い思いで相当に力を入れて開発した旨が記載されており、当時NSX-Rをカスタムオーダーした際に設定された例を見かけます。
同記事では、2002年~2005年で88台がラインオフされたとありますが、同期間で849台が生産された北米のアキュラNSXの話です。
記事内のいう「ホンダらしく不人気色をあえて復活させた」のではなく、NSXにとって特別なカラーであった為にオマージュしたのだと思います。
日本では、全グレード全色併せて2002年~2005年で260台程しか作られていないので、オプションカラーで別途50万円するとは思えない程の人気カラーだと思います。
希少ではありますが、個体自体は取り扱いがそこそこあり、予算があれば手に入れる事が出来るでしょう。
ミッションやグレードにもよりますが、殆どが価格応談。推測ですが、1,500~3,500万円程で購入できるでしょう(国家予算並)。
直接関係ないですが、当時放送していた仮面ライダー555の敵が乗ってくる車両としてロングビーチブルーパールのNSXがチラっと登場します(別話でS2000も出ます)。
※マスダオート フルハウス様より引用
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③選べる色が多すぎた
NSXの人気カラーは、赤、銀、黒である事は既に述べました。
特にレアなカラーは、Googleで検索しても姿すら出てきません。
赤いNSXが好きと言っても、フォーミュラーレッド、ニューフォーミュラーレッド、クランベリーレッドパール、ルマンレッド、モンツァレッドパールと多種多様に分かれています。

NSXnet.com様の画像を加工
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グレードとカラーの組み合わせの中には、選択できるにも関わらず一台も製作されなかったものもあるようです。
前述までの事情も併せて、様々なカラーバリエーションがある程、欲しい青色と遭遇出来る確率が減るという事です。
つまるところ、NSXに於いては純正の青色は全て希少なのです。


青いボディカラーのNSXを手に入れる手段は…
①業者に全塗装またはラッピングを依頼する。
②DIYで塗る、ラッピングする。
③出品されるまで待つ


①についてですが、欲しい色を手に入れる一番近道な手段だと思います。
NSXは年式が古い為、全塗装された例は多く、本体自体の希少性から売買価格の影響を受けにくいようです。
通常、エンジンルーム内を塗装するには困難ですから、元色を考えると黒か銀色辺りでしょうか。
中古車検索で見かけた黒いNSXは、エンジンルームが真っ赤でした…(^-^;
問題点は、80~100万円程度の予算は別途見ておく必要がある事。
予算に限りがあるので、本体の価格は抑えなければならない。
内燃機関や足回りのメンテならともかく、外装の塗装だけにそんな費用を投資する意味があるのか?という疑問が湧きます。
また、分解する際に色々なパーツが古くて再利用不可の場合、見積外の費用が多く出てくる事が予想されます。
長く乗ってきた相棒や長年憧れた車両に行うならまだしも、まだ乗ってもない高額な車両に、最初からそこまで考えて買うのは厳しいでしょう。
業者によるラッピングは、全塗装よりも維持に気を使いそうです。値段も全塗装と大差は無いか高いようで、選択肢には入りません。


②についてですが、DIYで外装を塗装・またはラッピングするには、道具や部材はもちろんですが、広い敷地や保管場所が必要となるでしょう。一朝一夕で出来るものではありません。
さらに、知識と技術と根気とやる気がなければ、やらなければ良かったというくらいの損害が出る恐れが強いです。
私には1つも条件が揃いませんので、諦めます。


③についてですが、前述のように出品自体が貴重です。
かろうじてモンテカルロブルーパールが出るかも?という具合です。
好みに順位をつけるなら「①ロングビーチブルーパール、②モンテカルロブルーパール、③フェニックスブルー、④サーキットブルーパール」というように思っていました。
特にモンテカルロブルーパールは、私の86に近い色なので親近感があります。

NSXの青色について、だいぶマニアな話をしてしまいました。
青いボディカラーの事は大体わかりました。
Posted at 2021/01/17 19:23:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | NSX | クルマ

プロフィール

「3Dプリンター技術等を使った、古いホンダ車の互換部品製造とNSX向けの新レストアサービスについて
https://global.honda/jp/news/2025/c250617.html
何シテル?   06/17 13:32
青い86/NSX/S2000と言えばこのヒト…というのを目標に、ブルーの86/NSX/S20000で楽しんでいければと思っています。 無言フォロー歓迎です...

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