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2022年12月08日

オータキ1/48大戦中の戦闘機 その1

約40年ぶりの1/48キット、その第一弾4機が完成しました。
いまは亡きオータキの、旧日本海軍の零戦、雷電と、旧日本陸軍の隼、鍾馗です。
当時のプラモデルシリーズ発売順序の常で、有名機ほど先に発売されており、当然、零戦と隼がトップバッターでした。反面、当時はまだキットの品質が急激に良くなって行く時代だったので、そのように先に発売されるキット=有名機ほどキットの出来が悪い、と言うのが決まりでした。
なのでこのシリーズも同様で、雷電と鍾馗に比べると零戦と隼はキットのタッチがちょっと古く感じました。
とは言え、当時の水準を飛びぬけた良質なシリーズだった痕跡は今でも充分感じられ、コクピット内部やエンジンなどのディテールではアッサリ感があるものの、フォルムや表面の筋彫り、リベットなどは今でも充分楽しめました。
製作はそんなキットをそのままほぼストレート組み、いつもの1/72と同様、プロペラが軽く回るようにすることと紙創りのシートベルトを入れ、機銃を金属パーツに、ピトー管を真鍮線+真鍮パイプにしただけです。
塗装は鍾馗のみガイアのブライトシルバーで、他はクレオスのラッカーです。上下面の塗り分けはいつもはマスキングして塗り分けるのですが、今回は翼面のみマスキングして胴体はフリーハンドで吹いてやりました。このスケールになるとちょうど良いボケ具合になっていいですね。
デカールはいずれもキット純正、40年前のデカールなので崩壊することを覚悟して使ってみましたが、意外にも全て普通に貼ることができました。面白いと思ったのは鍾馗のデカール、日の丸の赤に白の下塗りがないので、スミ入れしたリベットや筋彫りが透けて見えます。これはこれでアリかも。逆に隼では日の丸の下のシルバリングが見えてしまいましたが。
今回は1/48なのでいつもは張らないアンテナ線を張ってみましたが、これがるとモデルがグッと引き立ちますね。1/72でも収納の苦労がなければ張ってみたいと思いました。
小型機から大型機まで同一スケールで揃えたいので1/72は外せませんが、たまにはこのスケールで気分転換と完成後のボリュームを味わうのも楽しいですね。とりあえずは、オータキキットの完成コンプリートをぼちぼち目指します。
PS.撮った写真を見ていて気が付きました。隼の排気管取付と鍾馗の排気管内部の塗装を忘れてる、やっておきます。

零戦52型丙
おそらくこのシリーズのトップバッターだったと思います。なので操縦席の座面に盛大な凸があったりエンジンのモールドが大雑把だったり、キャノピーの枠がパーツの内側にモールドされていたりと、それ以前のキットのレベルから抜け切れていない面もあります。しかし機体表面のモールド表現などはよく頑張っていて、スミ入れの遣り甲斐がありました。


隼2型
おそらく零戦と同時発売くらいだったんじゃないかと思います。なので操縦席、エンジン(零戦と同じ栄)、キャノピーの状態は零戦と同じでした。さらに、組み立てが不味かったのでしょう、胴体がねじれてしまっています。


雷電21型
零戦&隼の次に発売されたと思います。が、ほぼ同時期にタミヤから同スケールの雷電がリリースされたため、こちらは見向きもしなかった記憶があります。
とは言え今回作ってみたら、さすがにタミヤ製には及ばないものの、機体表面のリベット表現など、好き嫌いはあるモノのこれはこれで面白いと思いました。
ただ、これはキットのせいではないですが、雷電の胴体マークのデカールって貼り難いですね。以前作ったSwordの1/72もそうだったんですが、球の一部みたいな三次元曲面なので、必ず周囲のどこかが浮き上がってしまい、抑え込むのにひと苦労します。


鍾馗2型
今回の4機の中では一番後発だったんじゃないかなぁ? 雷電よりさらに繊細なモールドになっています。当時はパッケージの「ショーキ」と言うカタカナ表記にドン引きしていた記憶があります。
今回作ってみたら、塗色が違うこともあって4機の中では一番楽しめたような。
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Posted at 2022/12/08 12:18:54

