11月12日に行われた岡山国際サーキットでの2輪の地方選手権の第7戦のレポートです。
開催クラスが、ST600の地方選手権、GP125の地方選手権とウエストチャレンジカップ、JSB1000のウエストチャレンジカップの3クラス。
と、カートの3時間耐久です。
予選は8時から、ST600、GP125、JSB100の順で、各15分ずつ行われました。
いつもは10分間なので、ちょっと長く感じます。
ST600は台数も多く、いつもハラハラです・・・。
いくつかの転倒などはあったようですが、無事に全ての予選が終了。
続いて、カートのフリー走行が25分間行われました。
カートは、予選がありません。決勝のグリッドは、くじ引きで決定するそうです。
カートは、2人~6人までが1チームとなり3時間での耐久レースなのですが、2人~4人という状態だったようです。
岡山国際サーキットでの今年最後の耐久レースになりますね。
さて、決勝ですが、ST600から。
定刻通りの10時10分に37台で10周のレーススタート!
しかし、台数も多いこともあり、序盤から各コーナーで転倒が相次ぐ展開。
そして、5周が終了したところで、2コーナーを立ち上がったことろで、多重クラッシュが発生して、ライダーとマシンがコース上に残ったために、赤旗提示となりました・・・。
コース上のライダーを救急車でメディカルセンターへ搬送、マシンを回収車で回収し、コース清掃も終わったので、レース再開となるところですが、何故だか管制室の指示がうまくいかなくて、バタバタとする状態でした。
レース中の赤旗では、その後の対応が3種類に分かれています。
今回は、レース中盤での赤旗ということで、2ヒート制となりました。
赤旗前の5周のレースを第一ヒートとし、5周のレースを第二ヒートそして行い、合算タイムで競うことになります。
第二ヒートは、大きな事故も無く無事に終了。
トップのライダーが独走のトップチェッカーでした。
しかし、この時点でタイムスケジュールからは50分の遅れが・・・。
先週のモトルネに引き続き、日没との勝負になりそうな予感。
ここからは、タイムスケジュールは、巻けるところはどんどん巻いていきます。
ということで、オフィシャルはバタバタ・・・。
続いては、GP125の10周のレースが27台で行われました。
こちらも熱いバトルが繰り広げられました。特に2位争いが数台でのバトルとなり、ヒヤヒヤドキドキでした!!
そんな中、2周目の2コーナーで転倒事故が発生。赤旗にはなりませんでしたが、無線の状況だとライダーが大怪我をしている模様・・・。
ライダーの容態は分からないのですが、次のレース前にドクターヘリがやってきていました・・・。
レースは、トップのライダーが危なげなく優勝しました。
そして、2輪の最後の決勝レースで、JSB1000。
台数は10台とちょっと寂しいですが、15周のレーススタートです。
この時点で、40分遅れ・・・。
レースは、特に問題なく終了しました。
(記憶が乏しくて、レース状況が思い出せません。ごめんさない・・・。)
昼食タイムをはさんで、カートの3時間耐久です。
ここが恐ろしいところで、このお昼時間を最大限に削って、カートは何とタイムスケジュール通りに戻りました!!
今日も、弁当をガツガツ食べて休憩終わり・・・。
カートは耐久レースでもスプリントレースでも、ローリングスタート形式です。
38台がエントリーされており、なかなか面白いレースになりそうな予感。
グリッドから、1周オフィシャルカーに先導されて、そのままレーススタートとなります。
そして、ここから3時間後にトップの車両がコントロールライン通過でチェッカーとなります。
3時間というと、先日のスポーツカー耐久の半分です。そう考えるとかなり気分的に楽でした・・・。
レースでは、規則でマシン回収の為に、1時間に1度はセーフティカーが導入されることになっています。
また、排気量により、給油できる量やピットストップの時間が決められており、レース展開は終わってみなければ分からない状況で、レース展開を把握するのが困難で、とても苦労しました。
コースアウトやペナルティなど、ポロポロありましたが、特に問題なく3時間経過。
後はチェッカーのみという状況だったのですが、3時間のカウントダウントとトップの車両の位置が微妙で、この周でチェッカーになるのか、もう1周できるのかがギリギリまで分からない状況!!
しかも、トップは、何台かの周回遅れと最終コーナーを立ち上がってきたために、どれがトップかも見失い失態・・・。
で、結果からいえば、トップは3時間2秒でコントロールラインを通過したので、ここでレース終了だったのですが、チェッカーが間に合わず・・・。
今年は、こんな感じが多いような・・・。
エントラントには、とっても申し訳ないのですが、規則上では、チェッカーが遅れてもトップ車両がコントロールライン通過した時点でレース終了となりますので、問題はありません・・・。
逆に、チェッカーが早めに出た場合は、チェッカーが出た時点でレース終了となってしまいます。
スケジュール通りに終わったことで、日没はセーフ・・・。
何だか、終わりが綺麗にまとまらなかったので、不完全燃焼な一日でした。
さて、今年のレースは、12月の4輪と2輪の地方選があって終了となります・・・。