
さて、遅くなりましたが、決勝のレポートです。
早速、旧型Vitzから・・・。
10時にスタート進行開始となり、全車がピットから出てコースインして行きます。
コースを1周したら、スターティンググリッドに付きます。
路面は、ドライ部分が多くなってきましたが、まだまだウエットです。
10時5分にピット出口が閉鎖されましたが、今回は全ての車両が問題なくグリッドに並んでいます。
Vitzレースに参戦されている方は30代40代が大半なのも特徴の一つでしょうかね。
選手紹介などが行われる中、10時10分にレーススタート5分前のボードが岡山国際サーキットクイーンによって提示されます。
過去に見たことのないサーキットクイーンの方でした・・・。
そして、3分前となり、グリッド上にいるピットクルーもピットに戻ります。
1分前でエンジンスタート。
Vitzは、ナンバー付き車両なので、ほんと静かなんですよね。エンジン始動しても、気付かない位・・・。
30秒前が提示されると、前方のファルケンタワーでグリーンフラッグが振られて、1周のフォーメーションラップが開始となります。
各車、タイヤを入念に暖めていて、ジグザグ運転してましたね。
全ての車両が再びグリッドに整列すると、後方でグリーンフラッグが振られて、スタート準備OKとなります。
ファルケンタワーで、5秒前ボードが提示されて、スタートシグナルが赤が点灯し、消灯すればレーススタート!!
2番手の車両が出遅れて、後続がギリギリでかわしながらのドキドキスタートでしたが、トラブルなくてよかったです。
この辺りは、Vitzの速度が遅いのが幸いしたのかも知れませんね。
レースは、上位2台が後続を離していく展開。
特にスピンやコースアウトなどもなく、10周のレースはチェッカーとなりました。
どの車両も、レース中のベストラップが、9周目、10周目に出ていたのを見ても、路面は乾きつつあるのが分かります。
続いてのレースは、F4なのですがその前に、今回は普段は平日にしか行われていない岡山国際サーキット主催の走行会である「ウイークディパワーズ」の1回目の走行が行われました。
スカイラインGT-RからスズキのKeiまでの30台弱が走行していました。
何台かはスピンやコースアウトしていたようですが・・・。
11時40分に、F4のレーススタート進行開始です。
全車グリッドに付き、選手紹介が行われていきます。
台数が12台と寂しいです。
このF4は、西日本シリーズとして行われており、岡山国際サーキットと鈴鹿サーキットでのシリーズ戦です。そして、今年の第1戦となります。
コースは、多少濡れている箇所もありましたが、全ての車両がドライタイヤとなっていました。
F4注目は、カーナンバー31で、21歳の今後が期待されるドライバーです。
11時55分にフォーメーションラップが開始され、15周の決勝レースが、いよいよスタートとなります。
Vitzと比べると、速度も音量も全く異なります・・・。
レースは、そんな31を先頭に2台がトップ争いを繰り広げる展開。
しかし、なかなか順位に変動はありません。
カーナンバー31が逃げ切り、優勝!!
残るは、2時間耐久レースですが、WPの2本目の走行がまず行われました。
13時15分に、コースイン開始となり、全ての車両がコースインしていきました。
耐久レースは、通常のスタートとの違い、ローリングスタートとなります。
ローリングスタートの場合は、予選トップがIN側になりますので、通常の2番グリッド位置が予選トップとなります。
そして、13時30分にローリングラップスタートとなり、オフィシャルカーが先導して行きます。
途中までは1列のままで走行しているんですが、パドック裏の短いストレートから隊列を2列に整えます。
2列のまま走行して、問題なしと競技長が判断すれば、オフィシャルカーはピットインします。
そのままの隊列で、最終コーナーを走行してきて、シグナルが赤から緑に変わればレーススタートとなります。
スタートは問題なく、綺麗なスタートでした。
ここから、2時間後に先頭の車両からチェッカーとなります。
レースは、S2000とポルシェが車両の違いからも分かるように、レースをリードして行きます。
ルールとしては、最低2度の燃料補給を伴うピットインが義務となっていて、燃料補給の時間は2分間以上となっていて、燃料補給開始から2分間はその他の作業は
一切できません。例えば、燃料補給が1分で終わったとしたら、残りの1分はただ待つのみ。また、燃料補給が2分以上になる場合でも、燃料補給中は他の一切の作業は禁止されています。
特にトラブルもなく、順調のレースは進んで行きましたが、3台は、ピットレーンでの速度違反でペナルティを受けました。
サーキットでは、コース以外では最高速度が決められています。
ピットレーンは60キロです。
耐久レースなので、途中の順位などはとても分かりづらくて、オフィシャルは大変です。
そんな中でも、各クラス毎にブルーフラッグを提示しなければいけないので、ひとときも気を抜くことができません・・・。
で、結局、S2000が2位に1周以上の差を付けて、レースも終わりに近付いていました。
順調なペースだと、残り2周でチェッカーかと思われていましたが、トップのS2000が突然のペースダウン!?
理由は分かりませんが、このままでは、この周がファイナルラップになりそうです。が、この前のSGTの事もありますし、2位の車両の位置も気になります。
S2000は、ペースは落ちているものの、止まる気配も無く、最終コーナー手前で、レース開始から2時間が経過。
そして、そのままS2000がチェッカーを受けて、レース終了。
こういうギリギリの時間でのチェッカーは、ドキドキします・・・。
何にしても、無事に終わって良かったです・・・。
次回は、いよいよSuperGTになります。
どんなレースになるんでしょうねぇ~。
僕としては、天候が一番気になりますね。
桜の時期は、雨も多いですからね・・・。