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この記事へのコメント

2023年1月11日 17:30
昨年はお世話になりました(’-’*)♪
今年も宜しくお願いします(*^▽^*)

オータキというプラモメーカーがあったのですね😮
今回は、神零戦(マーキングから勝手に呼んでます)と薄めの隼と銀鍾馗と雷電ですか😆
しかも、352空の稲妻2本雷電を新年早々に拝めるとは(*≧∀≦*)新年早々、興奮し過ぎて昇天しました(笑)
37番機とは何方の乗機なんでしょう?

双胴機とF-2の記事も拝見しました♪
ヴァンパイアとヴェノムは偽P-38ですね(^w^)
F-2はキャノピのスッキリとしたA型が好きですが、たまに見かける真っ白F-2と、まれに見かけるお腹の白い個体はA型でしたっけ?
コメントへの返答
2023年1月11日 18:01
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

オータキ(オオタキ)1960~1986年まで存在したメーカーです。艦船、自動車、飛行機や、珍しいところでは蒸気機関車の当時としては優れたモデルを発売していました。
雷電と言えばこのマーキングですね、パイロットが誰なのかは分かりませんが。ただ、日の丸もそうだったんですが、この機体の胴体は丸っこいのでデカールが浮いてしまって貼り難いことこの上なかったです。
デハビランドの初期のジェットが双胴機になっているのは、ジェットの排気を逃げるためだと思われますが、当然主流にはなりませんでした。と言うか、こんなデザインにしたのはデハビランドだけです。
F-2で派手な塗装の機体は岐阜基地所属の3機ですね。白地で翼端等に赤が入っているのが単座型のA型、501号機で、上面が白と青、下面が赤なのが複座型のB型、101号機、上面が明るめのブルーで下面が白なのが複座型のB型、102号機ですね。
ちなみに501と101は今、ファインモールドの新製品を製作中で、今月中には完成させたいと思っています。
2023年1月13日 12:52
お返事と教えていただき、ありがとうございます(*´ω`*)

蒸気機関車のモデルとは本当に珍しいですね🙂
潰れてしまったのが残念です…

はい、雷電と言えばこのマーキングですよね(゜∇^d)!!
稲妻1本は何だか物足りないし、ヨDのはあまり雷電らしくないです(笑)
青木さんの機番じゃなかったので何方か気になったのですが、パイロットは分からないんですね。
丸っこい雷電のデカールは貼り難いの分かります。私も雷電作ったのですが、どうにも上手くいかないので諦めてマスキングして筆塗りしました😌

レシプロはメザシやブラックウィドーがありますが、ジェットの双胴機はデハビランドだけなんですね😮

F-2の101号機は知らなかったので検索したら、素敵なカラーリングですね✨F-2の完成、楽しみにしております♪
また、良ければお手空きの際にでも腹白F-2もお願いします(*^ω人)
コメントへの返答
2023年1月13日 13:26
オータキは潰れてしまいましたが、当時のキットは現在、アリイが金型を引き継いで生産、販売しています。ただ、金型のメンテがされていないのでバリが多かったりモールドが潰れていたりしますが。なので今回の4機はオータキオリジナルのキットをネットオークションで集めました。

レシプロの双胴機と言えば他にもFw189とかGo242/244とかC-119とかノラトラとか、いろいろあるんですが、ジェットとなると他にはソ連のミヤシシチョフM-55くらいでしょうね。

お腹の白いF-2の102号機、それ用のデカール付きでキットを出してくれるよう、ファインモールドの社長に頼んでありますが、どうなりますやら。一応その気はあるみたいですが。

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「彩雲トリオ完成 http://cvw.jp/b/17175/48568494/
何シテル?   07/28 09:31
免許を取ってから中古で1台新車で4台、車検を受けることなく乗り継いできて34年前にBFレガシィに出会い、それ以来レガシィ5台を乗り継ぎ、カミさんはプレオに乗ると...

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