
国内の2輪レースの最高峰が、今年も岡山にやってきました。
全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦です。
知らない人も多いのですが、JSB1000というクラスは文部科学大臣杯なんですよね・・・。
土曜に予選が行われました。
が、仕事が休めずに日曜だけのオフィシャル参加でした。
4輪よりも2輪のレースの方が好きなので、かなり残念・・・。
開催クラスは、JSB1000、GP250、GP125、ST600、GP-MONOの5クラスです。
予選では天候もよく、JSB1000、ST600でコースレコードが更新されました。
JSB1000クラスが一番速くて、1分29秒631でした。
レポートは、決勝日からですが、日曜も好天でレース日和!!
いいバトルが期待できそうです。
全てのレース日の朝には、オフィシャルミィーティングが行われるのですが、そこでサプライズが!!
ライダーで構成されている選手会のライダー数人が挨拶にいぇってきました。
ライダーがバトルができるのはオフィシャルの皆さんの的確な指示があって初めてできることであり・・・みたいな話をされてました。
2輪でも4輪でも、選手の人たちとこういった感じで対面するのは初めてで、とてもいい経験ができましたし、励みにもなりましたね。
まずは、8時から順番に15分間のウォーミングアップランが行われました。
GP125、ST600、JSB1000、GP250の順で行われましたが、結構転倒があり、数名が怪我をした模様で、決勝の出場が危ぶまれます。
9時45分からGP-MONOクラスのスタート進行が始まりました。
5分間ピット出口がオープンされて、グリッドに付くことができます。
台数は、ちょっと少なめの20台。
ピット出口が閉鎖されてから5分後にスタート5分前となり、サーキットクイーンが5分前ボードを提示します。
ですから、スタート進行が始まって15分後にレーススタートになります。
3分前、1分前、30秒前とボードが提示されていきますが、1分前でエンジン始動。
10時になると、ファルケンタワーでグリーンフラッグが振られて、1周のウォーミングアップラップが始まります。
全車がグリッドに付くと、後方でグリーンフラッグが振られて、スタートシグナルに赤が点灯後、消灯でレーススタートです。
スタートの手順は、いつもの地方選と変わりありません。
さずがは、全日本のライダー達です。綺麗なスタートでした。
GP-MONOクラスは、中学生、高校生のライダーもいます。
10周のレースでしたが、特に問題なくレース終了です。
で、今回地方選と大きく変わっているのが、チェッカーフラッグの提示位置です。
2輪は規則で、チェッカーフラッグはライダーの視線の高さで提示すると定められています。
しかし、地方選や、過去の全日本では、いつものようにファルケンタワーとファルケンタワーの真下(コース脇)の2箇所で提示していました。
今回は、コース脇だけで降ることにしました。
で、どうせ振るなら、コース脇ではなく、ややコース中央より(コースの1/3くらいでしょうか)で提示しようということになりました。
しかし、やや危険でもありますので、要注意ということで・・・。
見た目には、これはメチャクチャカッコいいです!!
今回は、残念ながら僕はチェッカーを振っていませんが、来年こそは!!
レースは、トップ3台が激しい争いで面白かったですね。
13歳のライダーが3位に入っていました。
続いて、若手とベテランが激しく争っているGP125クラスの決勝です。
しかし、今年はあるライダーの活躍で、最終戦を残して年間チャンピオンが決まるかって状態です。
そのライダーは、若干14歳の中学3年生。ここまでの5戦は全て優勝の今後が期待されているライダーです。
今回も、ポールからのレーススタートとなります。
10時45分にピット出口オープンで各車グリッドへ。
予選8番手のグリッドが空いています。GP125では何度も年間チャンピオンになっているベテランのライダーが朝の走行で転倒して怪我をしたようで、決勝は欠場のようです。
こちらのクラスも中学生、高校生のライダーが数人参戦していますが、ベタラン勢は40代なので、親子程の年齢差のライダー達でのレース状態です。
38台が並ぶグリッドは、さすが全日本という感じで華やかでいいですね。
11時にウォ-ミングアップラップがスタートして、同じ手順で18周の決勝レーススタートです。
こちらもスタートは綺麗でした。
しかし、モスエスを過ぎた辺りで何台かが転倒した模様。
過去数年のGP125といえば、毎周トップが入れ替わるほどの白熱したバトルだったのですが、今回はトップ集団は数台で、順位もあまり入れ替わることなく周回数を重ねます。
終盤は、1位と2位が争っているようにも見えましたが、14歳のライダーがトップでチェッカー!!
年間チャンピオン確定です。来年は、世界でしょうか?
続いて、一番熱いと言っても過言ではないST600クラスです。
地方選でも、かなり激しいレース展開になり、観ていて面白いレースです。
GP125の暫定表彰式が長引いたので、数分遅れてのスタート進行となりました。
18周のレーススタートです。スタートでは特にトラブルもなく、綺麗なスタートでした。さすがは、全日本のライダー達です。
レースは、各コーナーで転倒が相次ぐ荒れた展開です。
特にアトウッドとヘアピンでの転倒が多いようです。
1位と2位のライダーがトップを奪い合いながらのレースが続き、最終的はポールのライダーがトップチェッカー。
このライダー5戦中3勝しているのですが、2レースはリタイヤなので、ランキングでは4番手だったりします。
これで、午前中のレースは終わりです。
お昼のイベントと、午後からのレースは、、後日にします。