
6月22日の岡山国際サーキットで行われた2輪の地方選のレポートです。
この日は、梅雨の真っただ中で、予報では、午前中は雨で、午後から曇り・・・。
予選は、小雨が降っている状況で始まりました。
今回の開催クラスは、GP125&GP-MONO、OPEN、ST600、JSB1000、ミニバイク60分耐久でした。
小さなバイクから大きなバイクまで幅広いです・・・。
しかも、転倒率が高い上に、ウェット路面。荒れた一日になりそうな予感・・・。
7時50分から各10分間の予選が行われます。
OPENとJSB1000は20台に達していなくて、ちょっと寂しいのですが、他のクラスは大盛況でした!!
ミニバイクは、台数が多い関係からか、予選は15分で行われました。
2クラスに分けての開催でしたが、各80台超!!
いくらミニバイクとはいえ、コースに隙間ができないほどです・・・。
このミニバイク、3月にはスプリントレースが行われ、今回が60分耐久で、8月に90分耐久、12月に120分耐久と、徐々にレース距離が長くなります・・・。
GP-125&GP-MONO、ミニバイクは、小学生、中学生ライダーの参加があるのも特徴ですね。
最年少は9歳でしたよ。
このクラスは、やっぱり体重の軽いのは優位ですしね。
予選は、それほどの転倒もなかったのですが、雨も降ったり止んだりで、路面状況はほとんど変わらなかったのが良かったのかも知れませんね~。
決勝レースは、午前中が、GP125&GP-MONO、OPEN、ST600の3クラス、午後からは、JSB1000、ミニバイク(2レース)の3クラス。
まずは、GP125&GO-MONO。
10時5分の定刻通りに、ピット出口がオープンとなり、サイティングラップが始まりました。
コースを1周して、自分のグリッドに付きます。
もちろん、全車、ウェット用タイヤです。
10時10分にピット出口がクローズされ、レース開始5分前ボードがサーキットクィーンによって、提示されます。
雨は、降ったり止んだりですが、レースが始まる前になると、降り出すといった感じ。
でも、それほど多くの雨量ではないので、路面状況はあまり変わらなかったです。
10時15分に、前方でグリーンフラッグが振られて、1周のウォーミングアップラップが開始されました。
ウェットのレースは、ライダーは当然でしょうけど、オフィシャルもいつも以上に緊張します・・・。
特にスタートの瞬間と1周目は、緊張度はいつもの倍以上です。
全車が再びグリッドに付くと、後方でグリーンフラッグが振られて、レーススタートに備えます。
前方のシグナルに、赤ランプが点灯し、消灯となったらレーススタートです。
ちなみに、消灯までの時間は、2秒から5秒と規則で決まっています。
全車、綺麗なスタートで、フライングスタートはなかった模様。
30台で10周のレースが始まりました。
ウェットレースは、経験の差が出るのか、いつものように接戦が展開されずに、徐々に1台1台の間隔が長くなっていきます。
そんな中、トップを単独で快走中だったライダーが、4周目の最終コーナーで痛恨の転倒を喫してしまいました。
中盤、いくつかのコーナーで転倒が発生しましたが、変わってトップに立ったライダーは、後続に30秒以上の大差を付けて優勝となりました。
続いて、OPEN。
こちらは、10台で10周のレースです。
11時10分にウォーミングアップラップが行われて、シグナル赤ランプ点灯から消灯でレーススタート!!
こちらは、トップ2台がデッドヒートを繰り広げました。
なかなか見応えのある展開で、10周のレースもあっという間でした。
ファイナルラップに入ってもバトルは展開されていましたが、最後は1秒ちょっとの差でチェッカーとなりました。
お次は、ST600。
地方選のST600なんですが、39台と相変わらずの人気ぶりです。
しかし、台数が多い上に、速度は速いので、正直、オフィシャル泣かせです。
逆に言えば、見応えは抜群です。
やはり、気になるのは、スタートです。
この日、一番の緊張でした。
スタートは、綺麗なスタートで、全車1コーナーへ突入していきます。
10周のレースです。
レース前半は、いつもの通り、どこでもバトル状態。
しかし、路面が濡れているので、いつもよりもちょっと大人しめ・・・。
レースは、上位4台が争っていましたが、後半は、2台が遅れ始めて、最後は2台での一騎打ち。
最後は、0.4秒差のチェッカーとなりました。
ここで、お昼休み。
この天気で、定刻通りに終われたのは、ちょっとビックリです。
雨だと転倒車両が続出して、回収などに時間が掛かったりと、進行が遅れるパターンが多いんですよね。
朝からずっとカッパを着ていたので、蒸れて、服がビショビショです。
しばし、カッパから解放・・・。
一日もカッパを着るとなると、やはり安物のカッパではダメですね。
僕は、ちょっとだけ高いカッパを使っていますが、ゴアテックスのカッパが欲しいなぁ~。
午後のレースです。
JSB1000です。
13時15分からサイティングラップ、13時25分からウォーミングアップラップが開始されました。
14台で15周のレースです。
この頃は、雨は降っていなくて、路面は乾きつつありました。
このレース中にも、徐々にレコードラインは乾きつつありました。
そんな中、予選ではトップから10秒差の11位だったライダーが、レース中盤から猛追!!
あっという間にトップに立ち、そのまま逃げ切って、余裕のトップチェッカーでした。
チェッカーを受ける前には、ウィリーする余裕・・・。
ミニバイクのレポートですが、後日にします・・・。