2007年08月10日
8月5日に行われた西日本最大と言われている2輪のアマチュアレース「モトレボリューション」のレポートです。
とは、書いたものの、今回はいつものポストではなく、管制室でのお仕事だったので、正直、レース内容を記憶していません・・・。
ということで、管制ではどんなことをしているのかを、ちょっと書きたいと思います。
岡山国際サーキットの管制室は、コントロールタワー3階にあり、計時室を隣り合わせになっています。
コースを一望することは不可能ですが、コースに設置してあるカメラの映像が、モニターに表示されており、その映像と現場からの報告で、現場へ指示を出したりして、レースを運営していくとても大切な所です。
写真を撮り忘れたのが残念なのですが、各コーナー毎に設置されている数十台のカメラにつき、1台ずつのモニターが用意されているので、これを見ているだけで頭痛がしてきます・・・。
慣れれば、頭痛もしなくなるらしいのですが、僕はやっぱり現場がいいです。
コースにいる現場のオフィシャルとは、無線機及び直通の電話で連絡を取り合います。
また、管制からの一斉放送は、各ポストにはスピーカーが設置されていて、そこから聞こえるようになっています。
現場で転倒などの事故があれば、無線機や電話で現場から管制に報告するようになっています。
この時、大抵は、管制では既にモニターで転倒などがあったことは把握できています。
しかし、モニターでの確認なので、詳細は現場からの報告があるまでは分かりません。
バイクレースの場合、重要なのは、ライダーの状況と、コースの状況の2点になります。
車と違って、ライダーは大怪我をする可能性がとても高いですし、転倒した際にコース上にオイルなどが漏れている場合は、後続車も同じように転倒する可能性が高く、救出に向かうオフィシャル自身が危ない目に合うことも予想されます。
管制では、それらの状況を速やかに判断して、指示を出します。
管制と現場が、状況を正しく把握して、正しい判断をして行動しないと、とても危険です。
ですから、レース中は一時も気を緩めることができませんね。
管制にも色々と役割があって、現場とのやり取りをする人を下っ端に、上は各種判定をする人などがいます。
僕は、当然下っ端の役です。
レース中断の「赤旗」の指示も管制のボスが行います。
また、ペナルティなどの判定を行うのも管制の仕事です。
ペナルティにはならくても、危険行為やペナルティまがいの行為があれば、該当のライダーを呼び出して、厳重注意したりもします。
最近では、接触があると、有無を言わさずに呼び出されて、お互いの事情を聞き、判定をするようになっています。
モニターに映し出される映像は、全て録画されており、転倒などの事故や、反則行為などは、ビデオで何度も確認しています。
間違いがあってはいけませんからね。
う~ん、飲み会から帰った後に書いているので、文書がおかしいかも・・・。
ご勘弁を・・・。
中途半端な説明だったかもしれませんが、とりあえず終わります。
12日は、2輪のレースがありますが、僕はお休みして福岡に行ってきます。
12日はミニバイクの耐久レースがあるんですが、今回もエントリーが99台とか・・・。
あぁ、ミニバイクとはいえ、恐ろしい・・・。
Posted at 2007/08/10 22:40:24 | |
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