Hs126の次、リオレ・エ・オリビエLeO.451が完成しました。
キットは半世紀以上昔のHeller製。私にとってHellerと言うと、学生時代、名古屋のタシロ模型でアルバイトをしていた時にミラージュF-1やドラケンなどが新製品として入荷し、アルバイト代を現物支給にして買いまくったことが思い出されます。しかしこのキットはそれよりも古く、油絵のような箱絵の時代のキットです。
なので元々パーツ精度はそれなりだったところへ、金型のヤレもあってパーツはバリだらけ、仮組みをすれば至るところ隙間や段差ばかりでした。でも、表面のモールドは基本凸筋ではあるものの、一部で外板の重なりを表現してあったりと、よく見ると味のあるモールドです。
バリエーションは垂直尾翼の違いで初期型と本格量産型の2種類。初期型の垂直尾翼はLeO.45と同じなのでそれにするつもりでしたが、エンジンカウリングも違うみたいでそれは断念しました。
数年前に作ったD.500/510以来、フランスの大戦機コレクションはやっと4機です。これを完成できたのでMACH2のAMIO.T354にも挑戦してみたいです。
LeO.451初期型
変な形で面積の小さい垂直尾翼を装備したタイプです。これでもLeO.45の初期型よりは大きくなっています。キットは金型がSMERに移ってからの製品で、塗装はキット指定のまま。ダークグリーンの代わりにダークアースを使っ迷彩は、他のフランス機ではあまり見かけないような。
デカールはフィルムが薄くてとても貼り易く、国産キットにも真似して欲しいくらいです。






LeO.451本格量産型
LeO.451と言えばこのフォルムが一番メジャーです。キットはハセガワがHeller製品を発売していた頃のもので、そのせいかSMERのキットよりプラの材質が固くなっていました。塗装は一般的なフランス機の迷彩を、FBのお友達から教えてもらったレシピで塗りました。
後部上方銃座の風防は昇降式のようなので、こちらは下げた状態にして、機銃も水平にしました。それにしてもこの機銃、どう見ても20mmには見えませんね
デカールはハセガワ製なのでおそらく使えないだろうと考え、プリントスケールの別売りデカールを使いました。以前トムキャットのときはビニールのようにシワシワになり全く使えなかった同社のデカールですが、今回はSMERのデカールとほぼ同じ高品質でした。






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Posted at
2025/03/25 09:23:40