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2007年10月03日 イイね!

スーパーバイクレースin岡山 レポート

スーパーバイクレースin岡山 レポート9月29、30日に岡山国際サーキットで行われた全日本ロードレース選手権第6戦「スーパーバイクレースin岡山」のレポートです。

2輪の全日本選手権ですが、年間7戦が行われています。
JSB1000、GP250、GP125、GP-MONO、ST600の5クラスがあります。
毎年いくつかのクラスで、年間チャンピオンが決定するのですが、今年は、接戦のようで、最終戦の鈴鹿で全てのチャンピオンが決まる可能性が高いようです。
どちらにしても、1ポイントでも多くのポイントを取りたいわけですから、オフィシャルのジャッジもシビアにしなければいけません・・・。

土曜日に予選が行われたのですが、僕は仕事で行けなかったのですが、比較的スムーズに終わったようです。
JSB1000で、1台が最終コーナー1つ前のマイクナイトコーナーという右カーブがあるのですが、ここでハイサイドによる転倒が発生し、ライダーは無事だったのですが、バイクが縦回りで転がり、そのままタイヤバリアを超えて、その後ろにあるフェンスをも超えて、フェンス外側の通路にバイクが落下。
ここは、観客が歩いたり、車が通過したりするのですが、これによる怪我人はいなかったのが幸いです・・・。
しかし、フェンス越えは、岡山では初めて聞きました・・・。

日曜日は、前日の夜から降った雨で、完璧にウェット状態。
天候は回復する方向ということでしたが、午前中は乾く事はなさそうです。

決勝レース前に15分ずつのフリー走行があります。
GP-MONO、GP125、ST600、JSB1000、GP250の順で行われました。
さすがに、昨日までのドライ路面からウェット路面への変化で、転倒車両も何台かありました。

JSB1000では、Wヘアピンで転倒した1台がコース上にオイルを撒いたので、赤旗で一時中断となりました。
17分ほどの中断後、残り5分で再開。
次のGP250のフリー走行が10分遅れ、GP-MONOの決勝開始が5分遅れとなりました。

続いて、決勝です。
まずは、GP-MONOから。
10時ちょうどに、コースオープンになり、各車コースインして、グリッドに着きます。
10時5分にピット出口がクローズされ、10時10分に決勝レース5分前となります。
いつものように、サーキットクイーンが5分前のボードを提示されます。
続いて、3分前が提示され、傘持ち一人とピットクルー1人以外はグリッド上から退去となります。1分前が提示されると、エンジンスタートとなり、ライダーとオフィシャル以外の人は、グリッド上から退去。
30秒前が提示された後、10時15分に前方でグリーンフラッグが振られて、1周のウオーミングアップラップが開始となります。
路面は、まだまだ濡れています。
全車が、再度グリッドに着くと、後方でグリーンフラッグが振られます。
グリッドの前方にいる赤旗を持ったオフィシャルが退去すると、いよいよレーススタートとなります。
スタートシグナルに赤ランプが点灯し、少しの間をおいて消灯して、レーススタートです。
10周のレースですが、台数が40台と壮観です・・・。
GP-MONOは、十代の若いライダーが多いのが特徴です。
レースは、序盤からトップ1台が2位以下を離して行く展開。
トップ集団は、5、6台でしたが、徐々に転倒で台数が少なくなっていきました。
結局、優勝したライダーは、2位に6秒以上の差を付けての余裕の優勝でした。

続いて、GP125。
こちらは、荒れたサバイバルレースとなりました。
1周目の1コーナーで4台が転倒する多重クラッシュが発生。
その後も転倒が相次ぎ、18周のレースで40台がスタートしましたが、完走は24台・・・。
16台が転倒リタイヤしたことになります・・・。
レースは、序盤から4台が激しいトップ争いを展開。
しかし、最後は2台の一騎打ちとなり、最後の最後までどちらが勝つか分かりませんした。結局、0.03秒差という僅差でチェッカーとなりました。

お次は、ST600で、18周のレースです。
このクラス、地方選でも、ウエストチャレンジでも荒れることが多く、全日本でも転倒が続出する要注意クラスです・・・。
この頃から、徐々に路面が乾きつつあります。
ST600は、スリックタイヤは使えないのですが、各車晴用か雨用かで選択が分かれたようです。
レースは、序盤からトップのライダーが2位以下を大きく引き離して行きます。
数周でストレート1本分の差が付きました。
今回のレースは、転倒も少なく、スムーズに進みました。
レース中に、レコードラインはどんどん乾いていきます。
となると、前半優位だった雨用タイヤ組が徐々に順位を落としていく展開に。
最終的には、晴用タイヤ選択が正解だったように思います。
その関係か、1位と2位の差も徐々に詰まってきました。
最後は、2秒差まで詰めましたが、序盤の差が大きく、そのままトップのライダーが逃げ切りました。
僕が応援している生形選手は、晴用タイヤ選択で序盤は徐々に順位を落とす展開でしたが、後半に盛り返し、10位でチェッカーとなりました。
現在、ランキング15位で、トップ10入りも目指せる位置で、最終戦を迎えることになりました。

ここで、午前中のレースは終わりです。
ピットウォークが行われ、残り2レースです。

JSB1000ですが、14時15分から決勝レーススタート進行が始まりました。
路面は、多少濡れている個所があるものの、スリックタイヤで走れる状態です。
2輪国内最高峰のクラスになり、トップライダーも参戦していて、やはり華があります・・・。
レースは25周です。
綺麗なスタートで、序盤から4台でのトップ争いが白熱。
しかし、レース中盤でその内の1台が1コーナーで転倒リタイヤ。
トップ争いは、3台に絞られましたが、1台は徐々に後退。
最後は2台による争いに・・・。
こちらも、0.1秒差でチェッカーが出ました。
とても、見応えのあるレースでした。さずがは、最高峰クラスだけあります。
バイクのレースは、抜きつ抜かれつの展開があるから楽しいです。

そして、最後は、GP250です。
このクラスは、前戦は、他のクラスで赤旗が続出で、日没のためにレースが行われませんでしたので、5月のオートポリス以来の決勝レースとなりました。
20周でのレースとなりますが、このクラスは、台数がちょっと少なめの28台。
序盤は、3台によるトップ争いでしたが、中盤で1台が遅れ始め2台に。
しかし、徐々に、1位と2位との差も広がって行き、トップ独走状態になり、そのままチェッカーとなりました。

これで、全てのクラスが無事に終わりました。
決勝レースでは、赤旗も出ることなく、また、ペナルティも1度も出ませんでした。

天候で大きく勝敗が分かれた感じになったレースでしたが、それなりに見応えがあったと思いますし、運営も特に問題なく終われたと思います。

これで、全日本は、10月下旬に行われるスポーツカー選手権だけとなりました。
今年の残りレース数も少なくなりました・・・。
次回のオフィシャルは、10月14日の4輪の地方選になります。
Posted at 2007/10/03 23:49:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | スポーツ

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