
すっかり遅くなりましたが、3月21日、22日に岡山国際サーキットで行われたスーパーGTの開幕戦のレポートです。
記憶が薄れていますし、簡単なレポートで・・・。
今年から経費削減で、3ディから2ディに変わり、サーキット、オフィシャル、チーム、ドライバー、タイヤメーカーと、それぞれが今までとは違った感じだったように思います。
2ディになったことで、金曜日の練習走行がなくなり、土曜日の午前中に2時間の練習走行が行われた後は、午後からは予選となります。
特にデビューしたマシンやドライバーには辛いですね。
また、マシンもレギュレーションが大きく変わりました。
中でも、空力パーツの削減やパドルシフト導入など、走る上で重要な要素が多く、どのような結果が出るのかもとっても気になる開幕戦でした。
まずは、土曜日のレポートです。
今回は、2ディになったことで、サポートレースも、スーパーカートとシビックの2つだけになりました。
スーパーカートは、土曜日に決勝まで行うので、日曜日はシビックとSGTのみとなります。
まずは、スーパーカートのフリー走行15分間が、8時から行われました。
僕も参戦したいところだったのですが、全日本と重なるレースは、オフィシャル優先で・・・。
チームメイトの2人は参戦です。
15分間のインターバル後に、スーパーカートの15分間の予選が行われました。
今回は、24台のエントリーと、SGTのサポートレースとしてはちょっと少ない感じでした。
予選トップは、優勝常連のドライバーで、タイムは、1分36秒173でした。
2位のドライバーに、4秒近い大差でした・・・。
GT300が、1分31秒から33秒で周回することを考えれば、どれだけ速いか想像してもらえると思います。
コーナーリングスピードだけでいえば、スーパーカートの方が速いのではと思います。
チームメイトは、クラス1位と4位。しかし、クラス4位までは1秒以内の超僅差!!
これは、決勝で面白いバトルが見れそうでした。
あ~、走りたかった・・・。
15分のインターバル後、9時から2時間のSGT練習走行が行われました。
最初の1時間半は、GT500、GT300の混走ですが、残りの30分間は、前半の15分間がGT300の占有、後半の15分間がGT500の占有となっています。
GT500は15台、GT300が21台の計36台のエントリーでした。
レース2週間前に行われた公式テスト時には、カラーリングされたマシンは少なかったのですが、今回はどれも綺麗にカラーリングされており、気分は盛り上がってきました。
また、公式テストには出ていなかったマシンもあり、それらのマシンの走りにも注目でした。
練習走行が終われば、ピットウォークの時間です。
今回も多くの方が参加されていました。
ピットは、ギュウギュウ詰め状態の大盛況でした。
不景気でも、SGT人気は衰えていません!
しかも、日曜日は雨の予報もあり、土曜日の内にって人も多かったのかも知れません・・・。
ピットウォーク後は、スーパーカートの決勝です。
8周で行われました。
スーパーカートのレーススタートは、SGTと同様のローリングスタートとなります。
12時30分に、先頭のオフィシャルカーが先導して1周します。
オフィシャルカーがピットインしたら、先頭のカートが隊列を保ったまま先導していきます。で、メインストレート上でスタートシグナルが赤から青に変われば、レーススタート!!
速い加速で1コーナーへ突入していきます。
1周目のWヘアピンで、中段グループで接触事故が発生し、3台がコースアウト!!
1台は横転した模様でしたが、大した怪我ではなかったようです。
予選で圧倒的な速さを見せたトップのカートは、決勝でも2位以下を大きく引き離しながら周回を重ねていきます。
チームメイトの2人は、1人が1周目に単独スピンしたようで、大きく出遅れてしまった模様。
もう一人のチームメイトは、クラストップ3台での超接近戦となりました。
中盤までは、トップを死守していましたが、1台に抜かれ、終盤でさらに1台に抜かれ、3位へ転落。しかし、接近戦は変わらず、いつ順位が変わるか分からない展開でした・・・。
しかし、チェッカー時までに順位は変わらず、3台が縦に並ぶ感じでチェッカーを受けました。1位から3位のタイム差は、わずか0.3秒!!
チームメイトは、悔しさ100倍でしたが、面白い展開で見ていて楽しかったです!!
総合トップは、2位に25秒の大差で圧勝でした・・・。
続いては、SGTの予選と、スーパーラップ、シビックの予選が行われましたが、そのレポートは、その2へ・・・。