B-25の次、自衛隊のチヌークが2機、完成しました。陸上自衛隊のCH-47Jと、航空自衛隊のCH-47J(LR)です。
キットはCH-47Jがモノクローム、CH-47(LR)がAIRFIX+ビーバーのコンバージョンキットです。
CH-47の方はキットストレートなので、組み立てそのものはどうという事はありませんでしたが、塗色にはちょっと悩みました。
これまで作ったコブラやCH-46は自衛隊戦車色をそのまま使っていましたが、どうもそれでは色合いが違う。結果、緑はクレオス16番を、茶色は去年九六陸攻用に作った色を微調整して、それぞれ塗ってみました。
CH-47(LR)はAIRFIXのキットのスポンソンとノーズを切り取って、ビーバーのレジンパーツに交換します。とは言え、最近の3Dプリンタによる元型ではないようで、合いは全く期待できません。仮合わせをしながら削りまくって接着し、段差や隙間に瞬着を流し込んで補強してからパテで修正してやるという力技でした。塗装はこっちも、航空自衛隊カラーや米軍カラーからそれらしい色を選んで塗ってやりました。さらにこちらはデカールがビーバーオリジナルのインレタとなっており、経年劣化で全く使えなかったので、スキャンしたデータをクリアデカールにプリントすると言ういつもの手順で、自作デカール化してやりました。
一連の塗装が終わってマスキングを剥がす時、CH-47の側面窓ガラスが1枚、中に落ち込んでしまったのには参りました。余っていたクリアパーツをだましだまし付けてやりましたが、ちょっと表に出過ぎている感じで違和感が残ってしまいました。
以前作ったジョリーグリーンジャイアントやタルヘでローターの黒が目立ち過ぎた気がしたので、今回はローターブレードだけRLMのブラックグレーに
黒を足した色で塗ってみましたが、こちらはわりと良い感じになったと思っています。
左側面で目立つアンテナ線は釣りのハリスですが、そのままだと艶々で光ってしまうので薄めたつ艶消し黒を筆で軽く塗ってみたら、太さは変わらず光り具合だけ消えたようです。
完成したらCH-46よりもひと回りもふた回りも大きな機体で、寸法的にはタルヘ等より小さいけどボリューム感は上で、存在感のある2機になりました。
CH-47 陸攻自衛隊



CH-47(LR) 航空自衛隊



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Posted at
2025/02/25 08:44:08