
この日のタイムスケジュールは、簡単!!
スポーツカー耐久のフリー走行が、8時から30分間。
その後、クラシックカー耐久の決勝が9時から25分間。
そして、11時からスポーツカー耐久の決勝です。
スポーツカー耐久は、1000キロか6時間の早くに到達した方で、チェッカーが出ますが、昨日のタイムから判断しても、6時間なのは間違いないです。
ということは、チェッカーは17時を過ぎて順位がトップの車両が通過した時点となります。
フリー走行では、5台が昨日のドライバーズ予選でタイムをクリアできませんでしたので、このフリー走行で決勝を走れるかの判断がなされることになりました。
一斉に、全車がコースインです。
やっぱり、ザイテックとクラージュが圧倒的に速いです。
速度差があり過ぎて、直線はまだしも、コーナーは見ている方がヒヤヒヤ・・・。
このヒヤヒヤ感は、スーパーGT以上かも。
特にトラブルもなく、終了。
そして、全車が決勝レースに出れることになりました!!
続いて、クラシックカー耐久の決勝です。
こちらは、25分間でのレースとなりますが、車両によって、車両係数が決まっていて、タイムに加算されるようになっています。
なので、見た目の順位と多少前後することがあるようです。
こちらも、心配したマシントラブルも特になく、無事に終了!!
チェッカー後は、いつもは待機場所から手を振るだけのオフィシャルも、この日は、旗を振ったり、コース脇まで出ての旗振りの許可が出ていたので、いつもより華やかに感じました。
9時35分からは、ピットウォークです。
いつもは、お昼時間なので、かなりおかしい感じでした・・・。
10時30分から、スポーツカー耐久決勝のスタート進行開始です。
まずは、コースインして、グリッドに着きます。
1台が、マシントラブルでピットインしました。
そして、選手紹介などがあって、先ほどの1台を除く19台で、11時にフォーメーションラップスタートです。
ローリングスタートですので、先導車が1周先導して、シグナルが赤から青に変わればスタートです。
台数が少ないとはいえ、未経験の6時間ですから、何が起こるか分かりません。
期待あり、不安ありの決勝レーススタートです。
スタートでは、特に問題なく、全車綺麗にスタートしていきましたが、1コーナーでコースアウトがあった模様。しかし、詳しいことは分からず。
レースは、序盤から予想通りにザイテックが後続を引き離していく展開です。
数周で、周回遅れが発生し、後はひたすらブルーフラッグを振るばかり・・・。
で、30分程経過した時点で、トップを独走中のサイテックが燃料補給でピットイン。しかし、なかなかピットアウトせずにそのままガレージ内へ。
ザイテック、クラージュともに、圧倒的速さでありながら、過去の2戦はいづれもリタイアしていますので、早くも嫌な予感。
修復にかなり手間取ったようですが、数十分後にレース復帰。
しかし、数周後に1コーナー手前で停止。
ドライバーとスタッフが無線で何やら話をしている模様で、何とかコース復帰。
この間、クラージュがトップを快走!!
僕らも、30分毎に役割と休憩をローテーションさせながら、頑張りました。
途中、コースアウトやスピンなどもありましたが、大きな事故もなく、順調に時間が消化されていきました。
さすがに6時間ともなると、マシントラブルも続出しますね。
中には、シフトレバーが折れた車両もあったようですよ。
16時を過ぎて、徐々に薄暗くなり始めます。
この頃は、クラージュが独走状態で、ややペースを落としていたようにも感じましたが、ザイテックが強烈な追い上げ中でした。
走行している車両で、最も速いので、間違ってブルーフラッグを振っちゃうこともありました・・・。フルーフラッグは、周回遅れに対してのみ提示なので。
そして、6時間が経過して、いよいよチェッカーです。
最終コーナーからトップのクラージュがやってきました。
チェッカーを構える!!
しかし、クラージュはメインストレート真ん中辺りで、速度を落とし、ついには停止!!
「え~!マジ!?」なんて焦りましたが、どうやらチームスタッフの前で一時停止した模様。
ちょっと間の空いたチェッカーになってしまい、かっこ悪かったかも。
せっかくの薄暗い中でのチェッカーだったのに・・・。
結局、13台が完走扱い。
6時間耐久は、厳しいですね。
オフィシャルも疲れました・・・。
暑くもなく、寒くもない天候に助けられたところもありますね。
それなりの充実感もありました!!
来年も開催されるそうで、来年はもっと盛り上がるように期待したいです。